暁の護衛 ツキルート

暁の護衛、4ルート目は、クーデレ風ツンデレな年下メイド・ツキを攻略。
クールなのかと思いきや、毎朝起こしに来てくれるし、ツンツンなのかと思いきや、夕飯を食べそこねた海斗にカレーを差し入れてくれるし(萌ルート)。
なに、誘ってるの? 押し倒しちゃうよ?
あ、舌噛んで死ぬって? じゃあやめます……。

CVは、大花どん。
川内野優美(サクラノ詩)、華花(乙女理論とその周辺)あたりでお世話になっていた声優さん。
感情が薄いっぽい女の子を演じるのが得意なのかな。
棒読みな演技は、ツキの魅力を二回りくらい上乗せしてくれていました。

さて、もう最初に言ってしまおう、ツキシナリオは最高だと!
もし貴方が雷提督だったり満潮提督だったり霞提督だったりするのなら、迷わずこのゲームをやるべきだ!(艦これ並感)

そんなツキルートは、謎のメイドなツキと、謎の主人公な海斗の過去のお話。

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ツキが暗い過去を抱えていそうな伏線は張られていた。
暗闇では眠れないこと。メイド仲間からイジメられていること。汚い子。
(それと彼氏の「山田くん」が同じ種類のフラグだったとは予想すらしていなかったのだけれど)

そんな話を知るにつれ、海斗はツキに引かれるようになっていった。
(決して『惹かれて』いたわけではない)
(たが私たちは『惹かれて』いたわけで、よってそれがミスリードとして成立するのだ)

海斗のツキへのストーカー的偏執。突然のキス。
その理由を、私たちは(少なくとも、浅はかな私は)こう納得していた。
ツキの仄暗さへの同情や憐憫によって生まれた好奇心が、いつしか恋心に変わってしまっていたのだ――と。

そして、ツキの暗い過去が語られる。
自分は禁止区域出身で、過去にレイプされかけた経験があり、だから人に好きになってもらう資格なんてないんだと。
不憫萌え属性をぐりぐり押されてしまった私は、海斗とハモって「そんなことは関係ない!」と叫んでいた。

「オレは……あのときの失敗を、悔やんでいた……」
「あのとき、少女を逃がさなければ、僕は完全な強者になれたんだ!」
「お前さえ逃がさなきゃ!」


しかし、ここで「えっ?」ってなる。
待って、そんなつもりでツキちゃんを求めてたワケじゃないんだけど??

今まで3ルート攻略してきたなかで、海斗が性行為に慣れていることはしばしば描写されてきた。
父親の虐待まがいなスパルタ教育を受けていて、そこには弱者からの強奪行為――レイプも含まれていたことも。
そして、ツキこそがその最初の相手であり、未遂に終わったそのレイプは、父親を裏切ったという海斗のトラウマだった。

だからこそ、海斗は理性の外側――深層心理でツキを求めていた。
あのときの失敗を取り返せる。腐っていくだけだったはずの傷を癒やすことができる。悪夢のなかで自分を責め続ける父親に許しを請うことができる。この人生で犯した最大の罪を償うことができる。
そう――この女さえ、ツキさえ犯せたなら!

そう望んでいた自分をようやく自覚し、海斗はただ懺悔する。
取り返しのつかない自らの罪を。許しすら請えない罪深い存在である自分を。
なのに、ツキは海斗の頭を撫で、ほほえんだのだ。

「今私は、怒りや恨みなんて少しも感じてない」
「ただ、あの人が海斗だったことが、嬉しい……」
「そしたら、私は、穢れてなんか無かった……」
「世界でただ一人、海斗と結ばれれば……そうなる」


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あああああああああああああああああ!!!!!!!!!
ツキちゃんのロリロリしさに溶かされりゅぅううううううううう!!!!!!

ツキは、今の海斗を赦したことで、海斗を縛り付けていた過去からも救った。
そして、その優しさは過去の自分を救い、今の自分を幸せにするのだ。
こんなに包容力たっぷりな優しさって、もう魔法って言ってもいいんじゃないですかね?
えらいひとも言ってたしね、男の子にとって女の子は魔法使いみたいなものだって!

しかしまぁ、このライターには完全にダマされてた。
こんな芯の通ったシナリオが書けるだなんて想像すらしてなかったんだもの。
今まであんなツギハギなシナリオ見せておきながら、いきなりこの完成度をぶつけてくるとか、完全に不意討ちです。
おかげでこの記事のSAN値がヤバい!

ちなみに、尊の株も急上昇です。
ただの短小包茎かと思ってたけど、よくよく見たらデカチンだったわ

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さて、海斗の「レイプ」フラグはこれで回収したわけですが、まさか「ホモセックス」フラグも回収したりするんでしょうか?
そこまで気を利かせることないからね? フリじゃないんだからね??
押すなよ! 絶対押すなよ!!
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