あの夏で待ってる 5~8話

--- 5話 先輩はヒロイン。 ---

夏休みになり、本格的に映画を撮り始める。

檸檬先輩が脚本なのだけれど、やたらリアルな設定を用意してくるのはどういうこっちゃ。
イチカが地球に不時着した宇宙人で、りのんが宇宙船の生体端末だとか。
まるで何かを知っているとしか思えない。

ヒロインの相手役を買って出た哲朗だけど、おそらくわざと悪役の立ち回りを演じ、海人を相手役にする。
こういう心遣いのできる親友としての哲朗は、まじでイケメンだ。
しかし柑菜の幼馴染みとしてはどうなんだろう。
こんな程度のことでふたりを離しても、結局何も変わらないと思ったのだろうか。

今回は柑菜の恋心の話がかなりの比重を占める。
ずっと温めていた恋を、突然やってきたイチカに取られそうな柑菜。
そんな彼女がイチカのことを疎ましく思ってしまったとして、それをいったい誰が責めることができるだろうか。
しかしやっぱり哲朗はイケメンすぎる。

「もしかして、応援してくれるの?」
  「幼馴染みだかんな」
「ありがとう…。哲朗も、できたら教えて!応援するから!」
  「…そりゃ、無理だな」

  「なら、何もせずにモヤモヤし続けんの?」
「人を好きになんないとわかんないよ!哲朗にはわかんないよ…」
  「…そうだな。悪い」


このあたりの哲朗は、切なくもカッコ良い。
普通こういう「人の恋愛を応援しちゃうけど、でも自分も本当はその人が好き」ポジションって女の子なパターンが多い気がするけれど、それを男にやらせるのってちょっと新しいよね。
そして、哲朗は海人に直接柑菜の気持ちを伝えてしまう。
和を重視して自分の気持ちを抑える柑菜を不憫に思ったのか、あるいは。

--- 6話 先輩にライバル。 ---

5人の関係に新たな波紋を起こす新キャラ登場、それと水着回。
この大抵のアニメにある水着回ってなんなんだろう。
別に無理して入れなくてもいいと思うんだけど…

哲朗の姉からもらったチケットで沖縄に行く6人。
そこで出会うのが樹下佳織と有沢千春。
佳織は海人の小学校時代の同級生で、今でも海人のことが好きだったらしい。
恋人はいない、という海人に佳織は告白するけれど、海人は「好きな人はいる」と言って断る。

この展開は、海人に佳織を振らせることで、イチカに対する思いを再認識させる効果があるのかな。
しかしそうだとしたら、そのためだけにフラれた佳織はとても可愛そうだ。

一方、有沢千春は哲朗に興味津々。
かなり積極的に哲朗にアプローチしてくる。
それを見て内心穏やかではいられないのが北原美桜。
そして、千春に押し倒されそうになっていた哲朗を、美桜が助ける。
とうとう美桜の本心が垣間見えたね。
まさかとは思っていたけれど、ほんとに美桜は哲朗のことが好きだったんだなぁ。

しかし檸檬先輩は完全においてけぼりで可愛そうだ…。
「誰も、帰ってこないわ」

--- 7話 先輩の気持ち。 ---

佳織の本音とイチカの本当の気持ち、そして美桜の恋心。

千春のアプローチから逃げる哲朗、それを助ける美桜。
邪魔されたことを怒る千春は、美桜に「露出狂のくせに!」と言う。
どうやら押し倒されそうになっていた哲朗を助けたときの美桜は、パンツを履いていなかったらしい。
そのときの美桜の言い訳。

「私、裸族なんですぅ!」

そして、やたら重い告白が続く。
物心つくころから家族全員裸族で、いけないと思ってはいてもついつい下着を履き忘れたまま外に出てしまうことがあること。
そんな恥ずかしい行いに気付かれないよう、なるべく自分の存在感を薄くしようとしていたこと。
けれどみんなと仲良くなって、こんなことを知られて嫌われたくなくて、必死に隠そうとしていたこと。

それを聞いた哲朗は、再びイケメンなフォローをする。
「焦ってあたふたしたって物事解決しねーんだよ。何が影を薄く、だ。ネガティブ思考すぎるっての」
「困ってんなら相談しろ。フォローするに決まってんだろ」
「だからさ、言いたいこと言えよ、な?」
  「好き…。哲朗君が、好き…。大好き」


一方、佳織とイチカ。
佳織は、彼氏にフラれた傷心旅行で沖縄に来ていたらしい。
そこで偶然再会した海人に、ついついちょっかいを出してしまったと。
海人の言う好きな人がイチカだと気付いていた佳織が言う「出来心」が、彼女の本音なのか建前なのかはよくわからない。
けれど、それを聞いたイチカは、自分の素直な気持ちと向き合おうとする。

このアニメはどうにもサブキャラが魅力的すぎて、メインの海人とイチカの魅力に欠けるな。
柑菜も、美桜も、ダメなのを分かってて自分の気持ちをちゃんと伝えたのに(柑菜はちょっと違うけど)、海人とイチカはこっちのほうがよっぽど分が良いはずなのにうじうじしている。
とてももどかしいというか、みんなを見習えよ!という感じ。
てか、海人のなかで柑菜の気持ちとかもはや忘れ去られているような…?
しかし、まさか美桜もコクってしまうとはね。どうなってしまうのだろうか

--- 8話 先輩がPINCH. ---

夏祭りと肝試し、そしてイチカの宇宙人的能力が海人にバレる回。
浴衣回でもある。

美桜は沖縄旅行をきっかけに、髪をバッサリ切ってショートにしていた。
ロングの美桜も良かったけれど、ショートの美桜もかなり可愛い。

檸檬先輩肝煎りの肝試しは、絶対に公正だとは思えないくじ引きの結果「哲朗・美桜」「海人・柑菜」「檸檬・イチカ」のペアに。
哲朗と美桜は、なんだかとても良い雰囲気。
しかし、海人と柑菜は、柑菜ばかりが勝手に盛り上がっている感じ。
柑菜が何かを言おうとしたとき、イチカの悲鳴を聞いた海人は、そのままイチカのところへ走って向かっていってしまう。

イチカの悲鳴の原因は突然現われたりのんだったけれど、それは突然現われた無人救助艇を知らせるものだった。
なぜ「救助」艇が実力行使をもってしてまでイチカを捕らえようとするのかはよく分からない。
もしかしたら宇宙的な機密保持のような理由があるのかもしれない。

「早く逃げて!」と言われても相手に立ち向かっていくなど、今回の海人はだいぶ聞き分けが悪かった。
ぱっと見カッコ良かったけど、よくよく見るとイチカを助けたのってりのんだよね。
とにかくこれで1話ラストにあった、海人の体質が妙なことになっている風なことなんかが明るみに出ていきそうだ。
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アニメ [★★★☆☆]
あの夏で待ってる

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