七つのふしぎの終わるとき トゥルールート

個別エンドを全て終えて「はじめから」を選択すると、トゥルーに入れる。
公式表記だとグランドエンドか。
ヒロインの誰ともくっつかずに七不思議と時計の謎を追いかけるのかと思っていたら、全然違いました。
話の展開としては、七穂と出会って、リドリィがかいぶつひつじを見付けた数日後から。
中庭で集合写真を撮るところから派生する。

トゥルーは、七穂と時計の関係を掘り下げるシナリオだった。
六十余年の時を経て目覚めた七穂、昭和20年に作られた七穂の人形、そして時計に固執する学園長の話。

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話自体は比較的短めだし、語られていることそのものはわかる。
ただ、物語に本当に矛盾はないのだろうか。

例えば、七穂ルートで、学園長とななみが同時に存在していたこと。
七穂ルートのななみは七穂の過去から生まれたもう1人の人形で、七実とは別の存在ってことなのかな。
それとも、七実の過去の存在がななみ?
たしか違う時間軸の同一人物が同じ時間で顔を合わせても、タイムパラドックスは起きない設定だったとは思うけれど。
エンドクレジットは「ななみ」だったんだよなぁ

あと、不思議な力の実例が少ないのも、理解の助けにならないね。
実際に時計の機能を使う細かい描写があったのは「おもいでアルバム」と「まっくろ新聞」のみ。
「こまったチクタク」も説明はあったけれど、使っている描写がなかった。
たぶんじっくり考えれば、深咲が危ない時間を割り出した方法もわかると思うんだけど。
その他の時計についてはだいたいぶん投げてたよね。

雰囲気は良かったんだけど、細かい疑問点や矛盾点が積み重なっているような気がして、とてもモヤモヤした。

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主人公は、他人の痛みを自分の痛みとして想像することができないという問題を抱えていた。
確かに各ヒロイン個別ルートの終わり方は、ふつう「ハッピーエンド」と言われるものとは少し違っていた。
必ず誰かを犠牲にして成り立っていたからね。

私としては、禁書目録の上条当麻のようなハッピーエンド厨は嫌いなので、主人公のその姿勢は結構評価していたんだけれど、どうやら私も七穂ちゃんに怒られてしまいそうだな。
正直言って、私まで胸が痛いよね。
まぁ主人公はちょっとドヤ顔で拳銃振り回しすぎかな、とは思った。
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ゲーム [★★★☆☆]
七つのふしぎの終わるとき

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