蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 7~9話

#07 硫黄島

「タカオ、ツンデレになる!」と、水着回の2本立て。
修理と補給を済ませたら硫黄島は放棄してしまうらしいけれど、あんな立派な施設を放棄しちゃうなんてもったいない! あのおっきなモニターください! とか思っちゃう私は貧乏性なのでした。

ヒュウガのキャラは私はあまり好みじゃないけれど、目的がまったく違うのに過程が共有できるせいで仲間っぽくなっちゃってるヒュウガとタカオの関係性は好き。
イオナにヤキモチ焼くクセに、自分からはアプローチできないタカオちゃんはヘタレかわいい!

「私は群像の船。群像に会い、従う――それが私の中にあった、ただ一つの命令」
「命令……そっか、命令で艦長の側にいるだけなのよね。じゃあ、あなたは艦長のことをなんとも思ってないわけね?」
「群像のこと? 群像……群像は、私の……」
「……なによ?」
「……わからない」


さて、このエピソードでは、「霧とは一体なんなのか」という根源的な疑問にスポットが当たる。
これはエンディング冒頭の問いそのものであり、(たぶん)この作品のテーマだ。

「私はなに? 私はだれ? なんのために群像と出会った……?」


#08 人形の家

コンゴウとハルナ、硫黄島でお茶会とBBQをする! の巻。
大戦艦コンゴウ様のピーマン嫌いが判明する回でもある。

たぶんこのエピソードのメインは、動物で言う本能にも値するような「アドミラリティ・コード」に、なぜ背けるのか? というコンゴウの問いかけ。
コンゴウの(あるいは本来の霧の艦隊の)行動原理は、「完全なる制海権の掌握」という、極めてわかりやすいもの。
しかし、イオナと関わった艦はその命令に背き、おまけにその理由すら明確にできない――
そんな、言わば「どうしようもない人間らしさ」が、正論の権化でもあるコンゴウには許せないのだ。

ちなみに、サブタイトルの「人形の家」は、そういう名前の戯曲があるらしいです。
どんなお話かはわかりません!

#09 決死の脱出行

硫黄島を攻撃し401を撃沈しようとするコンゴウ艦隊と、それを撃退しようとする蒼き鋼。

バトル自体は、友情の勝利といった体で、さほど燃えるものではない。
メインは、コンゴウの「正義」と、イオナたちの「信念」のぶつかり合い。

しかし、ふと思ってみれば、私とコンゴウはけっこう似ているタイプなのかもしれない。
私もあんまり人の話聞いてないとこあるしね!

「あのさぁ、コンゴウって自分だけが正しいと思ってるでしょ? 兵器が兵器であるためにはどうあるべきものかって」


アドミラリティ・コードを遂行することこそが至上で、そのためには感情など不要――
そう豪語するコンゴウだけれど、「私はお前が嫌いだ」とイオナに告げたことからもわかるように、もはやその理論は破綻している。
その矛盾は、ヒュウガが鋭く指摘していた。

「正しい……。そう、私は正しくアドミラリティ・コードに従っているまでだ」
「本当にぃ? それこそがあなたの感情に基づくものではなくって?」

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