月陽炎 ~つきかげろう~ 美月ルート

時代劇なエロゲーをプレイしたい!
突然、こんな衝動的な欲求に駆られました。

和風時代劇モノなエロゲーは、戦国武将や三国志を萌えキャラ化したものを除くと、近年ほとんど作られていない様子。
その中で私が候補に挙げたのは、ニトロプラスの「刃鳴散らす(はなちらす)」、カルタグラと世界観を共有しているInnocent Greyの「殻ノ少女」、そして今回選んだすたじおみりすの「月陽炎」。

月陽炎の決め手は以下三点。
 1. エロゲー批評空間で80点獲得という、良作な気配がする
 2. 2001年発売という古いゲームにしては、絵がかわいい
 3. このゲームの制作陣がALcotの母体になっている

「殻ノ少女」は、来年「虚ノ少女」という続編が出るらしいので、それに合わせてプレイを再検討しようと思います。

---

時代は大正。
神職の主人公が、地方の親戚の神社の手伝いに行き、そこの三人姉妹といろいろしてしまう。
前半はキャラ萌え、後半は伝奇モノなシナリオになっている。
和服・巫女装束がデフォとか、すばらしい世界だ。

最初は柚鈴と美月のどちらかしか攻略できない。
柚鈴を攻略することで鈴香が、美月を攻略することで葉桐が、4人を攻略することで双葉が攻略できる様子。

え、柚鈴とかメインヒロインっぽいのに、最初から攻略できちゃうんだ?
逆に双葉とかすごいサブキャラ臭がするんだけど……ひょっとして重要キャラなのか?
というか葉桐ってヒロインのお母さんだよ! 人妻だよ! いいのかこれ

---

私がまず攻略したのは、おてんばツンデレ娘の有馬美月ちゃん。
男に免疫がなく、主人公とのハプニングエッチを根に持って「死なす! 絶対死なす!」と叫んで跳び蹴りをかましてくる、矢絣の小紋に袴姿の女の子。

声優は、青山ゆかり。またか
なんだかんだよくお世話になっているよ。
美月の声も、やっぱり青山ゆかりでしかない。本当に演技の幅が狭い声優だ。
かわいいからいいんだけどさ。私は嫌いじゃないよ?

美月ルートは、普段は元気が服着て歩いてるような美月が身体に不調をきたし、そこに主人公の優しさが染み、惹かれていく話。
ちなみに、1周目は必ずバッドエンドになる模様。
正直「えっこれで終わり? えっマジで?」ってなった。
一度エンディングが流れて「水晶の耳飾り」を手に入れると、ハッピーエンドへと向かえるようになる。

キャラ萌え的な意味ではかなり王道なシナリオだった。
素直になれないツンデレ娘と、それをからかう主人公っていう構図は、日常シーンがなかなか楽しく演出してくれるね。

付き合い始めてからのいちゃいちゃ具合も、まぁ悪くない。
賽銭箱でのエッチは吹いたけどね。なんであそこでやろうと思ったんだよ?
葉桐さんの前で、布団に隠れてフェラしてくれる美月も大概だから、どっちもどっちなのか。
うん、美月はエロい。ちっぱいかわいい

---

伝奇要素をちょっとまとめてみる。

根本には「堕ち神の伝説」というものがあるらしい。
天界で罪を犯した女神が、呪いを受けて地上に堕とされる。
その呪いとは、子を産むためには他人の子を殺さなければいけないというもの。
その堕ち神の末裔が葉桐であり、その娘である美月だった。

ちなみに、鈴香と柚鈴は葉桐と血の繋がりはない様子。

悪役っぽかった真は、堕ち神の末裔を妻にしてしまった過去を悔いていた。
自分の娘が、氏子の娘を殺してまわっていたわけだからね。
だから、堕ち神をすべて殺し、罪を贖おうと躍起になっていた。

主人公が「神威の子」、柚鈴が真の娘だという話もあったけれど、これはよくわからなかった。
柚鈴ルートをクリアしたらもう一度考え直してみることにする。

---

2周目のエンディングは3種類。
美月も柚鈴も無事で、主人公は真と相打ちになるエンド。
主人公も美月も柚鈴も無事だけれど、美月の呪いを解くために柚鈴がその身を犠牲にするエンド。
柚鈴を犠牲にして真を倒し、呪いをその身に宿したまま、いつか赦されるときを祈って主人公と美月が共に歩んでいくエンド。

なぜか最後のがハッピーエンド扱いになっていた。
私は、柚鈴の遺書が読まれる、二つ目のエンディングも悪くないと思ったけどな?
いや、言ってしまえば、最初のエンディングもけっこう好きだよ?

……ふむ、つまり良シナリオだった。そういうことか。なるほど
ただ、バトルシーンは正直意味不明だった。
空を飛んだりエネルギー弾を撃ったり。
どうしてこうなった

---

時間はいろんな事を教えてくれたけど、未だに悠士郎を返してくれる事は、なかった。
何度目になるかわからない願いを、空に馳せた。
何度目になるかわからない涙が、頬を伝い、流れて、落ちた。

関連記事
category
ゲーム [★★★☆☆]
月陽炎

Comment

Trackback

http://otabes.blog.fc2.com/tb.php/630-4a56b114