SWAN SONG 4章(トゥルーエンド)

ノーマルエンドをクリアしたあと、4章冒頭からやり直すとトゥルーへ行ける。

ノーマルと違う出来事は、教会を襲ってきた鍬形を多能村が積極的に迎撃したため死ななかった、そして竜華樹が学校へ投降せずに多能村たちと合流した、この2点のみ。
話としては、鍬形を捕虜にして隣町の人と一緒に学校に戻ったら、意外と友好的に受け入れてもらえて、結局誰も死なずに済みました、っていう感じ。

ちょっと無理矢理ハッピーエンドに仕立て上げた感はあった。
鍬形が欠けた学校がどうなっていたのか、司たちはどういう経緯で学校に受け入れられたのか、そのあたりが省かれていたのは少し残念だったね。
けれど、向日葵の種を持ってくる雲雀と、独房にいる鍬形のエピソードは、ライターとしても入れたかったのだろうと思う。

結局、雲雀はいつでも元気な女の子だったし、鍬形もやっぱり卑屈な男の子だった。
鍬形を突き動かしていたものに名前を付けるなら、それはやはり「狂気」なんだろうけれど、狂っていたのは決して彼だけじゃなかったよね。
むしろ本当に狂っていたのは無名の大衆で、鍬形はその気に当てられていただけとも思える。
ちょっと好意的に過ぎるかな?

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竜華樹と司の関係のくだりはとても良かった。
そのあとの雲雀のリアクションもね!
やっぱり雲雀がいると和むよなぁ。
やや取って付けた感が無いわけでもなかったけれど、大智の会もただ信仰のためだけに動いていたわけではない、人間的な部分が描かれていたね。

この作品が鬱ゲーと言われるのは、単に大災害が起こって生きることが難しくなったり、やたらとバッドエンドが多くて登場人物が死にまくったりするせいじゃない。
みんながみんな、非日常のなかで自分なりの正しさを追求した結果起きてしまった争いや行き違い、それらの醸し出すどうしようもない閉塞感のせいなんだろう。
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