STEINS;GATE 0 Cp.3~4

相対福音のプロトコル

「私、紅莉栖の死には、なにか裏があると疑っているわ。別に、陰謀論者ではないけれど」
「なにかもっと別の理由で紅莉栖は殺されて、それが闇に葬られてしまったんじゃないかと、そう考えているのよ」
「このままじゃ紅莉栖は浮かばれないわ。真実を知りたい……」


アマデウス紅莉栖と会話する他愛もなく楽しい日々は、自らの罪が希釈されるような恐ろしさを覚えるものだった。
オカリンはテスターを止め、日常に戻ろうとする。
しかし、真帆とレスキネン教授とオカリンの三人は、唐突な襲撃を受ける。
どうやら「魂は神から与えられたものであり、人が与えていいものではない」という狂信者によるもののようではあったが……。

12月24日、鈴羽と打ち解けるためのクリスマスパーティ。
プレゼント交換を経て真帆の手に渡ったのは、まゆりからのオルゴールだった。
その曲は、鈴羽の記憶のなかの母が好きな歌であり、由季が好きな曲でもあった。
そのタイトルを、鈴羽がまゆりに尋ねた瞬間――世界線は変動した。

永劫回帰のパンドラ

変動した世界線は、戦時下だった。
ドクター中鉢が紅莉栖の書いた論文をロシアに持ち込んだことで、ロシアはタイムマシンの実験を行っていたのだ。
その世界線は、ソ連が崩壊しなかったら――というものであり、およそ一ヶ月にわたって行われていた。
そして、その世界線を記憶していたのは――リーディングシュタイナーを持っているのは――新型脳炎という名で、フブキや他の人間にも備わっていたのだった。

「ねえ、いったい紅莉栖のまわりで、なにが起きていたの?」
「もしかして、今もまだ、それは続いているの?」


紅莉栖を助けない、過去を改変しないと決意した結果、オカリンの手を離れた場所で同じ罪が繰り返されようとしていた。
タイムマシンからは――一度犯した罪からは逃れられないのだ。
ダルに依頼された紅莉栖の遺品のPCとHDDは、真帆が持っているものだった。
そして、それを巡って「普通じゃない」ことが起きているのだった。

もしかしたら俺は、俺たちは、今まさに50億人以上が死ぬ戦争の、その最初の発火点の渦中にいるんじゃないのか?

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