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眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- まとめ

シナリオ

あるいは、愛と殺人の物語。


他人からは決して理解されない運命で結び付けられた二人の、愛の物語。
前作「Maggot baits」はクルーエルノワールADVだったけれど、今回のジャンルはロマンノワールADV。
前回よりエグみは減った分、ダークなラブラブ度はアップしました!
ジャンル「ノワール」について興味がある方は、こちらを参照ください。

1ルート4~5時間×3ルートと、シナリオ自体はかなり短め。
けれど、サスペンスアクション物としての読み応えは十分。

人を殺さないと生きていけない呪いそのものをどうにかしなきゃという視点で物語を見ると、どのルートでも中途半端に終わってしまうようにも思える。
が、主人公とヒロインの壮大なラブストーリーという視点で見れば、これで十分かな。

---

さて、「フラテルニテ」において答えの見つけられなかった問いに、このゲームは一つの回答を示してくれた。
あのゲームで提示された問いの一つは、これだ。

問:レイプされた心の傷から目を背け、現実逃避を続ける少女を救う方法とは

回答例:

「あたしね……おじさんに無理矢理やられちゃったとき、このまま死んじゃいたいって思ってたんだ」
「もうこの先、誰かから大切にしてもらう値打ちなんか何もなくなっちゃったなって……何よりあたし自身も、そんなあたしでいることがもう嫌だって」
「でも……そのおじさんを逆に殺した瞬間、あたしは自分が今までより強くて素晴らしいものになった感じがしたんだ」
「誰でも殺せる力を持ってる、強い生き物に生まれ変わったの……それで、もう一度自分を愛せるようになったんだ」


あざみは、自分が受けた傷よりさらに大きく傷をつける力があることを自覚することで、自分で自分を救っていた。
これは「力を自覚する」という点が重要であり、たとえレイプ犯が司法に裁かれたところで意味がない。
なにがなんでも自分自身の力で私刑にかける必要がある。
そうして自らの手で復讐を成し遂げることで初めて、少女の破壊された自尊心は修復されるのだ。

この回答は、これらのゲームをプレイしていない人たちには、とても非現実的で非常識な話に聞こえるかもしれない。
けれど、プレイした諸兄姉なら納得してくれるはず。
人の命は地球より重い――などと言ったりもするが、誰かを救うには人間一人の命では足りないことだってあるのだ。

テキスト

比較的シンプルで読みやすい。
同じ内容を表現を変えて繰り返すクセがあるのは、ややシツコい気がしなくもない。
けれど、プレイの間隔が空いてしまったときには親切かも。

ライターさんはlightの「シルヴァリオ・ヴァンデッタ」を書いた人らしい。
なるほど、機会があったらやってみようかなぁと思いました!

グラフィック・キャラクター

クオリティはいつもどおりのCLOCKUPです(褒め言葉)
新宿・歌舞伎町が舞台ということで、背景は実写をイラスト調にデフォルメしたもの。
少し新宿で遊んだことがある人なら、どこがどこだかすぐわかる。

そしてヒロイン・あざみは、本当に「普通」なデザインをされている。
奇抜な髪色もしてないし、髪型も普通、おっぱいも並だし、属性らしい属性がついていない。

「普通に生きるってどういうことなの? あたし、自分で全然普通に生きてると思うんだけど……」
「仲良しの女の子と遊んで、好きな男の人とエッチして、新発売のお菓子食べたり……凄く普通じゃない?」


彼女は私たちの周りにどこにでもいる、普通の女の子なのだ。
たった一つ、「狼」であることを除いて。
これがロマンノワールの魅力なのですねえ!

ちなみに、娘属性に惹かれる私のお気に入りは美玲ちゃんです。
もっと仲良くしたかったなー!

Hシーン

全29シーン。
半分以上は和姦。今回はアヘ顔とスカトロも(基本)ない。
ムリヤリとかニガテな人もあんしん!

そして、半分はあざみちゃんとのシーン。
あざみちゃんファン歓喜!
美玲ちゃんファン轟沈!!

