紅 kurenai 7~9話

第七話 「女」

近所のエッチなお姉さん・武藤環回。
いいオンナとはなにか? というようなお話。あんまりラノベっぽくないかも?

人のことはなんとでも言えるけど、自分のことは思ったほどなんともならないのだよね。
しかし、紫ちゃんは素直なだけあって、とても影響されやすいのだ。

身近で便利な女の子に、確かに男は惹かれがちかも?
夕乃ちゃんが主人公を騙そうとしているかは置いておいて、その気になればいつでも騙せそうなのが真九郎なのだ。
しかし銀行に行って「好きな男の子に毛糸のアームウォーマーをプレゼントしよう!」って思い立っちゃう女の子と付き合っていくのは、なかなかしんどそうではある。
そうか、だから紫ちゃんがいいオンナすぎて、真九郎はロリコンになっちゃったワケですね!

さて、ここからが後半戦ということで、物語が動き始めそうな感じがします。
たぶん紫は九鳳院の妾の子だったのかな? ただ、妾の子を家に置いておく理由がちょっとわかりません。
「巫女」ってなんだろうか?

第八話 「自愛と臆病と」

紫の七五三のお祝いをする日常回。

「過去のことはもういい。今が一番楽しいよ」
「本当か!? 紫といて、真九郎は幸せか!」
「おう、幸せだ」
「そうか、幸せかぁ……!」


九鳳院は紫を見つけ、五月雨荘にまでやってくる。
いつまでもここで一緒にいたいと言っていた五月雨荘に、もういることはできない。
ここが日常のピーク。
ここから先は落ちていくしかないのだ。

第九話 「貴方と私と」

五月雨荘を出るお別れを言いに戻った二人と、その機を逃さない九鳳院。
紫を取り巻く九鳳院家の設定が語られる回でもある。

ひと昔前の私なら、「なんで危ないことがわかってるのにノコノコ戻っちゃうワケ? バカなの? 死ぬの?」とか言いそう。
でも、今ならわかる。
これは例えば「グリザイアの果実」蒔菜ルートにおいて、リンゴの苗を取りに戻った蒔菜の行動と一緒だ。
紫に後悔をさせないような日常を目指していた真九郎にとって、環と闇絵の存在も欠けてはいけないピースだった。
人には命よりも大切なものがあるのだ。

もし今3話のような不良と対峙したとき、真九郎はあの時みたいな愛想笑いで場を取り繕おうとするだろうか?
真九郎もずいぶんと紫に影響されているように見える。

「紫は、九鳳院のおんなとして、九鳳院の子をうむ者……。そのために奥の院に入り、九鳳院のためにいきる運命にあります……」
「もういい、真九郎……おわかれだ……」


真九郎はたぶんもう愛想笑いでごまかしたりはしないだろう。
一人では抗えない運命も、二人でなら正しくできるかもしれないから。

「紫と真九郎が愛した人はもういない。紫と真九郎は一人になった。でも紫は真九郎に出会えた。一緒にいれば二人だ」
「俺と紫で、二人か」
「だからもうさびしくない」

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アニメ [★★★☆☆]

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