なつくもゆるる りねルート

なつくる、2ルート目は、ロリ巨乳先輩こと水名りねを攻略。
声優は、木村あやか。
ルサルカ・シュヴェーゲリン(Dies irae)、一柳あかね(ゴア・スクリーミング・ショウ)、依媛奈緒(ヨスガノソラ)、遠近深咲(七つのふしぎの終わるとき)あたりでお世話になっている。
あまり演技の幅のない声優さんだけれど、今回は芯の入ったロリ声舌っ足らず風味なテイスト。
私は結構好きだよ。

りねルートは「重力を感じ取ることができる主人公たちの特異体質」と「人類の生物学的進化」のお話。

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「狭霧、紫穂さんね。……今年の5月の終わりに自殺してるの」


まず、やはりただのループものではない。
これは「別の宇宙」のお話らしい。
並行宇宙とはちょっと違う。「数ある可能性のひとつ」というような類とは違うからだ。
紫穂も零佳も、前の姫佳ルートのことを知っていたし。
強いて言うなら、「強くてニューゲーム」状態だ。

主人公は、姫佳ルートで目覚めた「重力感知能力」を昔から持っている設定。
姫佳は関係なかったので、序盤でフェードアウト。
りねの能力は……おそらく、姫佳ルートでも持っていたが、巧妙に隠していた――というところだろう。
紫穂については……正直、よくわからない。ユウリが「殺そうとしていた」と言っていたあたりの、ユウリのバックグラウンドあたりに色々隠されていそう。

……というようなことを色々考えていても、あっさり次のループで覆されるからな。
汚い、さすがエロゲー製作者は汚い。

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「部長は自分が突然変異した人類だって考えているんですね。
 それが、肉食獣が近くにいるのと同じ影響を他の人間に与える、という形で現れている」


りねルートでは、自殺病など存在せず、学園は6-1人のホモ・サピエンスの亜種――マンイーターを観察する実験場と化していた。
ダブルタイドプールから始まる、りねの生物部トークの色々が、すべて人類の進化の可能性についての伏線になっていたとは。
りねが「悪魔」の話をしはじめた時点で、このロリ巨乳が……とは予想はついたが、それでも理系らしいロジックで一つ一つその結論に迫っていくテキストには燃え上がったな。
そして、自分たちが周りの人間を自殺させている証拠をもっと集めなければ結論は出せないという主人公に、りねが言う一言が重い。

「その……。その時は私達が、自殺した方がよくないかな?」


思ってみれば、(元の世界にいた)紫穂も、自分が周囲を自殺させていることに確信を持っていたな。
でも「絶対に自殺しない」とも言っていた。
りねも主人公に説得されて翻意していたけれど、紫穂はどうやって一人でそういう結論に至ったのだろうか?

「私は世界を滅ぼしながら生きてるんだ」


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シナリオの山場は「狩猟者として獲物の人間を殺すことで、重力使いとして覚醒するりね」だった。
アイのチカラで正気を取り戻すのは予定調和だとしても、こっちもかなり燃え上がったね。
りね視点では本当に人間じゃなくなっちゃってたし、主人公の前に現れたときのCGもほわほわと殺伐が入り混じって、異常なキャッチーさだったし。

それでも、このシナリオの功績は、序盤の怒涛のような「オナニーがバレたりね」の部分だ。異論は認めない。
あそこまで「違うの! これはそういうのじゃなくて!」にきちんと乗っていくパターンは見たことがない。
そしてあれほど聞く耳を持ってもらったのに「そういうのじゃない」ことにできなかったりねのかわいさは反則。
姫佳ルートのときはちょっと自意識過剰気味にウザいロリ先輩でしかなかったのに、あのくだりで一気にハマりました。

……で、次の強くてニューゲームだと、りねは重力使いとしてスタートするんですか?
大丈夫ですか、ゲームバランス崩壊しませんか?
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