PSYCHO-PASS 2 10、11話

10話 魂の基準

「――全能者のパラドクス。カムイの目的は、シビュラシステムを裁くこと。あなたちはそれを受け入れるべきよ。それがカムイを裁くことにも繋がる」


カムイがその存在すら認識できないのは、多体移植を経たサイコパスの集合体であるから。
個人ではなく集団としてのサイコパスを測定することができたなら、カムイを裁くことができるはず。
しかし、その方法を用いれば、免罪体質者の集合体としてのシビュラシステムをも裁くことができるようになってしまう。

神は自らを裁けるか?

シビュラの言うパラドクスの解決法は、ただ問題を先送りにしているだけ。
しかし、それは自らが完全でないと認めているのと同義。
朱ちゃんは、痛みを伴おうとも公平な裁きを下せとシビュラに迫るのだった。

「あなた個人の見解はどうでもいいと言っているの、東金美沙子! シビュラシステム、あなたたちがこの世界に存在を許されている理由は、平等で完璧な裁きが行えるからよ。その完全性に綻びが生まれた今、あなたたちの存在価値そのものが揺らいでいると言っていい。あなたたちがこの社会で必要であり続けるため、なにを選択するべきか――全員でじっくり考えることね」


11話 WHAT COLOR?

朱ちゃんの提案を受け入れ、集団的サイコパスを認めるシビュラシステム。
そして、犯罪係数を悪化させる脳を切り捨てて自浄作用を働かせることとした。
その中には東金美沙子も含まれていた。

朱ちゃんは祖母のことを聞いても、東金さんを裁こうとはしなかった。
彼女をクリアに保っているのは、法を守ろうという強い意志。
それは義務感からくるものではなく、人々がそう選択し、成立させてきたこの社会をかけがえのないものだと思っているから。

「集合的サイコパス――遠くない将来、集団が基準となる社会が訪れる。個人としてクリアでも集団としてクリアでない可能性。その疑心暗鬼が混乱を招き、かつてない魔女狩り社会が訪れ、その結果裁きが大量虐殺へと変貌を遂げるかもしれない。その扉を開いたのは――君だ」
「私はそこまで悲観しない。訪れるのは正しい法と秩序、自由と平和かもしれない」
「君らしい楽観だ」
「楽観だろうと選ばなければ実現しない。社会が人の未来を選ぶんじゃないわ。人が社会の未来を選ぶの。私は、そう信じてる」


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さて、東金さんは最後はなんだかちょっと小物みたいになっちゃいましたね……。
というか、ただのマザコンじゃないですか! もっと朱ちゃんに執着してほしかったなーって!

そして、朱ちゃんに毎回あっさり丸め込まれちゃうシビュラはちょっとかわいいし、そんなチョロいシビュラを朱ちゃんも憎からず思っていそうなところがウケる。

最後まで美佳ちゃんにスポットが当たることがなかったのが、ちょっと残念。
あの子のちょっとクズなところがもっと見たかったのに!
あのタイプって、ちょっと押せばすぐルート入れたりすると思うんですよね!
そういうのどうですか、常守監視官?
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