……まぁ死姦のシーンを見たのはこのゲームが初めてなんですけどもね?
あれは誰得だったんだろうなぁ……。
まぁ女の子も最初はまだ死体ではなかったので、厳密には死姦じゃないのかもしれないけど、もはやそういう話ではない。

BGM・ムービー

最近のCLOCKUPはOPがカッコよすぎるんだよなぁ!?
Maggot baitsもすごかったけど、こっちもすばらしい。
世界観をあますことなく伝えてくれます!
パケ写にもなってる二人のキメ顔が最高ですねえ!

BGMはふつうでした。

システム

いつもどおりのCLOCKUP。
タイトル画面での一言はやっぱりカッコいい。
お気に入りはババアかな、「部屋の掃除が溜まってるよ、さっさとやっとくれ」。

総評

CLOCKUPのダークなやつ。
この会社、同じブランド名でアホな抜きゲーとハードなエロゲーを交互に出してくるあたりが謎。
たぶん阿久津亮っていう人が監督をするとガチなヤツになっちゃうっぽい?

とは言え「殺人」がテーマになっているせいでしょうがなくバイオレンスでスプラッターな展開になってしまっているだけであって、別に主人公や主要人物にそういう性癖があるからエログロシーンが出てくるわけではない。
そのあたりが、今までのゲームと少し違うところ。
これはかなり一般向けになったのではないでしょうか?

私の評価は、★3・良作です。
批評空間ベースでは、78点をつけます。
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ゲーム [★★★☆☆]
眠れぬ羊と孤独な狼

眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- 「眠れぬ羊と孤独な狼」ルート

2つのルートをクリアすると開放されるのが、グランドシナリオに当たるこのルート。
運命の分かれ道で、運命は受け入れなかったもののブルーフィルムを見せられた場合のお話の模様。

プロローグからなかなかゾクゾクさせてくる立ち上がりを見せる、アクション色の強いストーリー。
オーラスは「まぁこうなるな」状態ではあるけれど、そこに至るまでのプロセスがちょっと予想外。
っていうか、みんな無駄にあっさり死にすぎなんだよなぁ……。
しかも、ストーリーを動かすだとか誰かを守るためだとかではない、ただ単純に死ぬだけっていう。
このドライさこそがリアルなのかもしれないけど。

普通の物語の場合、主要人物が死ぬときはなんらかの役目やドラマを持ってシーンを演出する。
けれど、現実ではなんの意味もない無駄な死だって存在するし、少なくとも主人公やあざみにとっての死とはそういうものだった。
だからこそ主人公は極端に死を恐れていたわけで、あざみは躊躇なく殺すことができたのだ。

そのオーラス、エンディングは私たちが選ぶことができるのだけれど、あなたはどれが好みだったでしょうか。
私のお気に入りは、相打ちエンドかなぁ。
二人とも互いに互いが唯一の理解者だったのだから、そのどちらが欠けてもいけないような気がしてしまう。
ならばいっそ――と思ってしまうのは、私がネガティブすぎでしょうか……。
主人公が身を挺して救おうとしたあざみのエピローグがほしかったような気は、ちょっとします!

---

さて、このシナリオで私の一番のお気に入りは、ファザコン美玲ちゃんのエピソード。

幼い頃から母によって父から遠ざけられていた彼女は、父親の愛情に飢えていた。
だからこそ、彼女は父をかつてのような男稼業の舞台に立たせたいと願っていた。
それが成功したなら、彼女は父を見捨てた母を超え、父からの愛情を思うがままに受けられるはずだったのだ。
それが、大人びた彼女の、子供みたいな夢物語。

しかし、夢は夢のように、歌舞伎町の最後の物語と共にあっけなく消えて終わる。
彼女が知る初めての「圧倒的な現実」のもたらす痛みに、幼い心は耐えきれず――だから、代わりの傷を要求するのだ。

「この街にもおまえにも、夢見ていたようなことは何も起こらない。もうそのことはわかったのか?」
 美玲は少し考えるようにして、やがて苦笑しつつうなずいた。
「まだ引きずってるし、正直何日かは落ち込むんじゃないかな。でも、そのうち忘れると思うわ」


