とらドラ! 14~16話

14話 しあわせの手乗りタイガー

触ると幸せになるらしい都市伝説を流布された大河と、それぞれの願う幸せ。

風が吹けばなんとやら――なこの手の噂は、私はまったく信じないタイプだけれど、キャラクターのそれぞれの思いを浮き彫りにするこのやりかたは、なかなか上手だと思う。
とりあえず、「ほら、好きなだけ触って! いっぱい、思い切り触って!」な大河ちゃんがぐうかわだったので、いいね!ボタンを押したい。

だいたい、幸せってのは振り返って気づくもの。
竜児だって十分幸せだと思うよ、大河とあんなに一緒にいられるんだから。
結局、いつもと変わらない明日がやってくることこそが幸せなのかもしれない。

つか、天然ジゴロなのもいいけど、女の子にブタ肉をプレゼントするのはどうかと思う。
せめて家に招いて生姜焼き作ってやればいいのに。
……あれ、もっとジゴロだね?

15話 星は、遠く

突然わかりやすくグレはじめた北村回。
前話でフラグが立っていたけれど、どうも生徒会長絡みらしい。

おかげで高須家に家出してきた北村との距離が縮まったようで、喜んでいた大河。
けれどそれもつかの間、北村の悩みや気持ちを無視してはしゃいでいた自分に、自己嫌悪してしまう。

こんなんじゃ、北村くんの助けになれない、助けてあげられない……。


人との距離はそう簡単に縮められない。
だからこそ人は恋をして、優しくなりたいと願う。
恋する乙女な大河ちゃんはかわいいですなぁ。
ま、そんな気持ちを打ち明けられる高須は、相当近距離なんだと思うけど。

つーか、北村に直接悩みを聞いちゃダメなのかな?
すぐそういう早漏な発想に行っちゃうから、私はいつまで経ってもモテないのかな??
とにかく、北村を発起させようと生徒会長に立候補しちゃうのは斬新なアイディアだった。

貴様らの高校生活を鮮血の記憶と共に、もっ、もぐっ――モルグに葬り去ってくれるわぁっ!!


16話 踏みだす一歩

北村回その2。
そうか、北村は生徒会長が好きだったのか……な、ダブル失恋話。

北村の想いを見せつけられ、再び恋に敗れた大河の、清々しいまでの八つ当たりはすばらしかった。
あの直情的な行動力は、間違いなく彼女の魅力だね!

大河の殴り込みは、好意的に見れば、北村の想いそのもの。
北村の――あるいは大河の――怒りや悲しみなんて、本当ならどこにも行き場なんてなく、腐っていくだけだったはず。
それを、彼女はあの木刀でもって救おうとしたのだ。

こんなことは……間違っているだろうか?


どこかのヘッポコ天使が言っていた。

無力なのは仕方ないじゃないですか。なにかを変えられるかどうかじゃないんです。力になろうとしてあげることが大事なんじゃないですか?
自分の力になってくれようとしてる人がいる……それがその人にとってはすごく力になることじゃないかと思いますよ。


けれど皮肉なことに、大河が自分の心のままに行動した結果、会長と北村は自分の心に素直にならないことを選んだのだ。
人はどうして好き合っているだけでは幸せになれないのだろう? 私にはわからない。

わかるのはただ――この足は、止まらないということだけ。

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アニメ [★★☆☆☆]
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