少女革命ウテナ 4~7話

4話 光さす庭・プレリュード
生徒会役員の薫幹がアンシーに惚れこんでいく話。

薫はアンシーにいなくなってしまった妹と同じ輝きを見たようだ。
どうしていなくなってしまったのかはわからない。死別だろうか?
しかし何はともあれ、その輝きを取り戻すためにウテナと決闘をするのだろう。

七実はお兄様大好き妹かと思っていたら、薫に惚れていたらしい。
そして薫がアンシーに惹かれていくのがまったく面白くない。
そんな七実は、あの手この手でアンシーに嫌がらせをしようとする。

でんでん虫→アオダイショウ→生タコなチョイスにはわろてしまったよ。
あれか、七実のカバンは四次元ポケットかなにかなのか。
しかし徹夜で捕まえたアオダイショウをマングースに食われてしまって泣きそうになってる七実には萌えた。

5話 光さす庭・フィナーレ
薫とアンシーの話、その2。

薫幹の双子の妹、梢は死んだわけじゃなかった。ただピアノを辞めてしまっただけ。
薫は妹の弾くピアノが好きだった。
その音色にだけ憧れてピアノを弾き続けていた。
そして同じ輝きを持つアンシーに惹かれていった。

「本当に大切なものは自分の手に入れて守らなきゃ、人に取られちまうぜ」

会長の桐生は妹の梢を抱いたあと、薫にそう言った。
そしてもはや自分の手の届かないところに行ってしまった妹を見て、薫はアンシーを自分のものにすることを決意する。

セックスを匂わせる描写があるとは、かなり意外だ。ふぅむ。
桐生が梢を抱いたのは、恋愛関係なんかじゃないんだろうな。
生徒会を解散しようなどと甘いことを提案する薫に対して、殻を破らないとどういうことになるかという現実を見せ付けたんだろう。

結局薫はウテナには勝てず、アンシーは輝くものにはならなかった。
しかし、本当の輝くものは自らの殻を破ろうとしていた。
どうして梢がもう一度ピアノを弾くつもりになったのかはわからない。
愛のない関係を経て、誰が本当に自分を愛してくれているか気付いたからかもしれないなぁ。
薫はまだそのことに気付いていないようだけれど。

「また私としてみたい?」

6話 七実様御用心!
不運続きの七実が、誰かに命を狙われてるんじゃないかと疑心暗鬼になる話。

とても良い感じのギャグ回だった。
暴れ馬が出たぞー! で既に笑えてきてたのに、カンガルーが出てきた時には声を出してわろてしまった。
オープンリールデッキもそうだけど、笑いの取り方が本当に良くわかっているなぁ。
感心してしまったよ!

しかしオチはあれで良いのだろうか。
「こんなことであなたが死んでも、私泣いてあげませんからね!」はとても良いと思う。
けれど「だって、あなたは私の手下なんだから」を続けたら、すべてぶち壊しじゃないか!
そのあたりが七実のチャームポイントなんだろうか。
はい、私は良いと思います。

7話 見果てぬ樹璃
生徒会役員の有栖川樹璃が、自らの矜持のためにウテナと決闘する話。

樹璃には好きな人がいた。
その人は、樹璃と同じ男を好きになったと思い込み、その人を奪って消えてしまった。
その人の口癖はこうだった。

「奇跡を信じて。想いは届くと」

樹璃の想いはまったく届いていなかった。
好きなことさえ気付いてもらえなかった。
裏切られた今でさえこんなに想っているというのに。

そう、奇跡など、ない。
樹璃はそれを証明するために、奇跡を信じているウテナを倒さなければならなかった。
さて、その樹璃が負けたのは偶然か、奇跡の力か?

しかしまぁなんという切ない話なのか。
この叙述トリックはすごい。すっかり引っかかっていた。
冒頭の目隠しされてる間のキスも胸が痛かったけど、最後のロケットの写真も痛いよ。

「だが君は、本当に奇跡の力を否定したいのかな? 届かぬ想いを叶えてくれるのが、世界を革命する力だとしたら? 君の恋がまだ諦めずに済むかもしれないとしたら? それでも薔薇の花嫁の力を否定したいのかな?」
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アニメ [★★★☆☆]
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