彼女の人生には「いつか」は訪れないし、願った夢も叶わない。
けれど、現実を知り、挫折を知ったからこそ、彼女は新しい一歩を踏み出そうとする。
(そして、挫折しなければ彼女が破滅することを、私たちは知っている)
こうして絶望と仲良くなり、少女は大人になっていくのだ。

「さよなら――歌舞伎町」

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ゲーム [★★★☆☆]
眠れぬ羊と孤独な狼

Fate/Kaleid Liner プリズマ☆イリヤ 7~9話

7話 勝利と逃走

イリヤの美遊レイプ未遂事件と、再び魔力を暴走させるイリヤ/対アサシン戦。

前半は、対セイバー戦後、大事を取って休んでいたイリヤと美遊のイチャイチャ日常シーン。
まぁ美遊のリアル女子小学生メイドがパーフェクトなせいで、同級生のイリヤが「ついムラムラと」してしまうのも、自然の摂理というもの。
関係ない話ですが、イリヤって週7でオナニーしてそうですよね?

ということで、今回のお気に入りはもちろん、理性をブン投げて美遊を襲うイリヤと、照れ隠し程度にしか抵抗できない美遊。
大抵の薄い本ではイリヤが受けなので、逆に新鮮!?

がらりと雰囲気の変わる後半は、対アサシン戦。
ささいなミスから窮地に陥り、死を強く意識してしまったイリヤの取った行動は。

今度は、私がなにをしたか、ちゃんと憶えていた。
思い出した。ここがどんなに恐い場所なのかを。
私がどんな世界に足を踏み入れたのかも。


8話 普通の女の子に戻ります

死の恐怖から、自分の生きるべき日常へと逃げるため、魔力を暴走させてしまったイリヤ。
無我夢中で放った力は、仲間もろとも殺してしまうほどの威力だった。
イリヤは魔術の力、そして自分が足を踏み入れた世界の恐ろしさを自覚させられたしまう。

「その……最初は正直、興味本位っていうか、面白半分だったの。でも、魔法少女なんて言っても、実際にやってることは命がけの戦いで、私はもう二回も本当に死にそうになっていて……。
 私には戦うだけの理由も、覚悟もなくて……だから、もう戦うのは嫌です……。これ以上、カード回収のお手伝いはできません……」


イリヤが本来生きるべき、平和な日常回。
今回のお気に入りは、もう成長の望みがない歳で胸が真っ平らなことに悩んでいるセラ。
アインツベルンのホムンクルスだったはずのリズとセラが普通に毎日を過ごしてるあたり、このアニメの平和さを象徴してて、私はすごく好きです!

「なんだか、これぞ日常! って感じですねえ」


――のはずなのだけれど、今までとは決定的になにかが違うことを意識せざるを得ない。
せっかく仲良くなれたはずの美遊とも、深い溝ができてしまった。
それでも、自分がいることで、さらに美遊を危険にさらしてしまうかもしれない……。
そう思ったら、イリヤはもう一歩も前へは進めなくなってしまうのだった。

「凛さんのところに戻らなくていいの?」
「はい。私のマスターはイリヤさんですからー。
 今や私とイリヤさんは一心同体、一蓮托生! 戦いがなくなっても一緒にいますよー」
「それはそれで、すごくメーワクなような……」
「あらあら、そんなこと言ってもいいんですかぁ?
 もしかしたら、魔法少女の力が必要になるときが来るかもしれませんのにー」
「……それはきっと、ないんじゃないかな」


9話 ここで終わらせる

普通の女の子に戻ったイリヤと、プリズマ☆ミユの対バーサーカー戦。
残り一枚のカードを回収するため、美遊は一人で戦いに挑む。
その相手は圧倒的なパワーと防御力、そして蘇生能力までをも持つバーサーカー。
しかし、美遊は退くことを提案した凛とルヴィアを現実世界へと戻し、一人で戦いつづける選択をする。

「美遊様、なにを……!」
「撤退はしない。すべての力をもって、今日、ここで、戦いを終わらせる!」


今回のお気に入りは、Fateシリーズ定番の例の呪文を唱えてセイバーを夢幻召喚する美遊。
詠唱シーンってアツく叫ぶかクールにキメるか、みたいなところがあるけど、美遊ちゃんの詠唱はクールにアツかったです!

