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響け!ユーフォニアム OVA+まとめ

番外編(OVA) かけだすモナカ

オーディションに落ちた10人の、主に葉月視点のエピソード。
塚本にフラれたその後と、コンクール出場メンバーじゃないからこそできること。
葉月ファンにはたまらない25分。
そして、夏紀ファンにもたまらない5分間です。

勢いでコクって後悔しかけてたけど、きちんと立ち直って前を向く葉月ちゃんはとっても強い女の子。
好きな人の幸せを、本当の意味で願うことって、実はとても難しいと思うのです。
夏紀センパイが葉月ちゃんをどうしようもなく愛おしく感じてしまうのも無理からぬこと。
だから、タクシー呼べば……とか思ってしまう私みたいな人間には、もう青春は戻ってこないのです!

とりあえず、コンクール当日「今日頑張ってよ! ねっ☆」でピースから指十字を作ってくれる葉月ちゃんは最強にカワイイ!

まとめ

京アニが送る、吹奏楽部系・正統派スポコンアニメ。
1期では府大会までの様子。

この作品の魅力は、大所帯の部活での王道ストーリーを余すことなく描ききっている点。
バラバラだった部がひとつにまとまる様子。
「スローガン」だった全国大会出場が、「目標」に変わる様子。
オーディションという人間関係をかき乱すイベント。
そして、主人公たちが楽器を手にするその理由。

私のお気に入りは、麗奈と久美子の「愛の告白」。
麗奈のそれは、きれいな風景をバックにした「ちょっといいシーン」くらいのものだった。
けれど、応える久美子のそれは、ちょっと他所では見られない情感あふれるシーンだった。

それと同じ理由で、オーディションに落ちた香織先輩絡みの優子のシーンもとても好き。
麗奈をイジメたそーにもしてたけど、根っからの善人なのか、結局最後までフェアに立ち回る。
そのせいで、優子ちゃんがこのアニメ1、2を争うお気に入りキャラになってしまいました!
なんてったってツンデレだしね!?

ちなみに、枠を争っているもう一人は、主人公・黄前久美子。
主人公がお気に入りってなかなかない気がするけれど、久美子ちゃんの「性格悪い」とこが、私もとても好きなのです。

評価は、★4・傑作評価。
情熱とか信念とか、そういう強い意志を持っているキャラクターが好きな私に、このアニメのスポコンっぷりが高評価。
ちなみに、ユーフォニアムという楽器の存在自体を知らなかった私でも十二分に楽しめたので、音楽のことをなにも知らなくてもまったく問題ありません!
逆に、吹奏楽経験者の感想も聞いてみたいところです。
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響け!ユーフォニアム 12、13話

第12回 わたしのユーフォニアム

ユーフォニアムと真摯に向き合う久美子の回。
はじめての挫折と、それをバネに前を向こうとする心。
このアニメで一番スポコンらしい回。

「久美子、最近アツいよね」
「え?」
「前はどっちかって言うと、クールっていうか、冷めてるところあったのに」
「そうかな?」


全国に行く合奏のために指示された課題をクリアするために、熱中症になるほど練習に集中していた久美子。
そこまで情熱を注ぐのは「特別な女の子」の演奏を聞いてしまったせい。

「ねぇ、麗奈……」
「ん?」
「私、上手くなりたい。麗奈みたいに。私、麗奈みたいに特別になりたい」


特別な女の子の演奏を聞き、そんな彼女に憧れてしまった久美子。
地道に努力を積み重ね、少しずつ上達して、これなら発表会までにはモノにできるかもしれない――そう思っていた。
しかし滝先生は、ある日ばっさりと久美子を切り捨てるのだ。
久美子の努力では及ばないと思ったのか、コンクール直前の今は、その努力を全体的なレベルの向上に充ててほしいと思ったからか。
とにかく、それは惰性で吹いてきた過去7年間には経験したことのない、はっきりとした挫折だった。

上手くなりたい……上手くなりたい、上手くなりたい上手くなりたい上手くなりたい!
誰にも負けたくない! 誰にも、誰にも……!!
「悔しい……! 悔しくて、死にそう……」
――そのとき、私は知った。その辛さを。あのとき、麗奈がどんな思いでいたかを、私は知ったのだ。


私はだいたい、挫折するとすぐ嫌になって投げ出してしまう性質の人間だ。
けれど、久美子はその挫折をバネに、さらに闘志を燃やしている。
その情熱はいったいどこからくるのだろう――そんな私の疑問に、彼女は端的に答えてくれた。
結局、人間の器とはこういうことなんだろうなぁと私は思うのだ。

「音大行くつもりないのに吹部続けて、なにか意味あるの?」
「ある! 意味あるよ! だって、私ユーフォ好きだもん!」


第13回 さよならコンクール

1期最終話。府大会本番。

もはや語るべきことは多くはない。
ひりつくような緊張感と、大舞台を前にした高揚感。
ステージに上がる55人も、そうでない10人も、みんな心は一つだ。
楽譜にまであふれた思いは、まるで青春そのものでした!

全国に行けたらいいな――
中学生の頃からそう思ってた。だけどそれは口先だけの約束みたいなもので、本当に実現させようなんて一度も思ったことなかった。
だって、期待すれば恥をかく、叶いもしない夢を見るのは馬鹿げたことだって思ってたから。
だけど、願いは口にしないと叶わない。
――絶対、全国に行く。

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