響け!ユーフォニアム 12、13話

第12回 わたしのユーフォニアム

ユーフォニアムと真摯に向き合う久美子の回。
はじめての挫折と、それをバネに前を向こうとする心。
このアニメで一番スポコンらしい回。

「久美子、最近アツいよね」
「え?」
「前はどっちかって言うと、クールっていうか、冷めてるところあったのに」
「そうかな?」


全国に行く合奏のために指示された課題をクリアするために、熱中症になるほど練習に集中していた久美子。
そこまで情熱を注ぐのは「特別な女の子」の演奏を聞いてしまったせい。

「ねぇ、麗奈……」
「ん?」
「私、上手くなりたい。麗奈みたいに。私、麗奈みたいに特別になりたい」


特別な女の子の演奏を聞き、そんな彼女に憧れてしまった久美子。
地道に努力を積み重ね、少しずつ上達して、これなら発表会までにはモノにできるかもしれない――そう思っていた。
しかし滝先生は、ある日ばっさりと久美子を切り捨てるのだ。
久美子の努力では及ばないと思ったのか、コンクール直前の今は、その努力を全体的なレベルの向上に充ててほしいと思ったからか。
とにかく、それは惰性で吹いてきた過去7年間には経験したことのない、はっきりとした挫折だった。

上手くなりたい……上手くなりたい、上手くなりたい上手くなりたい上手くなりたい!
誰にも負けたくない! 誰にも、誰にも……!!
「悔しい……! 悔しくて、死にそう……」
――そのとき、私は知った。その辛さを。あのとき、麗奈がどんな思いでいたかを、私は知ったのだ。


私はだいたい、挫折するとすぐ嫌になって投げ出してしまう性質の人間だ。
けれど、久美子はその挫折をバネに、さらに闘志を燃やしている。
その情熱はいったいどこからくるのだろう――そんな私の疑問に、彼女は端的に答えてくれた。
結局、人間の器とはこういうことなんだろうなぁと私は思うのだ。

「音大行くつもりないのに吹部続けて、なにか意味あるの?」
「ある! 意味あるよ! だって、私ユーフォ好きだもん!」


第13回 さよならコンクール

1期最終話。府大会本番。

もはや語るべきことは多くはない。
ひりつくような緊張感と、大舞台を前にした高揚感。
ステージに上がる55人も、そうでない10人も、みんな心は一つだ。
楽譜にまであふれた思いは、まるで青春そのものでした!

全国に行けたらいいな――
中学生の頃からそう思ってた。だけどそれは口先だけの約束みたいなもので、本当に実現させようなんて一度も思ったことなかった。
だって、期待すれば恥をかく、叶いもしない夢を見るのは馬鹿げたことだって思ってたから。
だけど、願いは口にしないと叶わない。
――絶対、全国に行く。

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アニメ [★★★★☆]
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