「――告げる。
 汝の身は我に、汝の剣は我が手に。聖杯の寄る辺に従い、この意この理に従うならば、応えよ!」


セイバーとなった美遊は、バーサーカーと互角以上の戦いを見せる。
が、バーサーカーには蘇生するたびに耐性が付加され、戦局は厳しさを増していく。
勝機が見えない絶望的な状況に、しかし美遊は――

「この怪物、倒しようがありません……! お願いです美遊様、撤退してください! このままではいつか必ず――」
「――撤退は、しないッ!!」


控えめに言って、神回。
4話の感想に「普段クールな子が感情をあらわにするシーンが好き」と書いたけれど、今回の美遊ちゃんはちょっとアツすぎでした。
剥き出しになった感情がみんな、友達を大切に思う気持ちだったんだもの!

つまり、7話でのイリヤを冷たく拒絶したのも、イリヤをこれ以上戦わせないため。
戦うことで傷つき、壊れていくイリヤを思いやってのことだったんですね!
もー美遊ちゃんってば、いくらしゃべることがニガテっていったって、限度があるでしょう!
イリヤも私も完全に勘違いしてましたからね!?

「……ルビー!」
「はいはーい」
「――おねがい!」
「ですよねー!」

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[視聴中] アニメ
プリズマ☆イリヤ

眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- 「孤独な狼」ルート

2ルート目にクリアしたのは、「孤独な狼」ルート。
東儀衛に突きつけられた運命の分かれ道で、運命という名の呪いを否定しようとした場合のお話。

自分のためにあざみを「手に入れる」ことを決めた主人公は、東儀とは決別し、あざみと共に生きていく道を探ろうとする。
しかしそこに現れたのは、あざみの血の匂いを辿ってきた過去の亡霊だった。

今回はあざみの過去にスポットを当てた、いわば「あざみノーマルエンド」なお話。
やっぱりストーリー自体はわかりやすいし、要所要所はとっても燃える。

特に、神社での「あざみに拒絶された仁礼春彦」のシーンはお気に入り。
パターンとしては、絶望のあまり衝動的に自殺することだって考えられた。
けれど、ヤツはその衝動を内ではなく外へと向けた。
それこそが、仁礼春彦が殺人者おおかみであることの証明に他ならないのだ。

しかし、終わり方がちょっと尻切れトンボ気味。
というか、みんな自分にかけられた呪いをどうにかしようという気がないんだよなぁ。
孤独を知ってしまった狼には、その呪いこそが絆なのかもしれない。
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ゲーム [★★★☆☆]
眠れぬ羊と孤独な狼

眠れぬ羊と孤独な狼 -A Tale of Love, and Cutthroat- 「眠れぬ羊」ルート

それは、この世の誰にも殺されないという確たる自信を掴むため、誰より臆病な羊としてこの世界を生きていくため、俺が選んだたった一つの手段だった。


CLOCKUPから、またダークなヤツがきたよ!
「euphoria」「フラテルニテ」「Maggot baits」に続く、バイオレンスでスプラッターなシリーズ第4弾!

舞台は新宿・歌舞伎町。
理不尽な死に怯えるあまり殺し屋になるしかなかった「眠れぬ羊」の主人公と、本能のおもむくままに獲物を狩る「孤独な狼」であるヒロイン。
二人は災厄のような出会いを経て、ヤクザやマフィアたちの突きつけてくる圧倒的な現実に巻き込まれていく。

---

ヒロイン・あざみとの「遭遇」は、この作品の最高なシーンのひとつ。
あざみちゃんのシンプルでわかりやすい行動原理が、彼女のヤバさをまざまざと浮き彫りにしてくる。

だいたい、レイプって女の子を痛めつけたいとか、征服欲を満たしたいとか、そういう動機でするものでしょう?
なのに、主人公がしたのはただ自分が生き残るためのレイプだからね、この必死さにあざみちゃんが惚れちゃうのもわかるような気がする!

