虚ノ少女 その2(NormalEND)

タイトル画面が変わってからの2周目、ENDING NO.09「NormalEND」を回収。

1周目との相違点は、第2オープニングの追加、過去回想でのネタバレ要素の追加、エッチシーンの追加。
追加されたシーンは、「菜々子陵辱(戦前)」「真崎×ぐり子(現代)」「玲人×雪子」「玲人×歩」。
なぜか菜々子さんのはおまけのシーンギャラリーには入らないので、使う際は要セーブ。

雪子はともかく、歩のシーンがあって、私は非常に嬉しい。
CG2枚だけの簡易構成で、実用性には乏しいと思われる。
が、歩への思い入れ補正で、美味しく頂かせてもらいました。ふぅ。

このシリーズでのヒロインランキング、私のなかでは歩ちゃんはかなりの上位。
上背があってクールで無表情っていうカッコ良さと、主人公を慕うがゆえの一途さ、そしてちょっと抜けたところを併せ持つ愛嬌は、とても魅力的。
枠としては「クーデレ」なのだろうな。
「殻ノ少女」での初登場シーンでは好感度マイナススタートだったのに、探偵という仕事を通して主人公に惹かれていくところにも好感が持てる。

今回は「探偵助手あゆむん」のエピソードがあって、とても楽しかった。
トンファーを構えるあゆむんの一枚絵には惚れ惚れしたよ!

……さて、シーンの残り枠は1つなんですが、これは誰のものなのだろうか?
雪子? 紫? 小羽? それとも未散?
紫か未散だと嬉しいのだけれど、相手が気になる。
これで真崎だったりしたら…………。

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ノーマルエンドは、紫エンドと言ってもいいように思う。
孤児院跡で雪子を止めるのが、冬見ではなく紫になる。

雪子は「本当の自分」を探し求めるあまり、間違ったことをしてしまっていた。

「……いつから私は、私を忘れてしまったのでしょう――」


けれど、紫は「それも雪子だ」と受け入れる大きな器を持つ女の子だった。
紫は雪子を赦した。どんな雪子でも、自分の親友だと認めた。
紫は、彼女の孤独を知っていたから。

けれど、雪子には自分の命をもってする他、罪は贖えないと思ってしまう。
損なわれたものは、二度と元通りにはならないのだから。

「いい加減にしてください、雪子っ!」
「私はっ……これ以上、大切な人を喪うのは厭なんです! もうあんな思いはしたくありません……どうして皆、私を置いて逝くのですか……」
「……雪子には生きて欲しいんです。貴女は決して、ひとりなんかじゃありませんから……私たちがついています。だから――」
「……一緒に生きて、笑ったり怒ったり、悲しんだりして欲しいんです。私たちが傍に居ますから……」


いつでも笑顔で「おかえりなさい」と迎えてくれる、よくできた妹。
そんな強い彼女が見せた初めての弱さが、このシーンには詰まっている。
弱さを見せられるのは、本当に信頼している相手だけ。
紫にとって、雪子は掛け替えのない親友だった。
その想いは、確かに雪子にも伝わっていた。

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正直に言って、紫が真崎に惹かれていくエンディングは気に食わない。
未散の「妹を取られて悔しい?」に「そんなわけないだろ」とか答えていたけど、私はとても悔しいよ!
紫ちゃん、考え直して! 今ならまだ間に合うから!

けれど、オーラスの喫茶店での金平糖のシーンは染みた。
「あの日の思い出」エンドでの、「今日も雪が降っている」「それでも空は晴れている」のシーンととても似たような雰囲気。

一時は契りを交わした理人と理子。
二人にはもう違う人生があり、今さら交わることはない。
それでも、二人の指先とくちびるは、幼い頃の甘いときめきを覚えているのだった。
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