PSYCHO-PASS 14~16話

14話 甘い毒

サイマティックスキャンを偽装できるヘルメットを用いた犯罪が起こる。
1件は薬局強盗殺人、1件は通り魔、1件は現金輸送車襲撃。
実行犯はみんな別々だけれど、糸を引いているのはやはり槙島聖護のようだ。

「これは啓蒙のための道具だったんだ。人が人らしく生きるために。家畜のような惰眠から目を醒ましてやるために」


この社会はシビュラシステムの正確性に依存しきっている。
シビュラのおかげで、目の前の人間はすべて「善良な一般市民」であり、犯罪など起こり得ないと保証されている。
だから、目の前で人が殺されても、誰も通報などしない。

この歪みは、公安にも影響する。
対象者の色相がクリアなら、ドミネーターを使うこともできないのだから。
今回の事件は、たまたま対象を人のいないところに追い込んだから解決できたからよかったけど。

槙島がやろうとしているのは、名付けるなら「革命」だろうね。
――世界を革命する力を!

15話 硫黄降る街

ヘルメット事件その2、サイコハザードの起きる街。

大量のヘルメットが出回ったことで、サイマティックスキャンの信頼性は崩壊する。
いつどこで襲われるかわからない恐怖が憎しみを呼び、「正当防衛」の名の元で、一般市民まで暴徒と化す。

公安局はこの「想定外の事態」に総力を挙げて対応しようとする。
その過程で、朱と狡噛は、この暴動が槙島の陽動である可能性に気づく。
公安を散らせることで、本丸を手薄にさせる作戦なのではないか、と。
実際その通りだったようで、槙島たちはシビュラシステムがある可能性の高い、ノナ・タワーへと向かっていた。

前回もそうだったけど、暴動の描写はかなりリアルだった。
この遠慮のないグロさは、なかなか見られるものじゃない。
ひょっとして「人が撃たれたら血は流れるもの」という、萎縮した表現活動へのアンチテーゼなのかもしれないな。

16話 裁きの門

ヘルメット事件その3、ノナ・タワー攻防戦。
朱と狡噛は槙島を追って最上階へ、縢はチェを追って地下へ。

この最上階での狡噛と槙島が、1話アバンのあのシーンだったんだね!
なるほどここで繋がるのか!と、ゾクゾクしてしまったよ!

この戦いでは、なんと朱ちゃんがメチャクチャ格好よかった。
脚を撃たれたときの「先に行ってください!」もそうだけど、狡噛を倒した槙島に後ろから殴りかかるアレね!
ここぞというときに決めてくれる。さすが主人公だよ!

さて、地下では、チェ・グソンがシビュラシステムへとたどり着いていた。
追った縢は、彼の甘言に耳を貸すことなく、チェに追いつく。
が、そこで見た、シビュラシステムの正体。
それは明らかになることなく、公安局長に二人とも殺されてしまった。まじかよ
局長もなぜか手負いのサイボーグみたいになっていたし、ドミネーターを無理矢理使えるようにしていたし、どういうこっちゃ?

シビュラシステムの正体は、見てはいけないもの。
「既存の技術を超えた演算能力」「スタンドアローン」「厳重な秘匿性」。
……局長の脳みそを使ったシステムとかなんだろうか? たくさんのクローンで並列化した感じの。
自分の想像力の貧困さが露呈するなぁ……。
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