誰よりも危険で制御不能な殺人者おおかみを、エクスタシーという擬似的な死へと叩きこみ"殺す"。そうすることで、俺は俺自身が最も恐れるものを征服するのだ。


---

今回クリアしたのは、「眠れぬ羊」ルート。
東儀衛に突きつけられた運命の分かれ道で、運命という名の呪いを受け入れた場合のお話。

自分のためにあざみを「利用」することを決めた主人公は、東儀の犬として働きながらあざみを幾度となく「殺し」、安眠を貪っていく。
そんな日々を過ごすうちに、最も恐ろしい狼が東儀だったことに気づき、主人公は自らのために彼を殺そうとする。

主人公の過去にスポットを当てた、いわば「"俺"ノーマルエンド」なお話がコレ。
ストーリー自体はわかりやすいし燃えるシーンもあったけど、美玲ちゃんが……。
いや、さすがにちょっとかわいそうすぎたでしょう!?
黒髪ロングな正統派美少女がレイプされたり腹パンされたりするのは、確かにドキドキするよ?
でもさぁ、物事には加減ってものがあってね?
殺さなくてもよかったじゃない……。

それは、驚くほど突然に誰の身をも襲うのだと俺は知っている。
だから俺は、いつでもそれを恐れながら生きている。

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ゲーム [★★★☆☆]
眠れぬ羊と孤独な狼

Fate/Kaleid Liner プリズマ☆イリヤ 4~6話

4話 負けました

アバンで鏡面界に入り、OPが明けたら負けている対キャスター戦。
圧倒的な魔術と絶対的な対魔法耐性を持つ「神代の魔女っ娘」。
そんな敵を倒すには、彼女が張り巡らした砦のような魔法陣を避けて攻撃するしかない。
そのためには、空を飛んで地の利を取る必要があるのだ。

イリヤ「魔法少女って飛ぶものでしょ?」
美遊「……人は飛べません!」

完全無欠に見えた美遊の弱点、そしてイリヤが美遊に勝っている(非常にわかりやすい)例としての「空飛ぶ魔法少女」回。
二人は協力して空を飛ぶ練習をして、協力してキャスターを倒す。
戦闘シーンはなかなかに見応えアリ。

「私はイリヤスフィールのようには飛べない。魔力砲を足場にするなんて発想、私じゃ思いつきもしなかった」
「この勝利はお二人の連携がもたらしたものです。カレイドの魔法少女は二人で一つ。私は、イリヤ様は信頼に足る方だと、そう思います」
「……うん、わかってる」


今回のお気に入りは、「人は飛べない」という常識を主張している最中にヘリから突き落とされる美遊。
クールっ娘やSっ娘が慌てたり取り乱したり、感情をあらわにしているシーンっていいですよね!

5話 選択肢は2つ…?

対キャスター戦からの連戦での、対セイバー戦。
隙を突かれた凛とルヴィアがダウンさせられている状況で、選べる選択肢は二つ。
「すぐに敵を倒す」か「二人を確保して脱出する」か。

基本スペックが段違いのセイバーを相手にしては、倒すどころか凛とルヴィアを救出する隙を作ることすら難しい。
イリヤと美遊は、ステッキを一時的に凛とルヴィアに譲ることで、二人に魔法少女として戦ってもらう選択肢を選ぶのだった。

プリズマ☆リンのコスは「クルくる」の新魔法少女りんとだいたい一緒。
ハタチも過ぎた女の子が猫耳猫しっぽつけて変身してると思うと、逆にテンション上がる。逆にね。
凛ちゃんの変身シーンもはよ

ルヴィアのお狐さまコスも全然悪くない。
犬猿の仲という慣用句があるけど、猫と狐も仲が悪いんでしょうか?
二人の戦いっぷりはとっても噛み合ってましたけども!

ちなみに、今回のお気に入りは、セイバーの威圧によって腰が抜けて動けないイリヤ。
あの怯えた表情が、もーたまらないですって!

6話 空白 夜の終わり

対セイバー戦、その2。
必殺技をブチ込んで油断した凛とルヴィアがセイバーの反撃を受け、消息不明に。
ステッキもなく、美遊と二人で取り残されたイリヤ。
絶体絶命の状況で、彼女が選ばざるを得なかった選択は。

英霊と化したイリヤがひたすらにカッコいい回。
今回のお気に入りは、アーチャーへの変身シーン。
つるぺたなお腹のアップがたまりませんね!?

