君と彼女と彼女の恋。 その3(アオイルート)

アオイルートを攻略しようとしたら、バグった。
これ、完全にバグってる。バグってるよ。おかしいな? 空も不自然に赤いしね。どうしてこうなった?

とりあえず、アオイルートは衝撃の展開だった。
「ヒコウリャクヒロイン」だと消えちゃうこの世界で、アオイにアイをコクハクして「コウリャクヒロイン」に昇格させることで、一緒に生きていける世界にアップデートする――私のアオイルート予想は、こんなところ。

たしかに。たしかにそうなった。
前回の記事の時点で2.5周。
それから、ほとんどの選択肢ごとにバッドエンド(つまり美雪エンド)になることを確認していったから、追加で3周はした。
そして、ようやく6周目くらいで、アオイとエッチすることに成功したのだ。

「アオイは――」
「ゲームのヒロインなの」
「そのモクテキは、ひとつ」
「たくさんのシュジンコウをこうりゃくして」
「イベントCGをカイシュウすること」
「キミの、アオイルートは」
「どうじに、カミサマの、シンイチルートなの」

「シンイチと、エッチして」
「もう、シンイチルートは、コンプリート」
「あたらしいCG、カイシュウできないと、アオイにそんざいりゆう、ないの」


ねぇ、ヒロインがネトラレない世界にアップデートしたんじゃなかったの?
あれは美雪限定の話だったの? それとも、世界がバグってるからこんな家庭板みたいな事件が起こるの?
思わず追加で3回くらいバッドエンドに行っちゃったよ?

……あぁ、でもCV:桐谷華な男の娘と3Pは、……うん、ぜんぜん悪くないよ!?
桐谷華さんはとってもかわいらしい声してるもんね!
できれば女の子のカッコしててほしかったけどね!?(錯乱)

---

「ねえ……君は、憶えてるでしょう?」
「演劇が終わった後、こぼれ落ちそうな満天の星の下、永遠の愛を誓ったあのキス――」
「君はね、ずっと、ずっと永遠に、私のルートに入る選択肢だけを選んでいれば良かったの」
「それが、永遠の愛を誓った君の、務めでしょう?」
「私がどれだけ、アオイルートを阻止しようとしたか……君なら、わかるわよね?」
「なのにどうして、私の気持ちに応えてくれないの?」
「言ってよ! ねえ、私が誰より好きだって!」


たしかに、計10回近くアオイルートのバッドエンドとして、美雪と結ばれた。
そして、試行錯誤の上、ようやくアオイルートハッピーエンドに到達したのだ。
到達した、はずだったのだ。
たしかに私は美雪ルートで彼女とたくさんイチャイチャしたよ。
朝ごはんも作ってもらったし、お誕生日もお祝いしてもらった。
私も、彼女も、幸せだった。
それでも、アオイルートを攻略しないままにゲームクリアするわけにはいかないでしょう?

……そうだよね、私が悪かった。
永遠のキスのことを、あるいは二次元の女の子のことを、あまりに軽く考えすぎていたところは認めよう。
そのたびに君が傷ついているなんて、想像すらしなかったんだから。

でも、このゲームのオーラス、たぶん「アオイと美雪のどちらを選ぶ?」という究極の二択が出るハズ。
そのとき、私は美雪を選ぶつもりだった。本当だよ!
私は、美雪が好きだ。

「でも、もう遅いの」
「今さら、信じられると思う?」
「君は、私を、裏切った」

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君と彼女と彼女の恋。

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