少女革命ウテナ 8~10話

8話 カレーなるハイトリップ
幻の象がパオーン9000億倍カレーのせいで人格が入れ替わってしまったウテナとアンシーの話。

出オチのギャグ回。
世界滅亡(カレーのせい)の前日のテンションで会議をする生徒会の面々にはウケた。
その後の、七実たちと象の絡みと、西園寺の交換日記の話もなかなか。

けれど、これなら6話の「カンガルーだぁ!」のほうが面白かった。
もっと桐生の焦ったところとか見たかったよね。
アンシーの人格が変わってしまったことによる薔薇の花嫁の力への影響あたりをダシにしてさ。

9話 永遠があるという城
永遠を求める西園寺と、ウテナの過去の話。

ウテナは両親を事故で亡くし、その葬儀のときに気が付いてしまった。

「生きてるのって、なんかキモチワルイよね。どうせ死んじゃうのに、どうしてみんな生きてるんだろう。なんで今日までそのことに気付かなかったんだろう。永遠のものなんてあるわけないのにね……」

その場面に居合わせた桐生と西園寺は、ウテナを救うには永遠があることを証明するしかなかった。
そして西園寺は、自分の知らないところで桐生がウテナに永遠のものを見せたと思っていた。
決して超えられないライバル。超えなければ自分は成長できない相手。
西園寺にとって、桐生はそれだった。

アンシーも永遠がほしいと言った。
絶対に手に入れたい薔薇の花嫁。
西園寺はアンシーと一緒に永遠のある城に行くことで、桐生を超えられると思っていた。
その思いを逆手に取って、自作自演で西園寺を陥れる桐生冬芽。

なんだか幾原邦彦らしい展開になってきたね!
城にはなにがあるんだろう。永遠のものってなんだろう。
ベタなところでいくと「想い」とか「愛」とか、そういうのっぽさそうだけど……。

10話 七実の大切なもの
七実が兄を想うあまり、西園寺とのバトルでの桐生のケガをウテナのせいだと逆恨みし、決闘を挑む話。

兄のために拾ってきた子猫に兄の愛情が注がれるのを見て、独占欲から子猫を殺してしまった、幼かった七実。
そのときの後悔を繰り返そうとしてしまっていた。
しかも、今度失うのは自分自身。
きっと兄は七実が子猫を捨ててきたのも知っていたのだろう。
それを含めて、すべてを受け入れてくれた。

七実の大切なもの。
それは、兄に喜んでもらうためだけに泥だらけになってまで猫を捕まえた、あのときの純粋な気持ちのことなんだろうな。

替わってその兄の桐生冬芽だけれど、あれは王子様なんかじゃない。
どうもあの腹黒さが鼻についてしょうがないよね。
今回もマッチポンプみたいだったし。

しかし、王子様なんて本当にいるのだろうか。
永遠を見せたのは桐生だけれど、王子様なんかじゃなかった、っていうオチな気がする。
……だから、永遠のものってなに? 私もほしいよそれ!
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アニメ [★★★☆☆]
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