次点で、サファイアとの再会にビビる美遊。

ところで、イリヤはエクスカリバーをコピーしてセイバーを倒していたけど、模造品で本物を倒すなんてできるんでしたっけ?
そもそもこのセイバーが偽者だからいけるとか、そういうアレかな?
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プリズマ☆イリヤ

Fate/Kaleid Liner プリズマ☆イリヤ 1~3話

流し見したけどもう一周して記事を書きたくなったアニメシリーズ



1話 誕生! 魔法少女!

どうやら私はとんでもなく面倒なことに巻き込まれてしまったみたいです……。


普通の家庭で過ごす普通の小学生だったイリヤが魔法少女になるまでのお話。

私利私欲で魔法を使う横暴なマスターだった凛とルヴィアを見限ったカレイドステッキが、純粋な心の持ち主であるイリヤを新たなマスターと認める――
と、こう書けばなんだかそれっぽく聞こえるけど、それをギャグと萌えで押し通してくる新スタイル。
1話からお風呂回だしね!
うーん、あざといくらいの可愛らしさ! これこそが魔法少女!

おっとりあまあま声のCV:門脇舞以なイリヤがツッコミ役っていうのもクセになる。
stay night本編では無垢ゆえの残忍さが際立っていたイリヤが、無垢ゆえの愛と正義の魔法少女だからね!
変身シーンはもはや殿堂入り。

今回のお気に入りは、唐突な変身シーン直後の「っていうかいつの間に外でたの!? ハダカで外でちゃったのぉ!?」からの、凛に気絶させられて変身が解けたイリヤの「……ハダカに戻ってる?!」。
次点で、「私、いま自殺モンの状況なんだ……」。

2話 誰?

半ば騙されて魔法少女になってしまったものの、せっかくなんだから前向きに楽しもう! と思っていたら、突然バトルすることになってしまい、やっぱり騙されていたイリヤ。
ということで、対ライダー戦。

「戦うなんて聞いてないよぉー?!」


今回のお気に入りは、ルビーが魔法の使い方を教えてくれると思っていたのに、やっぱりまた騙されていたイリヤ。

「――イリヤさん、クルっと回って頬に指を当て、ニッコリ笑ってくださーい」
「えーと――こ、こう?」
「いいですねぇ、いいですねぇ! バッチリです!」
「……ねぇルビー、やっぱりなにも出てこないみたいだけど……。それに、バカみたいですっごい恥ずかしいんですけど……?」
「いえいえ、きちんと武器を使ってますよー?」
「――本当に?」
「はい、本当です!」
「――ウソじゃなくて?」
「心外ですねー。ではもう一度、今度はもっとちゃんとしっかりやってみましょう。そしたらイリヤさんにもわかるはずです」
「うーん……そこまで言うなら――」
――きゃるるるんっ、きらきら~☆★☆彡
「ハイかわいい~♡♡♡♡」
「バカにしてるよね!? ルビー絶対私のことバカにしてるよねえ!?」


次点で、超ローテンションのままトイレで転身するイリヤ。

3話 ガール ミーツ ガール

「謎の少女は転校生」な、美遊の正式な登場回。
勉強できる・料理上手・運動神経抜群と、三拍子そろった超人っぷりを見せつけてくる美遊。
その上、会話のキャッチボールはまったく返ってこず、更にイリヤの持つ魔法少女への憧れに不快感を示す。
なかなかに取っつきづらい、謎の美少女っぷりを存分に発揮しておりますね!

