とらドラ! 4~6話


4話 あのときの顔

北村祐作回。
3話での竜児→実乃梨と対をなす、大河→北村の恋心について。

嬉しかった。いいんだって思えたから。そのままの自分を必要としてくれる――そんな人がいるんだって。


私たちの多くは学校に行き、労働をし、ルールを守り、自らにモラルを課す。
そうしなければ「ごくつぶし」「うんこ製造機」「なんで生きてんの」「死んだほうが社会のため」などと言われてしまうからだ。

誰かに認められたい。ここにいていいんだって言われたい。
そうした感情を「承認欲求」といい、人はそれを満たすことで「アイデンティティ」を確立する。

なにか(家庭環境?)につまづいて自己を見失いかけていた大河は、北村に「そのままの自分が好きだ」と伝えられる。
彼女にとっては、それが存在証明に他ならなかった。

しかし、人間は罪深い生き物なので、一つの欲が満たされると、次の欲が生まれてしまう。
誰でもない、あの人に認められたい――と。
だから、想いを伝えてくれた北村の、あの時の表情がほしかったのだ。

とにかく、恋する少女な大河はかわいい。
純粋で、真っ直ぐで、真剣で、儚くて。
あんなに暴力が得意で、自信満々に肩で風を切って生きているように見えていながら、それはすべて彼女の仮面。
きっと、中身は誰よりも傷つきやすく、繊細な少女なのだ。
ひょっとしたら、助けを求めてさえいるのかもしれない。エヴァのアスカみたく。

(だから私を見て!)


……こんなことを大河に言っちゃダメだよ。
間違いなく「アンタを殺して私も死ぬ!!」とか言って木刀を振り回してくるからね。

しかし、とにかく北村が意味不明。大河が気になっていたのに、2話のあれはなんだ。なんで告白を断ったんだ。
やっぱり、大河が自分の前で見せる顔よりも、竜児の前で見せる顔のほうがすてきだと思ってしまったからか。
とにかく、この騒動は北村が諸悪の根源な気がする。アイツがワケわかんねーから、話がややこしくなっていくんだ!
……なんてことをぐちゃぐちゃと考えさせられるくらいなら、2話なんていらなかった。マジでなんだったんだよ……。

5話 かわしまあみ

新キャラ登場回。マジキチなのが来た。どうした
展開に新しい動きが出て、楽しくなってきたけどね。

しかし、結局今回の騒動の発端も、北村のせい。
北村が亜美の本性が気に入ってる――とか言って竜児と大河にお披露目したりしなければ、こんな波乱も起きなかったし大河が泣くこともなかった。
なんだアイツは。疫病神かなにかか?

でも「あれぇ~? なんかこのヘン、縮尺おかしくな~い?」にはわろた。
ちょこちょこギャグセン高い。認めざるをえない。

6話 ほんとの自分

川嶋亜美回、その2。
なるほど、亜美ちゃんは竜児=大河への当て馬なわけだ。
たしかにね、亜美ちゃんいなかったら、竜児と大河の気が変わったらすんなりくっついちゃうもんね。

正直、亜美がなにを言ってるのか、ちょっとよくわかんなかった。
あの性格が悪いのも作り物の自分で、ストーカーが怖くて逃げ出しちゃうような臆病な少女が、本当の自分ってことかな?
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アニメ [★★☆☆☆]
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