狼と香辛料 11~13話+まとめ

--- 11話 狼と最大の秘策 ---

信用買いの借金を返す話その2。
借銭や博打での用立てではとても期限までに間に合わないので、債権者の商会も巻き込んで、ノーラに金の密輸をさせようとする話。
ロレンスは言わずもがな、債権者の商会も武具の相場の暴落で破産寸前みたいだし、ノーラも教会へのささやかな復讐と大きな報酬が貰える。

商売の話とは少し違ってきたけれど、筋は分かりやすいしドキドキするね。
ただ、ノーラが教会に対して抱いている感情を少し決めつけすぎな気がした。
ロレンスがノーラを口説くとき、教会のことをこき下ろすのを聞いたノーラが「私を養ってくれた教会を悪く言わないでください!」とか言い出さないか、ちょっと心配だったよー。
てゆーか、あんな密談をあんなオープンなところでしてよかったのか?

今回のホロの萌えポイントは、金を借りれなかったのは自分のせいだと思い、それを責めてくれないロレンスを怒るところだね。
男の気持ちを手玉に取ろうとするくせに、女の子として優しくされ慣れていないギャップ萌えなのかな。
商売に失敗して借金を背負うことを甲斐性無しとか言ったりする女性もいるなかで、ここまでロレンスに親身になってくれるのだから、ホロも十分お人好しだと思うのだよね!

--- 12話 狼と若造の群れ ---

借金返済の話その3。
ロレンスたちが危険な森を通り、金の密輸をする話。
行きは囲まれただけで襲われなかったが、帰りはそうはいかなかった。
しかも、相手は普通の狼ではなく、ホロのように長い時を生きてきた狼だった。
ロレンスは狼と対峙するホロを待っていたが、商会が裏切りロレンスを殺そうとする。

前半の緊張感、中盤ののどかな雰囲気、そして終盤のシリアスさというメリハリがくっきりついている。
武具の相場が暴落して借金を抱えることになった10話も、その対比が鮮やかだったね。

今回のホロの萌えポイントは、ローラの犬エネクと同じように、ロレンスに膝枕をしてもらうところかな。
でも今回は可愛いじゃなくて凛々しいホロが見られる回だったね。

--- 13話 狼と新たな旅立ち ---

1期最終話、借金返済の話ラスト。
ロレンスを裏切った商会への落とし前を付け、ハッピーエンド。

ホロは森の狼たちとは争わず、曰く「大人な対応」で話を付けてきた。
詳しい描写はなかったけれど、ホロにとってはずいぶんと屈辱的な内容だったようだ。
気高き賢狼を自称する彼女が、若造相手に膝を折っていたのだからね。

しかし、自分のプライドを犠牲にしてでも守った相手を裏切った商会に、ホロは激昂する。
狼の姿となり、商会の手下を千切っては投げ千切っては投げ。
そして、ノーラと対峙する。
ロレンスには、ホロとノーラが争う様子が目に浮かんだが、実際は逃げたリーベルトを捕まえに行っただけだった。

結局、ロレンスはリーベルトが100リュミオーネで仕入れた金を、密輸して商会に500リュミオーネで買取らせることにした。
商会は10年の分割払い、しかもその金は都市内で捌けば600リュミオーネになる。
いちおう誰しにも明日がやってくる選択肢を選んだのだね。

今回のホロの萌えポイントは、間違いなくラストのロレンスが誰の名前を呼んだか訊いてるシーン。
「ホロ」のほうが呼びやすいから、っていう理由についてはもはやツッコまないけれど、自分にその気はなくても気を持ってほしいという、雌の欲が垣間見れるところがとても良い。
結局鐘の下で呼んだのは、口の動きから見るにノーラの名前だったぽい。
だから鐘が鳴り終わったとき、「ホロ。やっぱりこっちのほうが良いな」って言われて照れちゃったんだね。
個人的には、最初からホロの名前を呼んでほしかった気がするけれども。

--- まとめ ---

ホロの魅力は、一言で言えばギャップ萌えだね。
見た目ロリなのに、実は数百年も生きている。
賢狼なのに、食べ物には目がない。
表情を隠していても、耳や尻尾に出てしまう。
自分の可愛さをわかっていながら、素直に褒められると照れてしまう。
人をさんざんお人好し呼ばわりしておきながら、自分もお人好し。
その気はなくても、気を持ってほしい。
雄と雌の心理を理解して一つ上の視点を持っているようで、自分の気持ちは抑えられない。
ギャップ萌え枠なら、三本の指に入る魅力を備えているね!

一風変わった女の子が好きな私としては、ホロの風変わりな喋り方もとても良いと思う。
ホロのエスニックな魅力をさらに増してくれます。
こういうのって二次元ヒロイン限定な萌えポイントだね。
あと、貧乳なところも忘れてはいけないよ!

シナリオとしては、テーマがはっきりしていて良いと思う。
商人であるロレンスが、商人らしくホロと旅をしていく。
ラブコメな要素は控えめに、会話の駆け引きが話を盛り上げていく。
こういう魅力って、きっと誰にでも出せるものではないよね。

経済的な事柄については、原作がどうなっているのかはわからないけれど、アニメではやや説明不足かなぁ。
まぁ深夜アニメでそんなことを掘り下げてほしいという需要があるのかは謎だけれど、私としてはそういうのも面白いかなとは思うよ!
別に深く理解しなくても、話の展開だけで十分面白いから良いのだけれどね。

絵や演出のクオリティは普通かな。
中世ヨーロッパ風なのどかな雰囲気がよく伝わってくるのは素敵だと思う。
キャラデザインは秀逸。
女の子はみんな可愛く、男は個性豊かに描かれている。
クロエの可愛さは端役のくせに異常でしょう。

ホロが可愛いという以外、飛び抜けて良い点があるわけではないものの、全てをバランス良くハイレベルに仕上げてきている。
まったりしたときに落ち着いて観たい作品だね。
安定の良作、★3評価です。
関連記事
category
アニメ [★★★☆☆]
狼と香辛料

Comment

Trackback

http://otabes.blog.fc2.com/tb.php/295-6b3c9906