「――もういいよ。あなたにとって、これはゲームと同じ遊びなのね? あなたは戦わなくていい。カード回収は私だけでやる」


クラスカードは7枚あり、それぞれに英霊が宿っていて――という、Fateの設定も語られる。
ん? なんでカードなの? という疑問は2期へと持ち越し。

今回のお気に入りは、体操着にお着替え中のイリヤのおヘソ。えっちだ……。
っていうか、体操着がブルマなのはもはや当然としても、ずいぶんとローレグなブルマですね!? いいと思います!!
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ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない まとめ

シナリオ

なろう小説とは言え、シナリオもテキストも、下手なギャルゲーシナリオよりよほどしっかりしている。
そして、ラノベ風なナンパなタイトルとは裏腹な、本格的なゾンビ・アポカリプスなシナリオ。
(だからこそ逆に、タイトル詐欺じゃんとか言われていたりするらしいが)

ストーリーそのものは、他のポスト・アポカリプスな小説などと比べて、特段真新しさがあるわけではない。
(まずは終末世界でサバイバルして、それから他の集団と接触して、人が多くなったからこそのトラブルが起こって――という)
けれど、その王道をきちんとまとめているのはポイント高し。
設定上のご都合主義はあるが、展開上のご都合主義はほとんど見られないのも、シナリオライターの努力の成果か。

3人のヒロインの心理描写が緻密なのは、特に高評価。
「好きになった理由」に説得力があって、好きになったからこその悩みがあって、葛藤がある。
特に、様々な経験を経た深月ちゃんの成長っぷりはすばらしい。

主人公が明らかな強キャラなのも、安心感と爽快感をもたらす大きな要因。
俺TUEEEな主人公が好きな人はドハマリしそう。

減点ポイントを強いて挙げるなら、知性体との顛末、あっくんのその後など、細かいエピソードのアフターフォロー不足な点か。
特に牧浦先生については、言って2章のヒロインだったのだから、もう少し気にかけてあげてほしかった。

テキスト

文章そのものは、クセがないとは言わないものの、堅実で読みやすいもの。

私が評価したいのは、細かな部分の描写がしっかりしている点。
牧浦先生の手術シーンに、特に顕著にあらわれている。
薬や合併症のことをはじめ、手術前の段取り、手袋の付け方など、その世界の人間しか知らないことがきちんと描かれているのは、世界観にリアリティをもたらす大きな要因。
面白い文章を書くのは才能かもしれないけど、いい小説を書くのは努力なんですねぇ。

グラフィック

同人ゲーとは思えないクオリティ。
ヒロインもかわいいし、背景も豊富。
ヒロインたちに感情移入できるのは、やっぱりこういう下地がしっかりしているからですね!
欲を言うなら、この価格なら立ち絵が2種類ほしかった気がします。

Hシーン

3作合計で、1ヒロインにつき5H10CGくらいだったかな? 深月ちゃんはもっと多いか。
結構贅沢な使い方をしているシーンもあって、豊かな気持ちになれます。
この主人公、パンツを脱がさずにエッチするのが好きなようです!

実用度もそこそこあるので、プレイは計画的に。

声優

女性のみフルボイス。
深月ちゃんも牧浦先生も、ハマり役だった。
これはキャスティング担当がいい仕事をしましたね!

システム

ここだけが同人ゲームクオリティ。
バックログでボイス再生できないのがつらい。

それ以外の必要最低限は備えているので、プレイに支障はない。

総評

18禁版なろう、年間ランキング1位小説のノベライズゲーム版。
(いつランキングTOPになったのかはわからなかった)

主人公最強系・痛快ゾンビアクションADVと、ヒロイン深月ちゃんの成長譚の二本立て。
のめり込むように、一息でプレイしてしまった。
ここまで先が気になる作品って、ひぐらし以来だったかもしれない。

続編を希望する声もあるようだけれど、これ以上は蛇足にしかならないような気がします。
私の評価は、★4・佳作入選。
批評空間ベースでは、83点となります!
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ゲーム [★★★★☆]
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない

ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない Vol.0

ナンバリングでゼロがつけられている今作は、ファンディスクに当たる4作目。
本編には入らなかった日常シーンの詰め合わせ、ショートショート集。
あと、本編の世界観ではありえない、ヒロインたちのHシーン集、各1回ずつ。
(深月と牧浦先生は1H3CGだったのに、時子ちゃんだけは1H2CG。なにこれ、許せないんですけど??)

