グリザイアの果実 天音ルート

グリカジ、ラストはタダでエッチさせてくれる近所のエロいお姉さんこと、周防天音ちゃん。
私が考えた悪口じゃないよ?公式HPにそう書いてあるんだよ!

しかし何とかグリマヨ発売日に間に合って良かったよ。
三日半でなんとか終わらせました。
プレイ時間は、個別6h、共通平均6h*5、計40時間弱か。
こう書くと、80時間中40時間しかプレイしていない現実に、やや愕然とする。
寝食を惜しんでPCに向かっていたような気分だったんだけどな。
記事を書くのに各1時間以上かかっているのにも原因がありそうな気はしている。

天音ルートは、天音の罪と罰のお話。
ではあるのだけれど、メインは天音と一姫が巻き込まれた事故について。

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「大丈夫…今度は私…ちゃんと強くなるから…」

転落事故の唯一の生存者である周防天音にとって、生きていること自体が罪だった。
一姫の犠牲で生かされた命を捨てることはできず、生きている限り赦されることのない罪。
自分を責めても罪は許されないけれど、それ以外に自分を罰することができない。
彼女は、生きることを罰してくれる存在を求めて生きていた。

天音は、雄二が美浜学園に転校してきた当初から、彼が一姫の弟であることに気付いていた。
雄二に出会うまでは、自分を責め、他人に貶められることが罰だった。
けれど、そんな罰では到底自分の罪は贖えない。
そして、彼女は自分を罰してくれる存在として、雄二に近づいた。

雄二にとって都合の良い存在であり続けること。
自分の全てを捧げ、何も与えられないこと。
それこそが彼女の罰と成り得た。
しかし、天音はいつしか捧げることで幸福を与えられるようになっていた。
罰を受けることで、さらなる罪を重ねてしまっていた。

そんな天音に、雄二は「自分のために一生を捧げる」罰を与える。
生き残った罪は、彼女にとっていわば原罪のようなものであり、生きている限り贖いようがない。
しかし、幸せになる罪は赦すことができる。
それは、自分に罰を与えてくれる雄二の希望でもあるのだから。

ハッピーエンドは、天音が天寿を全うするところまで描くのはやや蛇足ではないかと思わないでもないけれど、彼女の罪が赦される時を描くためにはしょうがなかったのかと思う。
バッドエンドも、幸ルートほど救いのない話ではなかった。
雄二のために生を遣うことこそが彼女の希望だったのだから、彼女にとっては贖罪に値する終末だった。
誰が彼女を赦すのかという点でやや天音の自己満足気味であるのと、雄二にとっては愛した女を失うという意味で確実にバッドエンドではあったけれども。

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シリアスさにおいては、転落事故「エンジェリック・ハウル」がある限り天音ルートが一番だろうね。
天音しか生き残らないというオチを知っていても引き込まれるだけの、疾走感のある話になっている。
面白いというよりも、楽しいシナリオだった。

一姫が何を考えていたのかは気になるところではあるけれども、この結末は彼女が予想した通りだったのだろう。
それは、彼女の遺書とも言える手紙と、そこに入っていた包丁からも推察できる。
雄二は一姫生存説を唱えていたけれど、私も生きているんじゃないかと思いたい。

一姫については、雄二の口からその端々が語られるだけで、全体像はまだ見えてこない。
このあたりは迷宮で…わかるのかなぁ。
楽園まで引っ張りそうな気がしてしまうね。
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