少女革命ウテナ 11~13話

11話 優雅に冷酷・その花を摘む者
桐生がウテナに決闘を挑み、ウテナとアンシーの関係が明確になる話。

桐生はウテナを「ひとりぼっちの姫君」だと言った。
アンシーを親友だと思っているウテナだけれど、それはウテナがそう望んでいるから、アンシーが薔薇の花嫁としてそうしているだけ。桐生はそれに気付いていた。
アンシーの本心がどこにあるのかは、一度も語られていない。
そもそも人間なのかどうかも定かじゃない。
果たしてアンシーは旦那様にだけ従順な機械のような存在以上になれるのだろうか。

ウテナからすると、良い関係を築けていたと思っていただけに、かなりショックだろう。
アンシーからすると、これも繰り返されてきた別れのひとつなんだろうか。
本当にマトモな人間の心を持っているのなら、かなりのストレスになると思うんだけどなぁ。

ところで、ウテナが使ってるディオスの力って一体なんだったんだ。
使っている自覚はあったのかな?

12話 たぶん友情のために
自分なりの「普通」を取り戻すため、桐生にリベンジマッチを申し込むウテナの話。

ウテナのショックは予想以上だった。
すっかり腑抜けになってしまったところ、若葉に活を入れてもらう。
アンシーがいないときの、学ランを着ていないときの、本来の普通に戻ろうなんて、普通じゃない。

「今のウテナってカッコ悪いよ! なんかわかんないけど、取られたら取り返しなさいよ!」
「それに、それに……その制服、似合ってない!」


そして対峙するウテナと桐生。
桐生はディオスの剣をなんかすごい使い方してた。
アンシーも諦めムードだったのに、ウテナが奇跡の逆転。
本来の王子様に似たような状況になった描写があったけれど、果たして。

ややご都合主義かなぁとは思ったけれど、いったいどう都合を付けたらああなるのかわからないから、どう突っ込んでいいのかもよくわからない。
しかしウテナを怒鳴りつける若葉はちょっとカッコ良かった。

13話 描かれる軌跡
1クール目総集編。新しいカットもいくつか。

今まで七度あった決闘には、それぞれテーマがあった。
  1戦目 対西園寺戦、若葉への「友情」
  2戦目 対西園寺戦、決闘者になることの「選択」
  3戦目 対薫戦、望む輝きを別の人間に求めるべきではないという「理性」
  4戦目 対樹璃戦、奇跡の存在を示唆することで叶う可能性のある「恋愛」
  5戦目 対七実戦、兄への盲目的な「崇拝」
  6戦目 対桐生戦、薔薇の花嫁ではない人間としてのアンシーへの「信念」
  7戦目 対桐生戦、取られた「自分」を取り返そうとする

この戦いを積み重ねて「革命」まで行き着いたとき、ディオスの力は解放されるらしい。ふぅむ。
モノローグはやっぱりちょっと意味不明気味。
ラストまで見てから、もう一度戻ってきたりすると理解が深まったりするのかもしれないな。

「たったひとりで深い悲しみに耐える小さな君。その強さ、気高さを、どうか大人になっても失わないで」
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アニメ [★★★☆☆]
少女革命ウテナ

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