生前(ゾンビ化前)の時子ちゃんエピソードは、時子ちゃんファン得。
本編では「ゾンビに体液を与えたら無条件で懐かれる」という解釈が自然だった。
けれど、このファンディスクをプレイすると、ゾンビ化した時子ちゃんが懐いてくれたのは生前の素質もあったのでは? という解釈も可能になるのだ! すばらしい

他所のレビューを少し拝見させてもらったけど、それにしても時子ちゃんについて触れている人、少なすぎない?
時子ちゃんかわいいのに……。やっぱりゾンビなのがかわいくないって思われちゃうのかなぁ?
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ゲーム [★★★★☆]
ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない

ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない Vol.3

シリーズ完結編にあたる3作目は、ゾンビだらけの市街中心地にある市役所から山の野外活動センターへと拠点を移そうとするお話。
なにごともなければ無事に移転できそうな雰囲気はあったけれど、案の定なにごとかが起こって、そううまくはいかない。

---

今作でスポットを当てざるを得ないのは、やっぱり深月ちゃん覚醒ver。
主人公と牧浦先生がキスしてるところを見てしまい、身を引くことを決める深月。
避難所に着いてから、彼女は自分の居場所を作るため、そして主人公に認めてもらえる自分になるため、努力しつづけてきた。
けれど、たった一人の医者であり、集団の精神的支柱でもある牧浦先生に比べたら、自分の存在なんて取るに足らないものでしかない――
深月はそう思ってしまったのだ。

けれど、彼女には機会が訪れる。
自分にしか解決できない問題があり、その手段も持っている。必要なのは、一歩を踏み出すその勇気。

 おそらく雄介は、自分に期待などしていない。
 自分でも、何かができるとは思えない。
 もし武器を取り上げられていれば、深月もこんな葛藤に苦しむことはなかった。
 無力に怯える人質のままでいられたのに。
 しかし、これからもし機会を得たとして、本当に勇気を出して行動できるのか。

 自分の正体を突きつけられる、その瞬間が恐ろしかった。


そうして訪れた瞬間を逃さず、突きつけられた問いに、深月はきちんと回答する。
与えられたナイフと銃を使い、クーデターを鎮圧する大きなきっかけを作り出したこと。
ゾンビに噛まれ、医者である牧浦先生さえ見捨てた主人公を、集団と完全に対立するのも構わずに、決して諦めようとしなかったこと。
なぜをそれができたのか。自分はどこから来て、どこへ行こうとしているのか。

「私がやるしかなかった、あの時はそうするしかなかったんです!」
「利用されてるなんて最初からわかってたっ! で、でも、あのとき一緒にいてくれたのは誰? 優が、あの子があんなことになって、それでもとなりにいてくれたのは誰……誰ですか……。あのときの気持ち……他に誰がわかるの……」

「好き、好き、好きなのっ! どうしようもないのっ!」


こんなに情感あふれる告白シーン、ちょっと見られない。
そして、その後のHシーンの深月ちゃんったら、もうね!?
うーん、覚醒深月ちゃんはやっぱり最高にいい女なのでした!

---

ちなみに、牧浦先生は完全にドロップアウトした模様。
ショックで虚脱状態――という描写が一度あったきり、それ以降姿を見せない。
元気だといいんですけども。

あと、あっくんは大丈夫かな?
完全にNTRキメられてる形になってしまったけど……。

ところで、知性体との決着は結局つけずに終わるんですね?
まぁ主人公のスタンスからして、もう戦う理由がないから戦わないと言われればそれまでなんですが。
私は別に気にしないけど、この点に不完全燃焼感を覚えた人もいそう。

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EDは二つ。一つは深月ちゃんラブラブエンド。
そしてもう一つは、待望の時子ちゃんラブラブエンド!
また会えましたね、時子ちゃん!
(ちなみに私が主人公だったら、時子ちゃん開放するのがもったいないなーとか思ってマンションに置いておくだろうから、完全にデッドエンドでした)

時子ちゃんは、ダッチワイフからペットへと昇格していた模様。
やっぱりゾンビをメイドさんに育てるのは難しかったのでしょうか……。

3作目の評価は、★4つを継続。
批評空間ベースでも、83点で確定です!
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ゲーム [★★★★☆]
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