カレイドスター 新たなる翼 45~47話

45話 レオンの すごい 過去
休演中のカレイドステージがフランスに巡業し、そこでレオンの過去を知るアランに会う話。

レオンとソフィーは兄妹でアランの訓練を受けていた。
アランは完璧な天使の技を成功させることが夢で、レオンとソフィーならそれが成し遂げられると思い、二人を厳しく特訓した。
しかしその特訓に歯を食いしばって耐えるソフィーを見て、レオンは天使の技をやりたいというソフィーを引きずってアランの元を去った。

「ねぇ、真のスターって知ってる? すべての人の心がひとつになるような演技をするっている、真のスターのこと。私ね、天使の技って、真のスターになるための技なんじゃないかっていう気がするの」

その話を聞き、そらはソフィーの言葉を信じる。
天使の技を完成させることこそが自分の進むべき道で、その先で真のカレイドスターになるという夢を掴むことができるのだと。

幻の大技の次は天使の技ですか。ネーミングセンス……。
冗長になりがちな過去回想だけど、テンポ良くシンプルにまとめてきたおかげで面白かった。
ソフィーが妹だったとは思わなかった。まるで天使みたいな可愛い女の子だったなぁ。

レオンは最初から妹の悲願でもある天使の技を完成させられるパートナーを探していた。
そして、天使を育てる悪魔となってそらに特訓を課していたんだ。
さて、どうしてユーリは天使の技のことを知っていたのだろうか?

フランスのサーカスの舞台も良かったね。
楽しいステージを演じることに気がついたメイも、まぁなんだか楽しんでいたようだし。
ロゼッタもとうとうきちんとブランコに乗れるようになってきた。
いつの日か、ロゼッタにもフールが見えるようになったりするのだろうか?

46話 宿命の すごい 決斗
そらとユーリがカレイドステージに復帰し、レオンとユーリが過去の遺恨を晴らす話。

ユーリは天使の技について調べるためにフランスに留学していたらしい。
だから、フェスティバルでそらに天使の技を教えられた。
しかし、天使を育てられるのは悪魔だけ。
悪魔になりきることができなければ、真の天使の技を完成させることはできない。

ユーリは、ソフィーを殺したのは自分だと言う。
三年前のサーカス・フェスティバル、ユーリはレオンの存在を恐れてソフィーを騙して呼び出し、ステージに間に合わなくさせようとした。
急いで会場に向かう途中、ソフィーは事故に遭った。
ソフィーに会ってくれと懇願するレオンの電話を無視し、ユーリはフェスティバルで優勝を飾った。

「僕はいつでも悪魔になれる。天使を育てられるのは真の悪魔だけ。そらが天使を目指すなら、受け入れなくちゃいけない。悪魔のパートナーをね」

ユーリはレオンの弱さを暴き、決着をつけようとする。
レオンはそらに天使の技を完成させられるだけの力があることをわかっていたからこそ、そらから逃げ、自分の弱さを見せないようにしていたのだと言って。

「君は死神なんかじゃない。パートナーを探してもいない。君は三年間、ソフィーの代わりになれるプレーヤーなどいないということを確認しては安心していただけさ」
「ソフィーが天使になれなかったのは、君が悪魔になりきれなかったからだ。ソフィーが死んで一番ほっとしているのは君だろ?」
「ソフィーの夢が重荷だったんだろ? 認めろよ」


二人の決闘を見たそらは、身体を張って止めようとする。

「こんなことしないと作れない天使の技なんて、そんなもの意味ない! ステージが悲しんでいるの、わからないんですか!?」

それはソフィーが言ったのと同じ言葉。
それを聞いたレオンは、そらがソフィーの願いを叶える存在であることを確信する。
けれど、争いのないステージというものが理解できない自分に、天使の技を完成させる自信がなかったことも認める。
だからこそユーリは、レオンに復讐を果たさせることでソフィーへの償いをしようとしていた。

結局、悪魔になりきれる人なんていなかった。
きっとそんなことしなくても天使は育てられる。
ソフィーの夢はそれだけ素敵なものだし、きっとそらもそれだけの力を持っている。

展開は最終局面に入ったね。
ユーリの悪役っぷりも堂に入ったもので、見ていてゾクゾクしてしまった。
レオンもそうだけど、悪役だと思ってたひとが実は良い人で……みたいな展開は、ベタだけど楽しい。
最近のメイもずっとそんな感じだしね。あれは完全にデレ期に入っているよ!

47話 舞い降りた すごい 天使
新作「白鳥の湖」で天使の技を完成させるべく特訓するそらの話。

「憎しみも愛のひとつの形だと気付いて、オデットの愛はすべてを包み込むほどの大きな愛に育つの」

レオンに課せられた特訓がなかなか上手く行かず、争いのないステージなんてのが本当に実現できるのか、そらは不安になってしまう。
自分では争って勝ち取ったつもりはなくても、主役を射止めたことでメイはそらに負けたと思っているわけだし。
そらが演じることになるオデットは、憎しみもすべて受け入れる天使の愛を持つ存在。
真のスターにはそんな度量も必要なのだろうけれど、フェスティバルの憎しみから逃げ出した自分にそんな役が演じられるのだろうか。

煮詰まってしまったそらは、気分転換に出た散歩で、子供の頃に見た「不思議の国のアリス」の主演女優ドナに出会う。
そして、舞台裏での争いに耐えきれずステージを降りたドナが、盲導犬の調教を通じて天使の心を理解したという話を聞き、そらは気付く。

――みんな夢があって、お客さんを楽しませたいっていう天使の心はみんなが持っていて、憎しみも、争いも、その裏返し……。憎しみも愛って、そういうこと?
――天使の技は、天使になるための技じゃなくて、みんなの中の天使の心を呼び覚ます技なのかもしれない……。
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アニメ [★★★★☆]
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