DEARDROPS 律穂ルート

ラスト4キャラ目は、メインヒロイン風クーデレ、芳谷律穂ちゃんを攻略。
いや、デレはないか。ん、待てよ? クールとも違う気がするなぁ。
声優は鹿野優以という人らしい。知らない。

律穂ルートのシナリオは、「律穂が歌に専念するために高校を辞める」「デビュー寸前で権田さん行方不明に」「翔一、過去と向き合うためにバイオリンを再び手に取る」の三本立てかな。
かなでルート並に長かった。ダラけた印象は拭えなかったかも。

律穂シナリオは、律穂の音楽に対する姿勢をちょっと語って、それだけで十分だった。
というか、この子には振り返るべき過去なんてないんだからね。
なでしこフェス前の合宿初日、弥生に「生き急いでる」とまで言われるほど音楽に熱を上げる律穂。
彼女は翔一にバイオリンに一番熱中してた時期の練習を聞き、翔一は「寝食以外はバイオリンのことしか考えてなかった」と答える。

――でもほんの一時期だよ。それに特別なことじゃない。楽器をやってれば、誰にでもそういう時期があるよ
「知ってる。あたしは今がそういう時期なの」
「でも、あたしが歌い始めたのなんてここ何年かなのよ。みんなみたいにキャリアがないの」
「過去を比べられたら誰にも敵わない。未来だってあるのかどうかそんなもんわからないし。あたしにあるのはとにかく“今”だけなのよ」
「だからせめて、今この瞬間だけは、誰にも負けたくない。この一瞬だけなら、自分次第で誰にも負けない“今”にできる」
「だから今を無駄にしたくないの」


そして、夏休みが終わって、音楽に専念するために学園を辞めてしまう。
それは歌が歌いたいからという理由でもあるけれども、背水の陣を地で行く選択でもある。
弥生には「辛いことから逃げて楽しいことだけしようとしてるだけ」とも言われる。

「あたしは信じたい。あのとき、あたしたちみんながこの同じピックを持ってたって知ったときに感じた気持ち……」
「やっとあたしはなにか大事なものを見つけたんだって。あたしたちのこの出会いはただの偶然じゃないって。きっとなにか大切なことが始まったんだって」
「だからそのことを証明するために、今は音楽に打ち込みたい。それだけが今、あたしの中で一番大事なこと」


うぅん、アツいね。ロックだね。
ゼロかイチか、彼女のなかにはそれしかない。
後ろなんか振り返らない。そんな突き抜け方も、青春のほとばしりなんだろう。
他の人は愚かだって言うだろうけど、生きてるって本当はそういうことなのかもしれないよね。

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あとは権田さんの過去の話と、翔一の過去の話。
正直、そこまで楽しくはなかった。
面白いは面白かったけど、これはシナリオライターとの音楽性の違いかもしれない。
あ、レオの前座で演奏したとこは盛り上がったね! ちかちゃんかわゆすなぁ。

ご都合主義が鼻についたせいかな。
まぁエロゲーなんてそんなもんなんだけどさ、それを上塗りするナニカが足りなかった。
ラストの飛行場のシーンとかもそうだよね。
エンディングへの入り方はすごくスムーズで良かったと思うんだけど。
何が足りないのかな? 勢いかな。女の子の可愛さかな? あぁそれはあるかも。
律穂はイイコなんだけど、萌えないんだよね。なんでだろう。

でも弥生には萌える。
バンドが解散になるときの弥生の慟哭は、すごく弥生の肩を持ちたくなった。
律穂の言い分も分かるんだけどさ。真っ直ぐなところが律穂らしいんだけどさ。
やっぱデレがないから律穂には萌えないのかな。

バンド名「DEARDROPS」とピックの話とか、もう少しドラマチックにして欲しかったな。
やっぱ勢いが足りないんだなぁ。
青春ってやっぱ勢いだよなぁ。
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