DEARDROPS まとめ

--- シナリオ ---

青春恋愛ロックンロールADV。
「武道館でライブがやれるエロゲー会社にしたい」とか言う人が代表のブランド、OVERDRIVEが目指してる形が良くわかる作品。
でも青春っぽさは狙ってるほどでてないかも。
やっぱり全編通して勢いが足りないな。

音楽が人をどう変えられるかってことはよく考えられてると思う。
翔一のバイオリンもそうだし、弥生ルートのときの弥生のギターもそうだし、よく言えば音楽についての一部分を掘り下げて、悪く言えば音楽オタクっぽい雰囲気に仕上がっている。
ただ、どうも世界観の裏打ちが足りないというか、上滑りしてる感が拭えない。
オーケストラがどういうものなのか、クラシックがどういうものなのか、もう少しわかりやすく伝えてほしかったな。
興味ある人にはすんなり入ってくるのだろうけどさ。

シナリオ別評価
弥生 > 律穂 > かなで ≧ りむ

律穂ルートとかなでルートに力を入れてきてるのはわかる。
けど長い。だらける。
題材は悪くないと思うんだよ。ライターのせいじゃないのかなぁこれって。
あとはキャラクターの魅力が足りないのか?

弥生ルートはシンプルに短く、弥生が可愛い。だから高評価。
ギターの話が個人的に好きだったせいもある。

--- キャラクター ---

オススメ攻略順
かなで → 弥生 or りむ → 律穂

あんまり順番に拘らなくてもいい気はするけど、かなでは最初か最後のどっちかにした方が良いと思う。
このゲーム単体で言えば、かなでを最後に持ってきたほうが良さそうだけど、ファンディスク的には律穂ルートがトゥルーみたいだから、律穂が最後のほうが良いかも。

しかしどうにも萌えが足りないよね。
ちかちゃん攻略できたら……うん、とっても良いと思う。
すごい罵ってくれそうだしね。ロリコン!とかめっちゃ言ってくれそう。こわい

権田さんのキャラはとても良い。
キラ☆キラの鹿之助ルート並にきちんと別枠にすれば良かったと思うよ。
律穂とまぜこぜになってるからメリハリがなくなってダラけてしまったんじゃないかな?

絵的にはうんまぁって感じ。このブランド、原画師がビミョーだよね。
女の子のファッションセンスがなさすぎるのは泣けてくる。
冬服の律穂・弥生・りむが並ぶと悲しくてしょうがない。
弥生ちゃん、もっとオシャレしようよ!
あと、みんな青と紫の服ばっかり着てるのは原画師の好みなのか?

--- 音楽 ---

ボーカル曲そのものは、悪くないと思う。
パンク+バイオリンなのは斬新だね。オープニング曲とか結構好きだよ。
律穂の声よりきらりの声のほうが私は好きだけど。

でも、シナリオ上でちょっと出し惜しみしがちな気もする。ライブシーンが少なかったよ。
エンディング曲をシナリオ上で使っちゃダメなのかな?
歌詞の関係で難しいのかなぁ。
でもライブシーンは多い方が楽しいのに。

そういえば、強制オートモードが実装されてるライブがいくつかあった。
けど、なんか違う。台詞が多すぎてライブに集中できないのかも。
台詞を読ませるんじゃなくて、ライブを楽しませてくれるような演出にしてほしかったなぁ。

BGMはふつう。

--- その他 ---

声優
特に違和感なし。
うん、ちかちゃん可愛いよ!

Hシーン
CG4枚分。
弥生だけは1回しかシーンがないからCGをたくさん使った贅沢な仕上がり。
髪を下ろした弥生ちゃんが見れます。
内容的には、これで抜ける人がいるのかちょっと疑問かもしれないという感じ。

システム
可もなく不可もなく。
ライブシーン強制オートモード導入は評価。
欲を言えば次の選択肢までスキップが欲しかった。

--- 評価 ---

このゲームをやるなら「キラ☆キラ」をやるべき。間違いない。
どっちもやるんだ!って決めてるならこっちからで良いよ。先にやっとかないと後悔する。

キャラ同士の絡みはそれなりに面白かった。キャラは立ってるからね。
それが萌えに繋がらないのが悔しいけど。弥生以外ね。

主人公の存在感も薄かったかなぁ。
悪夢の話とかちょっと上滑りしてた感否めないし。
どうにも伏線の回収が甘い気がするよ。
こういうことがありました!っていうのだけぽっと出されるから、へー。で終わってしまう。
ドイツでの事件しかり、ピックのことしかり、権田さんの過去しかり。

そう言う意味ではちょっと残念なゲームだった。
音楽に対する姿勢は良いんだけど、それを上手くシナリオに反映できてない感じだね。
ただ、PSP版の公式を見る限り、シナリオ改変+追加が行われてるみたい。
そっちはもしかしたらこういう不満が上手く解消されてるかもしれないね。
PC版の評価は★2です。

機会があれば「キラ☆キラ」と「DEARDROPS」共通のファンディスク「d2b vs DEARDROPS -Cross the Future -」をやってみようかと思うのだけれど、シナリオはDEARDROPSのひとが書いてるからな……出来が心配だ。
キラ☆キラの魅力の7割はシナリオライターの瀬戸口廉也の功績だからなぁ。
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ゲーム [★★☆☆☆]
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