古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~ 和奏編

一葉の運命量を手に入れた主人公は、次は和奏に箱を開けさせようとする。
しかし、4日目の夕方、和奏は車に轢かれてしまう。
そこが和奏の運命量が不安定になるポイントであり、一葉の運命量を使うポイントである。

主人公は一葉の体と心に擦りこんだ既視感で、一葉を和奏の身代わりにさせる。
そして真実を和奏に告げる。
お前は箱を開けるのに必要だ。だから一葉を身代わりにさせた、と。

「今の名波は……私の知ってる名波じゃない」
「名波……あなた、おかしいわ。ちょっと気が変よ」


ぼっち設定な和奏にとっては、昔馴染みな主人公は、それでも大切な存在だったんだろう。
それが自分の知らないところに行こうとしている。
知らない存在になってしまおうとしている。

「…………名波が、名波の戦いをするなら」
「私は……名波を取り戻す戦いをする。決めたから」
「この箱を開いて、私の知ってる名波を取り戻すから」


そう決意して箱を開けた和奏は、しかしその中身を見て取り乱す。
サキにとってのトランプのように、和奏もまたそれを見ることで記憶を取り戻したのだった。

サキが咲だったときの写真。
二人は表と裏のような存在だった。
咲がいる限りサキは見つけられない。けれど咲を殺してしまえばサキの存在自体を消してしまう。
そんなメビウスの輪だかウロボロスの蛇だかのような二律背反に主人公がはまってしまえば、永遠に出てこられなくなってしまう。

「もう……やめよう、名波」
「名波が本当に名波じゃなくなっちゃうから……やめよう?」


だから、和奏は頑なに写真を見せることを拒んだ。
けれど、主人公はそんな和奏を殺し、写真を見る。
その先にサキがいる事象は存在しない。
戻った事象で、記憶を引き継いでいた和奏は言うのだった。

「名波っ……ここで待ってるからっ……」
「きっと元通りの……昔馴染みの幼馴染みで……」
「私の友達の名波行人が、ここに来てくれるのを待ってるから」


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ヤンデレに転向しかかる和奏ちゃんはなかなかかわいかった。
自分の殺された感覚を思い出してしまうのはキツそうだよね。

しかし、主人公もだいぶ病んでいたな。
階段から突き落として殺す必要はなかったんじゃないのか?
腹パンかなにかで沈めてしまえばそれで済んだような……。
まぁ血まみれの和奏のCGはとてもよかったんだけどさ。
今のところ血まみれが実装されているのは和奏だけなんだなぁ。

和奏は主人公のことが好きだったんだろうか?
そして、主人公はサキのことが好きなんだろうか?
このゲームはそういう恋愛要素がかなり薄い気がするのだよなぁ。
18禁のエロゲーにしなくてもよかったような気がするよ。
Hシーンもあんまり萌えないしね。
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