古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~ 一葉編

三月ウサギこと姫野美月の目的は、美星の自殺を避けられるほど昔に戻ること。
帽子屋こと主人公の目的は、タイムパラドックスに呑まれて消えてしまったサキを見つけること。

美月のほうが経験が多い分、いろいろな情報を持っているようだ。
彼女は、サキへのカギになるのは相羽和奏だと言う。
しかし、和奏は狂った運命によって死を避けられない。
そのために、一葉の運命を手に入れ、和奏の身代わりに使おうという。
だからまず攻略するのは、桐原一葉ちゃん。
なかなかキチクな話だけど、こういうの結構スキだよ!

運命を手に入れるには、好意を持ってもらうのが一番。
すなわち、影としての美月が一葉を襲い、それを主人公が助けるという茶番をする。
つり橋効果ってやつだね!
一葉の運命量を回復させるためだけに和奏を殺してしまうのには、なかなかドキドキしました。

一葉を落とす展開はわかりやすく進んだけれど、新キャラに驚き。
名波咲とかいって、サキっぽい感じなのに主人公の妹におさまっている。
いったいここはどこの世界だ。これも狂った運命の成せる業なのか。

「運命を変えるって……それって、先輩がいなくなるのと同じ意味ですよ」
「私にとって……先輩は先輩、たった一人ですから」
「だから、もし……私でも先輩の力になれるなら、私の運命を使ってもらっても平気です」
「ただ……私と一緒にいた時間を忘れないでいてくれれば、それだけで……私は幸せですから」


一葉を落とし、運命を献げさせる約束をして、一葉ルートは終了。
たった2日間の仕組まれた恋で、彼女の運命はすべて変わってしまったのだね。
嘘でもいいから、もっと一緒にいたかった。そう言って。

一途で純情な一葉ちゃんはなかなかかわいい。
主人公にここまで惚れてしまう裏付けはやや薄い気がしたけど、仕方ないのかな。
例えば一葉の家庭環境とか、だれかに必要とされたいとか、そういうもともとの素質と絡めて一葉エンドを作ったほうが、染み入るお話になったような気がするよ。
せっかく進んでパシリになる女の子なんだからさ。

――一葉、約束の時間だ、お前の運命が必要だ。
「…………!」
――一葉……和奏の身代わりになってくれ。
「はい、お任せ下さいっ!」
「――先輩、今はさようならです」

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