とらドラ! 23、24話

23話 進むべき道

バレンタイン、一歩を踏み出す向きを決めるとき(あるいは逃げ出すか?)。

大河は、皆にバレンタインチョコを配る際に、北村には「修学旅行で助けてもらったお礼」として渡す。
それを聞いた実乃梨は、真実を明らかにするように大河と竜児に迫る。
大河は自分の気持ちに向きあえずに逃げてしまったが、竜児はさて?

タイガーが傷ついてるところ、私は見たの。
あいつの気持ちがわかって、誰もそれに気がつかないなら、私があいつを救ってやんなきゃ――とか、思ったのよ。


亜美ちゃんの言う「実乃梨の罪悪感」は、竜児が実乃梨を好きなせいで大河を傷つけていること、だったのだなぁ。
亜美が見た大河の傷心とは、おそらく16話の大河vs生徒会長の乱闘シーンか……もしかしたら13話の文化祭一人ぼっちのミスコンステージかもしれない。
……つーことは、亜美ちゃんはこの段階で大河の竜児への恋心をわかってた、ってこと? マジで? すごくね?

自分の望むものは手に入らなくとも、好きな人たちが望んだものを手にできるのなら、それでいい。
大河が手にしたのは、自らの希望を紙ヒコーキで空に投げ、人に幸せを願って立ち上がる強さ。
けれど、実乃梨はそんな大河を真っ向から否定するのだ。

臆病者! 卑怯者! 自分の心に向きあうこともできない弱虫!


でも、大河は逃げる他に選択肢を持たなかった。
竜児を好きだと認めてしまったなら、自らの気持ちに向い合ってしまったならば、再び深く傷つくことになってしまうのだから。

自分が望んだものは決して手に入らない――


みのりんの絶叫には、心打たれるものがあったなぁ。
誰にも自分の気持ちなんてわからない。
自分にすらわからないんだから、他人にわかるはずなんてない。
けど、そんな中でも、手探りで幸せを探していかなくちゃいけない。
そして、それは人から与えられるものじゃない。自分で掴み取るものなのだ。

さて、竜児はなにを掴もうと一歩を踏み出すのか?
それは小さな一歩でも、決して引き返すことのできない一歩だ。
「すでに自分になびいている大河」ルートなのか、「二心を抱くような人間に思われたくないから実乃梨」ルートなのか、「本当は誰よりも優しくさみしがりやな亜美」ルートなのか。
どんな理由をつけても、誰に言い訳をしても、結局意味などない。

これから先の人生、自分は自分が決めたように生きていく他はないの。
誰のせいにもできないし、誰も責任を取れない。


24話 告白

バレンタイン後半、実る想い、吹き付ける風。

まーなんというか、色々衝撃だった。
結婚とか、駆け落ちとか、それでいいのか? な展開の目白押し。
ちゅーか、橋からあんな浅い川におちて、よく怪我しませんでしたね?
カゼも引きませんでした? 私、気になります!

とは言え、竜児と大河が結ばれるのは予定調和だよね。
なので、今話のイベント諸々は、その戦後処理になるんだなぁ。

しかし、うーん、私にはよくわからないのだけれど、竜児の実乃梨への恋心はどこへ行ったのだろう?
クリスマスにフラれて、それで霧散したのか?
同時に、大河の北村への恋心もどこへ?

……穿った見方をすれば、大河が抱いていた北村への想いは、恋じゃなかったのかも。
彼女は自分を見て、認めてくれる人間を必要としていただけ。
そこにたまたま北村が当てはまったから惹かれていっただけで、それ以上に自分を必要としてくれる人が現れたらそちらに惹かれていく。
そう考えたなら、まぁ自然な流れか。

みのりんの言う「見えているもの」の話は、やっぱりよくわからない。
そして、竜児の言う「逃げること」の話も、こちらもよくわからない。
まぁこの辺りのセリフがどう行動に現れてどう着地するのかは、最終話を観た後で考えることにしましょう。
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アニメ [★★☆☆☆]
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