あえて無視するキミとの未来 ~Relay broadcast~ 爽花ルート

あえ無視、ラストの4キャラ目は、熱血青春娘こと三咲爽花ちゃんを攻略。
主人公と同じく未来視のできる女の子でもあり、一応本作品のメインヒロイン。

爽花の声を当てているのは、北見六花こと五行なずな。
「ヨスガノソラ」の渚一葉、「死神の接吻は別離の味」の天宮雫、「春季限定ポコ・ア・ポコ!」の悠木夏海、「恋愛0キロメートル」の木ノ本実咲あたりでお世話になっている。
つやつやした癒し系ボイスは、なかなか悪くないよ。

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爽花ルートは、ミニFM放送を手探りで進めていく青春話と、「自分の未来が見えなくなってしまった」お話の二本立て。
だいたい未来がわかる能力を持つと、ここに行き着くよね。
筒井康隆の「七瀬」シリーズでも、未来が見えなくなって死を覚悟した超能力者がいたように思うよ。

今までのアンテナは比較的さっくり直っていたけれど、今回はやたらと手こずっていた。
それをみんなでなんとかしていく、っていうのが爽花のやりたかった青春だったからだろう。
しかしそのオチの付け方は、ちょっと気に食わなかった。
山下先生がデウス・エクス・マキナとして使われちゃってるからね。これは反則だろう。

ただ、主人公が爽花を鉄骨から守るところはアリだったと思う。
主人公の熱血っぷりは相変わらずサムかったけど、あのCGと演出は悪くなかった。
おぉ……!と思ったからね。

日常シーンも含めて、爽花といちゃいちゃしたりするあたりは、微妙かもしれない。
私が爽花の萌えポイントをうまく見つけられなかったせいな気もする。
たしかにいろいろ男前な女の子だったけれど、主人公だけに見せる女の子な一面!っていうのが萌えポイントになるんじゃないのかな。
え、それがカナヅチ設定だったの? えぇー……

ところで、爽花ちゃんの髪を払うようなしぐさの立ち絵、あれって春ポコ!の一桜ちゃんにそっくりだよね。
きっと原画を担当した絵師が同じ人なんだろう。

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さて、肝心の「未来を変えていく」お話だけれど、なんというか、とても無難だった。
共通ルートの時点で爽花は自分が死ぬ未来を知っていたはずだ。だから部活に熱心だったのだから。
その未来は、主人公と爽花が恋仲になったときに現実になる。
だから、他のヒロインルートでは爽花は死ななかったのだろう。

まず爽花が死ぬ未来を回避できたのは、主人公が未来を変える決意をしたから。
けれど、それは爽花が助かっても主人公が死ぬ未来だった。
それが二人とも死なない未来に変わったのは、爽花の決意の賜物。
主人公に自分の命を預けて、二人の未来を切り開くことが確信できたから。

……うん、やっぱり無難だよね。
そもそも、主人公は自分の能力を利用してでも爽花を助けることを決意していたのだから、最初から能力を使う訓練をしておけよ!と思ったよ。
爽花は自分で訓練して使いこなしていたそうじゃないか。お前もそうしろよ!

それと、お姉ちゃんが結局まったくシナリオに絡んでこなかったのは残念だった。
あれなら別に血の繋がった姉妹である必要は全くなかったんじゃないのかな。
それにお姉ちゃんも未来視できるなら、爽花が死にかけるのとか見えたりしなかったのかな。
なんだか細かい所でツッコミ所が残っているような……。

でもオチのリレー・ブロードキャストと、飛び続ける電波のお話は悪くなかったよ。
付け焼き刃だったような気がしなくもないけど。
CROSS†CHANNELとよく似ていた気がしなくもないけど。

エンディング後に戻ったタイトル画面はなかなかイイカンジだったね。
爽花の求めていた青春、夏休みの一コマって感じでさ。
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ゲーム [★★☆☆☆]
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