なつくもゆるる 姫佳ルート

「きっといいことがある。そんな気がするんだ」
「いいこと? それって具体的に言えるか?」
「いいことといったら1つしかないんだぞ」
「なんだよ」
「世界の終わり、に決まってるじゃないか」


そろそろ7月が終わりそうです。最近妙に暑いです。たぶん夏なんです。
だから、積んでた「なつくる」を崩します。
私だって夏っぽいことがしたいんです!

今作「なつくもゆるる」は、「はるまで、くるる。」と同じ製作陣の、すみっこそふと2作目。
よくある四季シリーズの2作目でもある。
ちなみに、今秋に3作目が発売になるとかならないとか。

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ヒッポカムポス機能不全およびBDNF発達障害。
通称、自殺病。
20年くらい前から少しずつ問題になって、現在では患者専用のこんな学園が作られるまでになっている。


はるくると同じく、どうにもまた一筋縄ではいかなさそうなシナリオ。
序盤はよくある学園モノの雰囲気だったのが、突然クローズド・サークルなサスペンス作品に変わっていく。
ある朝、気付いたら世界は自分たちだけになっていて、その謎を解こうとするうちに敵が送り込まれてくる。

一周目は、強制バッドエンド。
二周目から、個別ルートに入ることができる。
ん、またループモノですか?
……あれ、この感想はどっかでも抱いて、そしてすごい勢いで覆された気がするぞ?

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最初は、いけない妹ちゃんこと、従兄妹かつ義妹の当麻姫佳から。
声優は、森谷実園。木ノ本華(恋愛0キロメートル)、柳ヶ瀬湊(月に寄りそう乙女の作法)あたりでお世話になっている。
普段の甘辛ロリ声は悪くないのだけれど、Hシーンはそれがキンキンして耳が痛くなりそう。

姫佳ルートは、世界観のさわり(なのか?)と、主人公の過去のお話。
でも、「自殺病ってこういうことなんです!」「発症すると、こういうことになっちゃうんです!」「でも、それはウソで、ホントはこうなっちゃうんでしたー!」って、そんなのアリなの?
まぁ、それもこれから先の3ルート(4ルートあるのかな?)で、さらにひっくり返されそうではあるけれど。

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現状、「自殺病」とは、「本当に大切な人以外の命なら、奪うことにまったく躊躇がなくなる」「重力を敏感に感じ取れるようになり、異常な重力を発生させることがある」ものらしい。
おかげで、紫穂がいきなりぐっちゃぐちゃで死んでたときにはマジでビビったよ!

確かに、主人公は大切な友達のりねと舜とは戦えない、とか言いながら、姫佳と結ばれたあとは、二人の死体になんの感情も持ってなかったよね。
だから、「本当に大切な人」になった姫佳が殺されて、その反応を見る展開になるのかと思っていたのだけれど、思ったよりすんなりエンディングになった。
なんだか美女と野獣みたいな話だったね。ふとefを思い出した。こんなエピソードあったよね?

さて、このクローズド・サークルは、その人間爆弾と化した主人公たちを観察する実験場だったみたい?
ユウリたちが殺された理由とか、零佳とかいうまりのさんが真っ向から勝負を挑んできた理由とか、ちょっとよくわかんなかったけど。
まぁまだまだ回収されてない伏線があるからなぁ。主人公たちがかかってた病気とか。

「私、お兄さんのこと好きです。理由はわからないけど……。引っ張られるようなそういう気がするんです」


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姫佳ルートは、シナリオはさておき、いけない妹ちゃんにドキドキするお話だった。
できる系鋭いロリ妹に、お兄ちゃんたじたじです。
初エッチのときの壮大な「おねだり」は、マジでぜんぜん悪くなかったよ!
でもHシーン自体はあんまり萌えなかった。なんでだろう? 声かな? シーンそのものに抑揚がなかったからかな?
紫穂と裏山でいけないことしちゃうのは、なかなか萌えたんだけどなぁ?

「……死ぬって、ああいうことなんだなって。勝手に移動させられて、勝手に持ち物を見られて……。その……自分の意志がなくなることなんだなって」
「私が言いたいのは……。その言葉が通じなくなっちゃう前に、ちゃんと伝えておきたいなって、そういうことなんです。私もお兄さんも、いつか死ぬわけですから」
――だから、姫佳が死ぬなんてことはないって。俺が絶対に守るから!
「そう思うなら!!」
「……そう思うなら、お兄さん。私をちゃんと守ってください。私の気持ちを守ってください」
「コレ以上は、はしたないおねだりしません。これが最後。……ご褒美をください。お兄さん」

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ゲーム [★★★☆☆]
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