暁の護衛 薫ルート+まとめ

クリアリストが埋まらないなーって思ってたら、薫ルートなんてものがあった。
えっ? 男なんて攻略したくないよ!? と思っていたら、女の子だった。えっ??

とは言え、薫が攻略できるわけではなく、to be contineudな「罪深き終末論」へと続くお話。
つり乙でいうバッドエンドみたいなものだね。

薫ルートは、萌ルートから派生する、海斗が薫を好きになっちゃうお話。
メインは、禁止区域で暮らしていた海斗が佐竹と出会い、憐桜学園へ入り、薫と仲良くなっていく過去編。
そういう一年と少しを経て、薫も女として海斗に惹かれていき――男でいられなくなった薫は、学園を去るのだった。

この「俺たちの戦いはこれからだ!」エンドは、相当アツい。
罪深き終末論がかなり楽しみになってしまいますね!

以下、総評。



この記事は「暁の護衛 トリニティ コンプリートエディション」の「暁の護衛」パートについての総評になります。

シナリオ・テキスト

日常シーンのギャグ重視なバカゲーかと思っていられるのも、最初のうちだけ。
ツキと麗華を攻略しはじめる後半になると、そんじょそこらのシナリオゲーじゃ太刀打ちできない、超一級品のギャルゲーであることに気づくだろう。

ただし、その二人以外のシナリオの完成度は…………。
まぁそのちぐはぐさすらも、ツキ麗華シナリオの完成度の前では、伏線と呼んでもいいでしょう!

そして、そのバカゲーとも言えるギャグ要素がすべらないのも、特筆すべき点。
テキストは面白いけどシナリオは平凡――とか、シナリオは面白いけどギャグ要素は少ない――なんてゲームなら、珍しくない。
けれど、この「日常シーン」と「ヒロインシナリオ」を高い次元で両立させられるゲームって、意外と少ない。
グリザイアの果実くらいしか思いつかなかった。

ルート別評価
  ツキ ≧ 麗華 >> その他

私の攻略順のせいでもあるのだろうけど、ツキルートのインパクトが絶大。
ヒロインとしての魅力は、麗華さまが僅差で優っているけれど、「ヒロイン個別シナリオ」としての完成度は、ツキルートのほうが一枚上手。
ツキちゃんの優しさは魔法だよ、ほんとに。

麗華ルートは、麗華さまの尊大な貫禄と、その魅力を損なわずに麗華を女にする海斗の男らしさが輝く。
もちろん、佐竹のくだりも忘れちゃいけませんね!

妙ルートも、付き合いはじめるまでの萌えゲー要素はすごくよかった。

オススメ攻略順
  (妙 or 彩 or 萌)→(ツキ or 麗華)

ツキと麗華は必ず後回しで。
薫は萌さえ攻略してしまえば、いつでもいいかも。

キャラクター

お気に入りは、「麗華 > ツキ > 妙」。
麗華さまは歴史に残るギャルゲーヒロインだったかもしれない。
妙ちんはFDに期待してます!

そして、日常シーンの魅力は、魅力的な男キャラがいてこそ。
クセはあるけどやっぱりイケメン主人公な海斗はもちろん、デカチン尊徳とか、実はハゲじゃなかった佐竹とか、そういうサブキャラたちがこのゲームの屋台骨を支えている。

声優

麗華役・大波こなみと、ツキ役・大花どんがハマり役。
それ意外も、全体的にハイレベルにまとまっていた。
キャスティングした人をほめてあげたいです!

キャラごとの音量差がやや気になったけれど、それはコンフィグでイジれたのでよしとする。

グラフィック

初出が8年前とは思えないクオリティの高さ。
というか、ヒロインがかわいい。

ただ、表情差分が少ないのはちょっと気になる。
一枚絵のときは仕方がないとしても、立ち絵の表情はもっと豊富でもよかったかなーって。

Hシーン

使えない。
そもそも、分岐で回数を稼ぐこのやり方が気に食わない。
エッチするまでの過程を大事にしろっていつも言ってるでしょ?
このシナリオライターは、AVを見るとき、インタビューパートを飛ばしていきなり女の子を脱がせていくタイプに違いない。
どんだけガッつくの。おまえは尊かよ!

シーン自体もかなりの薄味で、あっさり終わる。
一応エロゲーなんだからさ、もっとしっとりしてほしいかなーって。

音楽・システム

特にコメントすることは思いつかず。

総評

あかべぇそふと系・お嬢様お守りADV。
できる系主人公と魅力的なヒロイン、そして豊富なサブキャラたちの織り成す楽しい日常シーン。
これが好きな人は、まじこいなんかのみなとそふと系のゲームも絶対に好きに違いないよ。

ギャグが面白くて、主人公がカッコよくて、ヒロインがかわいくて、おまけにいいシナリオまで備わっている。
私たちがギャルゲーに求めているものの8割を、このゲームは満たしてくれていると思います。

「暁の護衛」時点での私の評価は、★4・傑作評価。
批評空間ベースでは、86点をつけたいと思います!
私にとっては、まさに掘り出し物でした。
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