穢翼のユースティア ユースティアルート(第5章)+APPENDIX(ユースティア、クローディア、その他)

穢翼のユースティア、終章はメインヒロインのユースティア・アストレア。
都市が浮いている理由、コレットに天使の御子と呼ばれる理由、そして主人公の生きる意味のお話。

ギルバルト卿を倒したカイムは、彼が行っていた研究を知る。
それは、初代聖女イレーヌだった天使の力を使い、ギルバルトの最愛の人を蘇生させるための研究だった。
だが、死んだ人間が蘇ることなどない。
それを無理に行った結果、大崩落が起きたのだという。

そしてさらに、ギルバルトが研究を断行したせいで、天使の力は衰え、都市の寿命が近づいてきていた。
ティアの力は、滅亡を回避する最後の希望だった。
当然、自分には成すべき運命があると信じていたティアは、その研究に我が身を差し出し協力する。
しかし、ティアにとってそれは耐え難い苦痛を伴い、しかも記憶を徐々に失わせるものだった。

ティアが研究に協力しないと都市が滅ぶ、協力すればティアはティアじゃなくなる。
カイムはその板挟みのなか、ルキウスが選び、誰もがそう選ぶであろう都市の延命を選択する。
そんな中、収まらない地震と崩落に絶えきれなくなった牢獄民は、とうとう武装蜂起を起こす。
反乱軍が王城まで迫り一刻の猶予も許されなくなったルキウスは、最後の手段としてティアを利用して故意に崩落を起こし、ティアを強制的に天使として覚醒させる。

カイムはルキウスと同じく、研究が完成するまでの時間稼ぎを行おうとしていた。
けれど、ティアがいない平和な世界が思い描けなかったことで、今までの選択が間違っていたことを悟る。
人は死ぬときに悔いを残してはならない。
もし世界が続いても、ティアがいなかったらきっと後悔するだろう。
カイムはそのことに気付き、世界を捨ててもティアを手に入れることを決断する。

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「時には理想、時には理屈、時には感情、時には実利」
「コロコロと主張を変え、それなりの正論を吐きながら、生きていく」
「お前は頭がいいし、発言や判断は妥当なことが多い」
「だが、それだけだ」
「お前には、中身がないのだよ」
「お前は、何のために生まれてきたんだ?」

ルキウスはとてもカッコいい。
私はこういう人間に憧れるね!
感情を排しすぎると確かに君主には向いていないかもしれないけれどね。
ティアのかけがえの無さに気付くまでのカイムはちょっとイライラしたけど、それもルキウスのカッコ良さを引き立てるものだと思えば許せる。

私はここではシスティナを推したい。
ギルバルトを倒すときのシスティナもそうだけれど、ルキウスを一途に慕い続けて、その想いを面と向かって告白することもなく、最後は愛する人とその人の理想のために身を捧げる。
なんとも美しい話じゃありませんか。

ラストはまどマギみたいな感じ。
ちょっとインパクトは薄いかなと思ったけど、綺麗な終わり方だったね。
羽の生えたユースティアはとても神々しかったよ!

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メインシナリオをクリアすることで、残りのおまけが全て解放された。
ユースティアのエッチシーンは本編では1回だけなので、おまけが3回。
夢オチという断りがあるけれど、ラブラブで幸せそうなアフターストーリー風のもあったりして、なかなかよかったね。

クローディアのエッチシーンは、なんか妙に尻切れトンボみたいにして終わってしまった。
最後まで書くのが面倒になってしまったのだろうか。
他にもエッチシーンなしの舞台裏みたいなストーリーもあって、面白かったね。

まとめは次回記事へ。
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ゲーム [★★★★☆]
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