春季限定ポコ・ア・ポコ! まとめ

--- シナリオ ---

「ブカツでせーしゅんしようぜっ!」な誘い文句な通り、クラシックを通した少年少女の青春モノ。
音楽は音楽でもクラシックっていうのは少し珍しい気がする。

中身は、基本的には死んでしまった天才少女の死を乗り越えていくお話。
ただし愛妹の藍のシナリオだけは、主人公の家族のお話。

全体としての完成度は悪くない。雰囲気も良いし。
のだけれど、突出して良いところもあまりない。
藍のキャラくらいか。面白いし。

ハニカム系の作品にはいつも思うのだけれど、過去の回想が少し足りない気がする。
今回マトモに春花のことを振り返ったのは、桜ルートでの出会いの話だけ。
幼い頃のカルテットと夏海の関係とか、その辺は描写しても良かったのではないかなぁ。

あと、音楽の感性的なことを言われてもいまいちピンと来なかった。
まぁこれは個々人の得手不得手ということになるだろうから、シナリオの完成度にはあまり関係がないか。
しかし、卒業式で演奏するということだけれど、メンバーが揃った瞬間にほとんど成功間違いなし的な天才ばかりを集めてきてしまったのは、話の盛り上がり的にどうなんだろうと思わないでもなかった。
つまり、本当にコイツらで卒業式なんとかなるのか…ドキドキ…みたいなのが足りなかった、っていうね。

個別シナリオ別評価
桜 ≧ 夏海 > 藍

桜シナリオがやっぱり一番だったかなぁ。
昔は名前を呼んでくれていたのに今は名字とか、実際結構傷つくよね。
藍シナリオは、藍が結局ギャグ要員にしかなっていなかったような…?
遥は可愛かった。それは認める

オススメ攻略順
藍 → 桜 → 夏海

--- キャラクター・CG ---

絵的なレベルは高かった。
原画師が数人いたせいか、二次元世界にありがちな、髪型違うだけで全員同じ顔じゃね?なパラドックスが全く感じられない。
ちゃんと全員別人描かれていた。
どうでもいいことかもしれないけれど、私はこういう所は評価する。

キャラ付けも悪くない。
藍の残念系妹は新しいと思います。
桜の雰囲気も私は好き。
夏海と遥のキャラがあまり立っていなかったような気がしたのは少し残念。

SD絵があったのも嬉しいね。
最近流行ってるしね。

背景やシステムデザインもとても良かったと思います。

--- その他 ---

声優
全体的にレベル高し。
真奈先輩の声は理多が当てていたのだね。
お気に入りはやはり藍の声か。

Hシーン
ふつう。
使いたければどうぞ!使えると思うよ!たぶんね

音楽
良。
細かいことだけれど、バイオリンの音はまだしもビオラの音とか良くわからないので、そういう楽器個別の音みたいのも入れてくれたらよかったかなーと思う。
音楽モノでしかも天才設定だと、なかなか難しいのかもしれないけどね。

システム
良。
バックログからそのシーンへジャンプできる機能がついているのは嬉しい。
あの機能は個人的には結構お気に入りです。

--- 評価 ---

ハニカム文庫第三弾「春季限定ポコ・ア・ポコ!」。
勢いで終わらせてしまったけれど、振り返れば良作だった。
ゲームタイトルはかなり秀逸。

ボリュームが少ないなら少ないなりに、それなりにシナリオをまとめてきたし、ツッコミどころは少なかった。
あーひとつだけ言うなら、卒業式3月31日にやるっておかしくね?ってだけ。
それ以外はギャグもシリアスもメリハリを付けて入れてきていたと思う。

ただ、人に薦めるときなんかに「この作品は無難なんだよねー」じゃオシが弱い。
それがこの作品の欠点かもしれない。
可もなく不可もなく。
私にとっては、妹の藍ちゃんがそれに当たったから手に取ったわけだけれど。

とりあえず、しにキスよりは少しだけ面白かったかな?な★2評価。
もしかしたらハニカム文庫第二弾のほうもそのうちプレイするかも。
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ゲーム [★★☆☆☆]
春季限定ポコ・ア・ポコ!

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