未来日記 21~24話

--- 21話 暗証番号 ---

1st天野雪輝と9th雨流みねねが協力して11thジョン・バックスを倒そうとする話。
と言えば聞こえは良いが、9thは1stが西島を見殺しにしたと思っているので、そんなに円満な協力関係じゃない。
9thにとっても11thを倒すのが至上命題なので、仕方なく協力している。

――僕は神になって、父さんと母さんを……。
「だから教えてやる! お前の夢は叶わねぇ! 叶わねぇんだ!」
「甘えんな! みんな不幸と折り合い付けて生きてんだ!」


11thは金庫の中に籠城してしまい、開ける術はなくなってしまう。
雪輝に11thを殺すことはできないと判断したみねねは、1stを殺して西島の仇を取ろうとする。

両親を亡くしたのは雪輝もみねねも同じ。
みねねはその現実を受け入れてここまで戦ってきた。
しかし雪輝は神になろうとしてまで、その現実を受け入れようとはしなかった。
その純粋さは、みねねにとっては過去の自分がなくしてしまったものだった。
「あたしはお前が好きだよ。お前の姿、無様すぎてあたしを見てるようだよ」

だからみねねには過去の自分を殺すことはできなかった。
そして自分の命と引換えに金庫の扉をこじ開け、失ったものを取り戻そうとする1stに後を託す。
「あぁ、そうか。あたしも救われたかったんだ……」

このシーンには思わずほろりときてしまった。
切ない、けれど温かい。こんな風に死ねたら幸せだろうなぁと思ってしまったね!

今話は2nd我妻由乃の作画がやや怪しかった。
日本刀を振り回して殺戮兵器と化していたのはめっちゃ格好良かったのだけれど、反りが足りなかったね。

網膜認証で金庫を開けて11thを殺せたということは、結局由乃はホンモノなのだろうか。
そして由乃っちはあんなにおっぱいがぷるんとした女の子だったっけ。ううむ。

ところで、世界が崩壊し始めたけど大丈夫なの?これ。
秋瀬或はどこへ行こうとしているのかな。

--- 22話 切断 ---

秋瀬或と我妻由乃という存在について。

秋瀬は神デウスの造った観測者だったらしい。
秋瀬の行動は全て神の意志であり、そこに自我はなく、観測者としての役目はもはや終わった。
神に消されようとする秋瀬は、しかし最後に自分の意思を持つ。
8thの力を借りて「未来日記所有者を観測する」日記所有者となった秋瀬は、雪輝を助けようとする。

残った日記所有者は、1st天野雪輝と2nd我妻由乃と8th上下かまどのみ。
雪輝と由乃は秋瀬たちが拘束している8thを殺し、そして雪輝が由乃を殺し、雪輝が神となって今まで死んだ人たちを生き返らせようとしていた。

――もし秋瀬や日向たちが裏切ったら?
その問いに、雪輝は答えられない。由乃は迷わず殺りに行く。
しかし秋瀬の日記に由乃は負ける。

「神になったって人は生き返らないんや!」
――嘘だ……。
  「騙されちゃだめだよ! そいつら全員ユッキーを裏切る気だから!」
――日向……。僕を騙したな!
「あなたは臆病者よ! 正しいのは私たちで、嘘を吐いているのは我妻由乃!」
「日向の声はあなたに届いてた! だけどそれを認めるのが怖いんだわ!」
「やりたい放題やっといて泣くんじゃねぇ! テメェに泣く権利なんかねぇんだよ」


このくだりはとても良かった。
やっぱり由乃っちはこうじゃなくちゃね!

由乃は雪輝を使って神になろうとしている。秋瀬はそう言う。
未来日記がふたつあるということは、由乃は双子だった、のか? いまいち良くわからない。
少なくともこのゲームが始まったときに生きていないと日記所有者にはなれないよね。
だから庭の白骨死体は本来の我妻由乃で、今の由乃は双子かな?とか思ったんだけど、それじゃ未来日記がふたつある理由がつかない。

書いていて思いついた。
未来日記はひとつしかなく、秋瀬が本物の未来日記を壊したと同時に日記の持ち主の由乃は死んだ。
そして今秋瀬と雪輝の目の前にいる由乃は、偽物の由乃だ。これでどうだ?
……それじゃあ何のために偽物の由乃は雪輝を神にしようとするんだ? もうよくわからん。

--- 23話 契約不履行 ---

世界の終わりと我妻由乃について。

なんとまぁ、ループものだったんだね。それには思い至らなかった。
一周目で雪輝と生き残った由乃は、雪輝と心中するふりをして神となった。
しかし死んだ人は生き返らせられなかった。だから時間を巻き戻して二周目に突入した。
巻き戻すと我妻由乃はふたりになる。だからオリジナルを殺した。
その死体が庭に埋められていた白骨で、ふたつめの未来日記はオリジナルの由乃のものだった。
……持ち主が死んでも日記は使えるのか? 同じ我妻由乃だから構わないのか?

さて、由乃は何を目指して二周目に来たのだろう。
二周目なのがばれた途端に雪輝を殺そうとしたから、今回も神になるつもりだったようだけど。

--- 24話 検索中 ---

由乃の求めるものと、雪輝の求めるもの。

由乃は三周目で再び雪輝と会うためだけに神になろうとしていた。
彼女も本当はこんなことをしたくはないのだろう。
しかし自分を殺してくれると約束してくれたはずの雪輝は、その約束を守ろうとせずに心中を提案する。
「だったら、私がユッキーを殺してもいいじゃない」
――由乃、お前狂ってるぞ!
「狂ってるのは、私とユッキーが結ばれないこの世界の方だよ!!」


由乃に殺されそうになり雪輝は気付く。
由乃が持っているのは、人はそれを狂気と呼ぶけれど、本当は純粋さまでをも塗り替えるほどの強い愛なのだと。

そして、殺されかけた雪輝を雨流みねねが救う超展開。
みねねは神デウスから知識と力の半分を譲り渡されていたらしい。ふぅむ。

そして舞台は二年前、三周目に突入。
由乃はこの世界の由乃と前の世界の雪輝を殺し、再びこの世界の雪輝と一緒になろうとする。

こんなに面倒な展開になってしまったのは、雪輝が結局ヘタレなせいだ。
あんなに可愛い女の子が殺して?ってお願いされたら、普通は殺すだろう。誰だってそうする。私だってそうする。そうしなかった雪輝は殺されても仕方がない。殺せないなら殺されるしかない。普通はそういうものだ。
雪輝は殺したくないし殺されたくない。そんな都合の良い話があるものか。
けれど、そういう無い物ねだりをしないと、物語の主人公にはなれないのだろうか?
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