はるまで、くるる。 静夏ルート

はるくる、私視点ですら何週目か数えられないくらいのループを経て、和葉静夏ちゃんを攻略。
静夏の声を当てているのは、竹岡美柳は車の人こと、清水愛。言われるまで気づかなかった。
そうだね、「グリザイア」の小嶺幸、「恋愛0キロメートル」の木ノ本乃来亜だね!
あ、「1/2 summer」の神ノ木汐もそうか。
しっとり目の中にキラリと光る棘が見え隠れする声質で、私はかなり好みかもしれない。

静夏は「~~だわ」が口癖な、お嬢さまキャラ……なのかな。
この口癖は真紅ちゃんだけでけっこうお腹いっぱいなんだけどな。まぁいいか。

冬音を殺し、ツリトプシスカーネーションの管理人となった主人公は、いつか氷河期が終わり、いるべき場所を見つけられると信じていた。
そうして三千年が過ぎたころ、メールを受け取る。
そこには、太陽が寿命を迎え、氷河期が永遠の氷河期となった、と書かれていた。

自分たちが永遠に救われないことを知った主人公は、発作的に自殺するほどの絶望に襲われる。
そして記憶を失い、しかし絶望した感覚だけを覚えて0日目を迎えたところから、静夏ルートははじまる。

「自殺なんか絶対にさせないわよ」


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鬱病のように無気力になってしまった主人公に、静夏はひたすら元気を取り戻させようとする。
静夏は聖女としての役所でメンバーに選ばれたという話だったけれど、たしかにそう言われるだけの愛に溢れた女の子だった。

あの手この手で主人公を元気にしようとし、とうとう「電子の妖精、マジカルデジタル静夏ちゃん」になってしまう。
主人公は酷評していたけど、この名前は語呂がよくって私は好きだよ?
音痴っぷりはひどかったけど。

「私が! 私が支えてあげるわ。だから大丈夫だわ」
「2人で一緒に潰れたらどうするんだよ」
「その時は一緒に死んであげるわよ」
「それだけのことだわ。死んだように生きていく一季を見るくらいなら、2人で潰れたほうがマシだわ」
「どうしてだよ。とんでもないことかもしれないんだぞ!」
「バカだわ」
「最後まで言わないといけないのかしら? 好きな人を支えるのは素敵なことだわ。その人に必要とされているのだもの」
「素敵なことで私が潰れるわけないわ。だって素敵なんだもの」
「……静夏は強いんだな」
「そんなことないわ。ただ素敵なことが好きなだけよ」


静夏は人より感情の量が多いらしい。
それは、90日が経っても消えない部分の記憶も、人より多くなるんだろう。
だから主人公の違和感にもいち早く気づき、苦しんでいるのにも気づき、なんとかしなくちゃいけないと思ったに違いない。

そうして元気になった主人公は、決断を迫られる。
この決断の内容は、そこまで気が咎めるものなんだろうか?
喜び勇んで即決するようなものじゃないかと思うんだけど。
いくら元が人間だったとは言え、この絶望を光で照らせるなら、そうするのが普通じゃないのかなぁ。
……あ、だから壊れてるのか。なるほど

けれど、それは主人公にとって「背負うべき罪」だった。
それを一人で抱えこもうとする主人公に、静夏は怒る。

「本当に優しいなら、本当に同情があるなら、本当に好きなら、本当に愛があるなら……しっかり私を傷つけることができるはずだわ。それができないなら、一季の感情なんて全部、偽物だわ」
「守られたいわ。よしよしってしてもらいたいわ。だけど同じくらい傷つけられたいのよ。特に一季が傷つく時は、同じ痛みが欲しいわ」
「私は一季になってしまいたいわ。だけどそんなの無理だし。本当にそうなってしまったらつまらないわ。だから一季に優しくされたり、傷つけられたりして……一季でたくさんになりたいのよ。だからこんな時に、私に離れろだなんて、絶対に言わないで欲しいわ」
「私のこと好きなら、私を傷つけることに怯えないで……。それで一季のことを嫌いになったりなんてしないわ」


これはきっと、処女喪失が「痛いけど嬉しい」のと同じ理屈だろう。
私にはよくわかる気持ちなのだけれど、男にはあまりピンとこないのだろうか?
何はともあれ、こんなことをきちんと言葉にして伝えられる静夏は、すごく素敵な女の子だ。
初めて見たときから好きだったよ!

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静夏が絡んでくると、冬音とはまた違ったギャグ要素が絡んできて、これもなかなかよろしい。
主人公が下らないシリアスな雰囲気を出そうとしたから、シモネタを出してぶち壊すのとか。
私としては、ロリ担当、兼ギャグ担当の冬音よりポイント高い。
バール担当、兼気絶担当、兼嘔吐担当、兼ピンク担当だもん。すばらしい
秋桜ルートだったと思うけど、魚を捌くときの嘔吐の「おえっ」は、本当に真に迫っていて萌えてしまったよ。
今回もジョギング中に吐いたしね! あれはわろた

静夏ルートが終わり、これからトゥルーなのかな。
当初の予想とは260度くらい違う方向に話が進んでいるのだけれど、もういったいどうやってオチがつくのか想像もできないよ。
いや、ハーレムエンドがオチなんだろうけど、そういうことじゃなくてさ?

「女の子が魔法少女だったなんてよくあることよ」
「ねーよ。どこの世界の常識だ、それ」
「でも男の子にとって女の子は魔法使いみたいなものじゃないかしら?」

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ゲーム [★★★★☆]
はるまで、くるる。

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