はるまで、くるる。 秋桜ルート

はるくる、三周目は未木秋桜ちゃんを攻略。
なんだか「Rewrite」の此花ルチアとキャラがカブっているような気がしなくもない。
声優はいわずもがな、まりのさんことかわしまりの。
本当にいつもお世話になっています。

秋桜ルートは、春海に血を見せないようにしながら、秋桜のちょっと無理して明るく振る舞おうとするところを肯定してやると入ることができる。
その中身は、正直私の予想の斜め上をいっていた。
冬音が、突然、死んだ。

開いた口がふさがらなかったよね。
そして、あの適当な冗談がもう聞けないのかと思うと、とたんに世界が灰色になってしまったよ。
ということで、秋桜ルートは「あきおの名探偵」な話。

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冬音が死んだのはとても悲しいできごとだったけれど、それとは別の次元で、秋桜は冬音の死体が気になってしまっていた。
どうやったらあんな死に方ができるんだろうか?
どうやったらあんな死体が作れるんだろうか?
そんな純粋な疑問を抱いてしまう自分が嫌で、それを主人公に赦してもらいたいと思ってしまう自分が嫌だった。
けれど、主人公はそれを「逃げずにきちんと向きあっていて偉い」と認めた。
こうして、主人公と秋桜は冬音の死の謎を解くことを決意する。

冬音の死というショッキングなできごとから、主人公が秋桜を支えたことで好きになってしまったらしい。
理屈としてはわかるけれど、具体的な描写が省かれていたから、いまいちピンとこなかった。
まぁ予定調和というやつか。

身体に傷ひとつつけることなく体内に入っていた時計、うずまき模様のダイイングメッセージ、無限ループに陥る詰め将棋。
冬音の残した手がかりから、秋桜はひとつの答えにたどり着く。

「この世界はループしてるんじゃないのか?」
「正確に言うと完全なループじゃなくてある時間と同じ状態になろう、という力がここ全体に働いてるんじゃないのか?」


秋桜さん、冴えてます。
正直、私は「はいはいループものループもの」というところで思考が停止してしまっていて、そのループが世界に及ぼす影響についてまったく考えていなかった。
死んだのは、何かしらのバグできちんと元に戻れなかったもう一人の冬音だったらしい。
冬音はそれを条件として提示させることで、秋桜の知能を調べようとしたのだとか。
正直、開かずの扉から出てきたのが冬音だったとは、まったく思っていなかった。びっくりした。

「心配してもらえて嬉しかったですよ。ただ私にも言いたいことはありますよ。私にだって誰かを心配する気持ちくらいあるんです」
「もし一季さんなら、1人で抱えられるモノを他人にあずけたりしますか?」
「自分ばっかり痛めつけようとするのって卑怯だと思いません? 自分が傷ついたからって、他人の傷を背負えるわけじゃありませんよ」
「一季さんはちゃんと他人に同情したことありますか?」
「……あっ、ある」
「だったらそれ、間違ってますよ」


では、なぜ冬音が二人生まれてしまったのか。
これは単なるバグじゃないような気がするよ。
おそらくループのなかで「元に戻ることが不可能なくらい変わってしまった冬音」が生まれたんじゃないのかな?
冬音はもう冬音じゃなくなってしまった。
けれど、冬音という存在は必要だ。
だから新しい冬音が生まれた。
それを昔は冬音だった存在が殺した。
こういうことでどうだろう?

では、なぜ冬音がそこまで変わってしまったのか。
ギャルゲー脳で考えると、それは主人公とお付き合いしたからに違いないよ。
冬音は生に大して斜に構えるところが見え隠れする。
平たく言えば、冬音には自殺願望があるんじゃないのかな。春海に殺人願望があるみたいに。
けれど、主人公と付き合うことで、その願望が根本的に変わってしまって。
絶対に死にたくない、この想いを殺したくない。そんな願望に。
でも、世界は元に戻って、主人公も元に戻って、自分だけ取り残されて。
そんな世界を壊してしまいたくなったんじゃないだろうか。

……ギャルゲー脳ここに極まれり、な推理だね。書いてる自分が嫌になるよ……。

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今回はくらげの水槽の前でのお話はナシ。
代わりに冬音視点っぽい独白があった。
針の刺さったままのクロダイが放置されているのは、何の伏線なんだろうか。
春休みが終わる直前に、秋桜が置いておいたものなんだろう。
記憶がリセットされた秋桜は、あれを見て何かを気づいているようではあった。
見ただけで自分のものだとわかるような、特徴的な針だったんだろうか?
それとも、部屋にある魚拓と放置されているクロダイが同じものっぽいのに全然腐ってない! みたいなのがヒントになっている、ということなんだろうか? よくわからん

さて、これから始まるのは冬音ルートっぽいね。
したいことをしよう。そう言っているからね。
……え、なに、冬音は妹になりたかったの?
いやまぁいいけどさ。むしろ歓迎だけどさ?

「ただ私は……。なんて言うんでしょうね。一度、自殺してみたかっただけなんです」
「それに距離的に一季さんが助けてくれる気がしましたから。ちょっと甘えてみたかっただけですよ」

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はるまで、くるる。

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