乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque- エッテ(リベンジ)ルートアフター

乙りろ2、ラストはエッテリベンジアフター。
もっと正確に言うなら、「エッテリベンジルートのりそなアフター」です。
どこに出しても恥ずかしくないブラコン妹・りそなが、どうやって「愛する兄が愛する恋人」を受け入れるか――というお話。

今まで、不機嫌モードなりそなが近寄りがたい――という話はしばしばあったけれど、その現場を見たことってなかった気がする。
エッテへの複雑な本音を無理やり語らされるシーンは、そんな激おこぷんぷん丸な妹御が見られる貴重なシーンでもあるのです!

好きだし感謝してるけど、でもキライ――な妹心は、雨降って地固まるといった様子で、少しずつ解きほぐれていく予感を匂わせ、エンディング。
それは、衣遠兄様との溝が埋まる予感でもある。
今回、このパターンのエンディングが多いね?
乙りろ1のとき、ご都合主義な大団円にしすぎ! っていう批判でもあったのかな?

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ちなみに、純粋な「エッテアフターストーリー」は、(Hシーンを除き)開始10分で終了します。
それでは、好きな人のためになにかできる自分になりたかった女の子のお話。

「でもそれって、メリルのときはできなかったことなんだよね」
「私は遊星の力になれたと自分でも思うし、遊星も私が頼りになるほど強くなったと言ってくれた。どうしてそれができたのかなって……」
「遊星にできてメリルにできなかった理由を考えたんだ。二人の違いは、私の愛情に応えてくれたか、くれなかったかの差なのかなって」
「もしそうだとすれば、私は現金だ」


本編において、メリルを諦めた直後に遊星に気を持ってしまったときも、彼女は悩んでいた。
無償の愛があることを、彼女は知っている。
理想を掲げて正義を成すジャンヌ・ダルクのような彼女は、自分の想いが不純なものである可能性に不安を覚えていたのだ。
子供の頃から抱いていたメリルへの恋心が凡庸なものだったなら、いま遊星を想うこの気持ちだって、本当は取るに足りないものなのかもしれない……。

「見返りを求めずに愛情を注ぐのは難しいことだよ。だから無償の愛や、それを持ちあわせる人物は、信仰の対象になり得るんじゃないかな」
「同じだよ。誰だって同じ。自らに注がれる愛情を望まないまま、限界まで相手に尽くせる人は少ない。もしそれができたとしても、その上はない。僕たちが限界を超えるのは、望んだだけの愛情を与えられたときだ」
「もしエッテが以前よりも成長したのなら、僕の愛情は、きっとその力の源になってる。なんて、少し気障だったかな」


この返しができる遊星君は、悔しいほどのイケメンだと思う。
そりゃ、エッテだって落ちちゃうってもんだよね!

「くっつきたいとは思ってたけど。それを超えて、一気に抱きたくなっちゃったなあ」


落ちたと思っていたら、いつの間にか落とされていた。
なにを言っているのかわからねーと思うが(以下略)
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