リアル妹がいる大泉くんのばあい 美紀ルート ~親友の妹に迫られる大泉くんのばあい~

二周目プレイ:加筆修正 2012/07/11

ミドルプライスのゲームにしてはとても完成度が高いという話を聞いて、ヒマ潰しのスナック感覚で始めた「リアル妹がいる大泉くんのばあい」。
ゲームの世界で理想の妹を求めるお兄ちゃんが主人公の、妹ゲーである。
一番の目玉は、ゲーム内での理想の妹が現実に出てきちゃうところ。

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まずはリアル妹でも二次元妹でもない、ビッチ予備軍な肉食系な親友の妹、妹尾美紀ちゃんから攻略。
オープニングには一瞬たりとも出てこない不憫な子。
声優は日向苺。とてもマイナーな人のようだけれど、小悪魔な声はなかなか良い感じです。

ちなみに純粋な「親友の妹」というポジションのエロゲヒロインは、割と珍しいかもしれない。
リトバスの棗鈴も親友の妹と言えなくもないけれど、兄である恭介には付き合うこと推奨されてるし、そもそも幼馴染みポジションだし、これはちょっと違う気がするよね。

さて、まず大事なことを確認すると、年上に責められるのは苦手な私も、年下に責められるのはアリでした。
そして、美紀は最初から主人公の童貞を奪おうと押し倒してきたり、快楽堕ちさせようとしたりしてくる、イイカンジにSな女の子。でもドSというほどじゃなく、誘い受けな感じ。
うん、とってもイイよね! 美紀ちゃんかわゆす

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美紀ルートは、親友とその妹のツンデレな兄妹愛が描かれる。
そういえば、主人公以外のキャラに対するツンデレって、かなり珍しいパターンな気がするなぁ。
二次元妹な麻衣は空気。

「妹なんかいらない」と公言する親友の彰だけれど、実は妹の美紀が大好きな優しいお兄ちゃん。
美紀の身体検査を覗こうとしている男子にはキレちゃうし、美紀がバカにされたときもキレちゃうし、主人公と美紀がヤリまくりなのを知ってキレちゃうし。
……あれ、キレてばっかだね。

美紀はそんなお節介で妹モノのエロゲーばっかやってる兄貴を嫌っているようだけれど、それはカッコだけ。
幼少期は虚弱体質で引きこもりがちだった美紀が、今こうして明るい女の子になっているのは、彰がずっと妹に気をかけていたから。
そして美紀も、今も、昔も、兄が自分を大切に思ってくれていることにちゃんと気付いている。
ただ、ちょっと恥ずかしくて態度に出せないだけで。

この兄妹の関係は、一言で言えば「ツンデレ乙」なんだけど、それを浮き彫りにさせるやり方が上手い。
すれ違いばっかりの兄妹だったけれど、でもそれは結局互いが互いのことをかけがえのない兄妹だと思っていたからこそ、自分の気持ちを押し付けず、見返りも求めなかったため。
小さな世界を、小さな視点で、少ない言葉で語るこの雰囲気は、とても好きだよ。

彰の、妹に彼氏ができるっていう出来事に対する心理描写もとても良い。
妹が幸せになってくれるなら、結局お兄ちゃんはそれで幸せなのだなぁ。

「家でも、すげー楽しそうにお前の話をして……正直、最初は俺も複雑だった」
「でも俺がガキの頃にあいつへ望んだことって、そういうことなんだよな」
「普通の女の子みたいに外へ出て、オシャレをして、誰かを好きになって……」
「兄貴だったら、そういう妹の恋を応援してやらなきゃいけないんだよな」


とか言いながら、NTRゲーを嫌悪していた彰が、妹を寝取られてしまった展開にはわろてしまった。
テキスト的にもなかなか秀逸だよ! かなり笑わせてくれる。

二次元妹の麻衣は、お兄ちゃんとリアル妹の栞との溝が埋まったことで満足して消えてしまった。
お兄ちゃんが妹の幸せを願っているのと同じく、妹もお兄ちゃんの幸せを願っているんだ。

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「やっぱり、妹は二次元に限るよなぁ」
――現実の妹なんかいらない?
「いらねえよ。リアルで妹に萌えることなんてねえしな」
「それに……妹に恋人ができて、こんな寂しい思いをするぐらいなら……俺は二次元の妹だけでいい」

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ゲーム [★★★★☆]
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