ボールルームへようこそ 22~24話+まとめ

第22話 リーダーパートナー

A級戦、その5。
釘宮さんの過去と、ようやく自分たちのダンスを見つけられた多々良・千夏。

唐突なAパートでの釘宮さんの過去話、こういうのいいですねえ!(再び)
優秀な兄二人の下で育ち、なにかになれる才能も、希望もない。
富士田くんとよく似た境遇だったけれど、「ダンスが好き」という理由で踊っている主人公とは違い、釘宮さんは自分を見つけてくれた国枝先生のために踊り続けているのだ。

「俺はただ、今まで踊ってきたダンスを磨いて、それを美しいと証明したいんです」


釘宮さんの好感度ポイントは、踊る理由が「他人のため」であること。
私がいつも引用してしまうセリフに「みんな自分が正しいことを証明するために戦っている」というものがある。
だが、釘宮さんはこれに当てはまらない。
彼は国枝先生が正しいことを証明するために、競技会でバカにされるような古臭いダンスを極めようとしているのだ。

ただ、恩返しがしたいから。
私、こういう信念ってとっても好きですね!

そんな釘宮さんの自分を型にはめようとする「伝統」のダンスとは対称的に、多々良・千夏の二人は自分たちだけのオリジナルな形を見つけ出すのだ。

第23話 伝統と進化

A級戦、その6。
覚醒した多々良・千夏ペアと、二人をライバルだと認める釘宮。

二人は相手のことがわからないからこそ、理解しようと努力してきた。
それがペアダンスの本来の形であり、それが既成の枠に自分たちをうまく収める方法だったからだ。
けれど、その「わからない」ことを受け入れたとき、二人は自分たちだけの新しい枠を生み出した。
ここではそれを革新的と呼び、伝統的なスタイルを磨き抜いた釘宮組との対比として描く。

なんだか本当にどっちが勝ってもおかしくなくなってきたし、勝っても負けても既に大切なものを手に入れている気がするよ!

第24話 ボールルームへようこそ

最終話。A級戦、その7。
最終話なだけあってずいぶんと感覚的なお話だったけれど、まとめるとたぶんこういうことだと思う。

ペアダンスにおいて、カップルの一体感を得るためにもっとも近道なのは、相手を理解することだ。
しかし、ここまで互いに歩み寄ろうとした、世界で一番信頼のおける相手――千夏とすら、わかりあうことはできなかった。
結局、自分は自分で、他人は他人なのだ。
その当たり前のことを自分の経験として理解したとき、決して100%わかりあうことができないからこそ、いつまでも歩み寄る努力を続けられる相手がいることが愛おしくてたまらない――と。

そうして、今回こそは結果を出すことができた二人。
私としては、演技が終わったときの千夏ちゃんのセリフ、こういうカッコイイのがとっても好きです!

「ねぇ、多々良。踊り足りないよね」




まとめ

社交ダンス系スポ根アニメ。
社交ダンスなんていうよくわからないものが題材だと知ったときには戸惑いもあったけれど、私もダンスに出会うことがあったならやってみようかな? と思ってしまうくらいには魅力的なスポーツのようです!

シナリオ的には「俺たちの戦いはまだまだ続く!」エンド。
これは原作が完結していないのでどうしようもない。
ただ、一つのシチュエーションを引っ張りすぎかなぁという感は、若干。
マジで都民大会で最終話まで引っ張っちゃうとはね……。
千夏と明ちゃんの話とか、他のところでやってもよかったんじゃない?

合宿の話を引っ張れとは言わないけれど、もっとキャラ同士の絡みというか、例えば多々良と千夏の学校生活とか、そういうのも見たかったかなぁという気はする。
千夏ちゃんってば多々良のことを大分意識しているみたいだし、そういうラブコメみたいなヤツとかさ!
本編だって他人とのコミュニケーションのお話なんだから、そんなに筋違いでもないと思うんだよね!?

1期の真子ちゃん編と、2期のちーちゃん編と、どっちがよかったか?
お話としてシンプルにまとまっていたのは、真子ちゃん編。
展開がちょっと間延びしている感はあったけれど、ヒロインとしての深みがあったのは千夏ちゃん。
期待しているのは、外伝・釘宮編!

私の評価は、★3・良作。
OPがとにかくカッコいい。特に2期ね!

……ちなみに、このダンスの一体感って、恋人になってエッチとかしちゃったりするとなにか変わったりするんですかね?
そのあたり、とっても気になるんですが!
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アニメ [★★★☆☆]
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