ラストエグザイル-銀翼のファム- 15~17話

--- 15話 Triangulation ---

ヴァサント将軍主導でルスキニア討伐のための統合軍を組織する話。
統合軍には、ルスキニアによって滅ぼされかけた多くの民族の残党がその復讐を胸に集い、またトゥラン王国の王女であるミリアがその旗印の元にいることで、民衆の支持も高いようだ。
そんな中、アデス連邦のロリっ娘皇帝サーラと、ファムとジゼルは、グラン・レースをネタに親交を深めていく。

ミリアの公儀の心で私情を押さえ込む、王女として少し成長した姿が垣間見える回でもある。
それに比べて、ファムは全く成長していない。
歯に衣を着せない、それがファムの良いところなんだろうけど。

ラスト、ルスキニアが最終兵器のようなものを起動していた。
あれはなんなんだろう、ナウシカでいう巨神兵のようなものだろうか。

--- 15.5話 Second adjoutnment ---

前作「LAST EXILE」の総集編。
ディーオとアルヴィスの生い立ちと、エグザイルが辿ってきた過去の話。

まず、25分の総集編だけで理解出来るほど簡単なシナリオではないよね。
わかったのは、アルヴィスがエグザイルを起動するのに重要な役割を担っていること。
前の世界での戦争にもエグザイルが使われ、それを阻止するのに大変な苦労をしたこと。
再び平和になり、もう二度と戦争なんか起きない世界にしようと誓ったこと。

しかし、また再びエグザイルを使った戦争が起きてしまっている。
ここからディーオとアルヴィスがどう物語に絡んでくるのか、気になるところではある。

--- 16話 Automaton ---

統合軍と、反乱軍になってしまったオーラン将軍とソルーシュ将軍率いる第三第四艦隊とのバトル。
オーランとソルーシュの歩む道の違いというのがメインな、ちょっと切ない回。

彼らの従っていたルスキニアは、ソルーシュ曰く「平和への最短距離を突き進む」道を選んでいる。
確かにここまでのルスキニアを見ている限り、例えば世界を滅ぼそうとか世界を手中に収めようなどといった、わかりやすい悪人ではないようだ。
おそらくソルーシュもそう思っており、彼の信念に従う道を選んだ。
しかし、オーランはその熱い性格ゆえ、皇帝への忠義を最も大切にする男だった。
ソルーシュのことを親友だと思っていても、ソルーシュの、ルスキニアのしていることが正しいことだと思っていても、皇帝の旗印に逆らうことは出来ない。
それが、彼の選んだ道であり、親友との別れの道だった。

「それが、君が選んだ道か。何故だろうな、いつかこんな日が来るような気が、ずっとしていたよ」
「君は君の道を行け。だが、俺は…」


勝ったけれど、全くスッキリしない戦いだったね。
サーラの泣き叫ぶ声がとても悲しかった。

そういえば、高度限界って対地高度的な意味での限界の話だったんだね。
てっきり海抜的な意味で、空気が薄くなるからこれ以上高くは飛べません!的なことかと思っていたよ。

--- 17話 Dynamic possibilities ---

第三艦隊を併合した統合軍と、サドリ将軍率いる第一艦隊とのバトル。
ファムとジゼルとサーラの平和を願う声が届く回。

サドリ将軍の作戦は老獪と言う他なかった。
統合軍の先制攻撃を受けておいて、全員に伝わるように「第三艦隊はかねてよりの作戦通り、統合軍を挟撃せよ」との信号を出し、味方になったばかりでまだ信頼も薄くグラキエスの仇でもある第三艦隊に、裏切りの目を向けさせる。
そして、ディアンたちがその真意を問おうと第三艦隊へ向かうと、襲われると勘違いした第三艦隊がグラキエスのヴァンシップを撃ち落としてしまう。
混乱に陥る統合軍、そこに追い打ちを掛ける第一艦隊。
まったく、サドリの思惑通りであるなぁ。

この間まで味方だった者どころか、今の今まで味方だった者と争うことに酷く心を痛めるファムたち。
「この戦いを止めよう!仲間が信じられなくなるなんて、そんなのおかしいよね…」

サーラの皇帝としての勅令は、サドリとヴァサントの元に届く。
そうして、戦争は終わった。
しかし、ディアンの仇討ちも、ルスキニアの進む道も断たれてはいない。

そこまで面白いとは思っていなかったはずなのに、見始めると惹き込まれてしまうというのは、やはり面白いのだろうな。
ヴィジュアル的クオリティが全く衰えないのも大きなポイントか。
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アニメ [★★☆☆☆]
LAST EXILE

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