春季限定ポコ・ア・ポコ! 夏海ルート

春季限定ポコ・ア・ポコ!、ラストは純正ツンデレの悠木夏海ちゃん。
声優は北見六花こと五行なずな。
しにキスの天宮雫の声を当てていたひとだね。

夏海ルートは、死んだ双子の姉についての、トゥルーエンドのようなお話。
他2ルートを終わらせてからじゃないと、選択肢が解放されない。

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主人公も桜も夏海も、春花の死をまだ受け止め切れてはいなかった。
桜ルートでもあったように、主人公と桜はそこで足を止めてしまう。
夏海は変わらずピアノに向かい続けていたけれど、それは昔から目標にしていた姉のピアノをただ追い続けていただけ。
死んだ人間に引っ張ってもらっていただけ。
けれど、春花の死に向き合うという意味では、夏海は主人公や桜よりよっぽど強かった。

昔から、主人公は春花が好きで、夏海は主人公が好きだった。
夏海は主人公の気持ちを知っていたし、だから主人公が音楽を辞めようとする理由も知っていた。
だから、夏海は春花になりきって、主人公のことを支えようとする。
「…だって、あたしじゃ彼方を救えない…」
「だったら、春花の代わりでも何でもやるしかないじゃないっ!」
「あたしで、無理ならそうするしかないじゃないっ!」


けれど、誰かが誰かの代わりなんかなれるものじゃない。
人は精一杯頑張っても自分になることがせいぜいのもの。
主人公もそのことには気付いていたし、自分が春花のことを振り切れないことで、夏海の足もまた止めてしまっていることに気付いた。
そこに届いたのは、死んだ春花の吹き込んだメッセージ。
そこに残されていたのは、音楽に対して真摯だった春花の気持ちと、それに応えていたころの自分の気持ち。
そして、自分が好きなものと、奏でたい本当の音。

――俺はお前みたいになりたいんだ
――お前の音が本当に好きなんだ
――俺や桜がずっと立ち止まっていた時も
――ただ一人で、ずっと、ずっと姉の死と向き合い、生きてきた夏海の音を
――そんな音を俺も手にしたい
――強くなりたいんだ

――俺、音楽が大好きなんだ…!


そうして、少年少女は、ひとりの少女の死を乗り越え、またひとつ成長してゆく。

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シナリオ全体の評価としては、まぁこんなもんかなぁ…って感じ。
ただ、エンディング後のエピローグからのタイトルバックの流れはとても良い。
リア妹ほどではなかったけれどね。

夏海のツンデレ以外の魅力があまり伝わってこなかったのは残念。
あー巨乳とか?あんまり興味ないや
というか、主人公のヘタレ具合には妙にイライラさせられたよ。
イライラしたポイント自体はスキップ並の速さで進めたからあまり覚えてないのだけれど。

春花のエピソードももっと色々あっても良かった気はする。
主人公との出会いとか、春花と夏海についてとか。
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ゲーム [★★☆☆☆]
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