蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 10~12話

#10 その身を捧ぐ

400と402に撃沈された401と、命の危機に瀕する群像。
その時にイオナとタカオの選んだ選択肢。

兵器である以上、命を奪う宿命から逃れることはできない。
(おそらく彼女は実際に人殺しをしたことはなかっただろうが)イオナもそれは理解していたはず。
なのに、「死」というもののなんたるかを初めて納得したときの、あの拒絶反応には、心が動かされる。
「誰か助けて」とでも言うように後ろを振り向いちゃうアレね。
そんな誰かなんていないことは、自分が一番わかってるはずなのに!

だから、その「誰か」には自分がなるしかなかった。
脱出ポッドは、401の装備にはなかったのだろう。
彼女は「艦長命令」に背き、初めて自分の意志を貫いた。
人形のようだった彼女が心を持った瞬間である。

さて、400型姉妹の選択について2点。
401にトドメを刺さずに放置する選択肢を選んだのは、401も自分たちと同じ"霧"である以上、どちらを選ぼうとも401の撃破という結果に変わりはなく、それならば合理的な方法を選ぶのが、霧の本来のアルゴリズムであるため。
コンゴウにわざわざ401の復活を告げたのは、その反応から「精神汚染」の度合いを観察するため。
――というところでいかがでしょうか? ちょっと好意的にすぎる……?

#11 姉妹

対400・402戦。10話で立証された献身が、他の"霧"にも適応するのか。

バトルそのものは、さほどの面白みはなし。
テーマに沿ったイベントも、402が400をかばうという行動が追加された他は、キリシマ・ハルナ戦とほぼ同じ。
だが、402が「そうしたいと思うようになった理由」の伏線がないせいで、いささか説得力に欠けている。
イオナはやたら「姉妹艦」を強調していたけど、彼女たちが姉妹というものをどう捉えていたのか、そういうお話もなかったしね。

ただし400が消えるシーンは、このアニメ屈指の名シーン。心が震える
そんな私は、無表情無感情な女の子が大好きな病気にかかっています!

#12 航路を拓く力

最終話、対コンゴウ戦。
「アドミラリティ・コードに従って任務を遂行する兵器」という自らの存在意義を見失ったコンゴウと、「それでもいい」と受け入れるイオナ。

「あなたは頑なすぎる! どうして変化を受け入れられないの!?」
「変化だと? それは故障と言うのだ!」
「違う!」
「では、この思考を乱す苦痛はなんだ!? 自分の中から溢れ出す怒りや悲しみに押し潰されそうだ!」


激おこなコンゴウは、子供が駄々をこねているのと同じ。
でも思ってみれば霧が現れて10年も経ってないんだから、中身は子供でもしょうがないのです!
ひょっとして、これもロリババァの類型なんですかね? ババァロリ?

バトルの内容については……えっと、スターウォーズかな? それともエースコンパットかな?
すいません、もはや私の演算処理能力の限界を超えているようです。

総評は次回記事で。
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