デュラララ!! 18~20話

18話 死生有命
紀田正臣視点。
入院してる女の子、三ヶ島沙樹と紀田正臣の過去の話。

紀田が黄巾賊のリーダーだった中学生時代、紀田と沙樹は付き合っていた。
沙樹は折原臨也に心酔していて、折原の手引きでふたりは知り合うようになる。
おそらく折原は沙樹を手土産に紀田に近づこうとしたんだろう。
そしてその思惑通り、紀田は折原に頼るようになる。

しかしそのせいで沙樹はブルースクエアとの抗争に巻き込まれる。
けれど紀田はビビってしまい、沙樹を助けに行けなかった。
そして、今でも沙樹に対して罪悪感を抱き続けている。
昏睡状態で病院に運ばれた沙樹の前で、折原が紀田に言う台詞はなかなか興味深かった。

「過去や想い出ってヤツはとても寂しがり屋でね、ひたすらに君のことを追い回す」
「未来でさえ確定してない世の中で、過去は確かに存在している。例えそれが誤解や妄想に彩られたことだとしても、本人がそれを信じるなら、過去は確かに真実に他ならない。それに基づいて行動を、あるいは生き様を決めるというのなら、それは確かに神の一種なんじゃないのかな」
「君はもう彼女から逃げられないよ。彼女への罪悪感は過去となり、彼女は君にとっての神になる」


そうして過去から逃げ続ける紀田に、角田は言う。

「逃げたことに罪悪感を覚えてんなら、一生嘘を吐いてるって気まずさくらい背負い続けろ」
「それでもあの子に嘘は吐きたくねえってんなら、逃げねえでちゃんと向き合っていってやれ」
「過去から逃げるのは許してやる。だけどな、せめて今と明日からは逃げんじゃねえよ」


どっちの気持ちもわかる。
せめて沙樹が責めてくれれば、それに耐えることが償いにもなる。
けど、過去はそれさえも許してはくれない。
沙樹はとても純粋な子だから、だから逆に辛いんだよね。

「正臣は戻ってくるよ。だってそれは決まってることだもん。だからいくら他の女の子を好きになっても平気。最後の最後に正臣は、その子たちよりも私のほうを強く愛してくれるんだから」
「だって、臨也さんがそう言ってたもん」


なんだかこのアニメにはヤンデレばっかり出てくる気がするな。
でも沙樹の声は普通の女の子っぽくて、すごく良いね。
しかし沙樹のヤンデレ具合はちょっとキツい。
いくら本当に好きでいてくれても、心の一番大事な部分には折原臨也が居座っているんだから。

19話 蒼天已死
交機の葛原金之助視点。
黄巾賊とダラーズの抗争のきっかけの話。

二つの組織のメンバーはどちらも相手が切り裂き魔だと思っている。
リーダーの竜ヶ峰と紀田は、園原杏里のために切り裂き魔を探そうとする。
杏里は最近様子がおかしい紀田の後を尾け、紀田が黄巾賊のリーダーであることを知る。
そのノゾきを見咎められ、追われた杏里はセルティに助けを求める。
ダラーズのメンバーだという噂の黒バイクが、切り裂き魔のような刃物を持ったヤツを助けた。
黄巾賊のメンバーにはそう映った。あーあ。

杏里の力、めっちゃ便利だね。親ってすごい。

20話 黄天當立
狩沢絵理華と遊馬崎ウォーカー視点。
紀田正臣が覚悟を決め、そして残酷な現実にぶつかる話。

紀田は結局、沙樹と杏里を重ね合わせているんだね。
紀田がどのくらい杏里のことを好きなのかはよくわからない。
見てる限り茶化してるだけなようにも見えるけど、実際はかなりマジなのかも。
だからこそ、同じ轍は踏めないわけだ。
こんどこそ好きな人を見殺しにはしない。
杏里と沙樹は違う。何があっても足を止めるわけにはいかない。過去に負けるわけにはいかないんだ。

そして折原臨也が突きつけたくてたまらなかった現実。
ダラーズのリーダーは、親友の竜ヶ峰帝人だという現実。

黄巾賊とダラーズはリーダーの手の届かないところでどんどん小競り合いを重ねていく。
いやはや、組織を束ねるのってすごく大変ですよね。
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アニメ [★★★☆☆]
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