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こどものじかん 3学期

一応3期に当たるらしい本話は、コミックス付属の1話構成。



こどものなつじかん

夏休み、青木先生の田舎に遊びに行く3人+宝院先生。
先生の妹、千夏ちゃんが初登場。

えっと、これってエロアニメじゃないよね? 大丈夫だよね??
とうとうチクビ描かれちゃってましたけども?
おまたにチュー寸前だったし、っていうかベロチューしてたし、小学生がタンポン入れてたし!
あぁ、まさかアニメで断面図を見る日が来るとは思わなかった……。

時期がお盆ということで、精霊馬を作ったり迎え火を焚いたりする風習をマジメに勉強しようとするりんちゃんの姿がちょっと切ない。
大人になったら、悲しいことだって過去にできる。
でも、まだ小学生の彼女にそれを求めるのはあまりに酷というもの。
なのに、彼女は子供のうちは子供らしくいられないのだ。

とは言え、先生に夜這いをかけようとして、ふと先生のモノの大きさを知ってしまって尻尾を巻いちゃうとか、りんちゃんって意外とそういうとこあるんだよね!?
それは十分子供らしいような気もするんだけど、そもそも子供はそういうことしないんだから、そう、これが思春期ってやつだ!!

まぁそもそも、子供らしくーとか、大人になったらーとか、そういうのは別にいいんじゃないかな!
どんなレッテルを作っても、自分は自分にしかなれないわけだしね!

「大人になれるって、いくつになったら? ハタチ? もっと早い?」

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こどものじかん

こどものじかん 2学期 3話+まとめ

3科目 はざくらのころ

2期最終話。
頑張りすぎてダウンしてしまったりんと、りんのいない4年1組。

2話でりんが黒に言っていた「先生が受け入れてくれた、醜くて弱い自分」について、ようやく理解しました。
これは1期最終話で、千羽鶴を折っていたことだったのだね。
その鶴は母・秋が死ぬまで(死んだ後も)折り続けていたもの。
りんにとってそれは秋を想う行為であり、想い出への依存であり、現実逃避だった。
(助けて、お母さん……)

りんの言う「弱くて醜い私」は、もういない母親に甘えたい気持ちが捨てられない自分のこと。
具合が悪いときって、どうしても後ろ向きになったり甘えたくなったりするもの。
「自分以上の自分」を演じることができなくなったりんは、反動のようにその代償行為を美々に求めたのだ。

「いいんだ、頑張らなくて。無理しないで、そのままのおまえでいいから」
「……ミミちゃんと同じようなこと言って。先生にそれ言われても、ぜーんぜん嬉しくなーい」


---

さて、この2学期のもう一人のヒロイン・美々の「愛される資格」について。

勉強で一番でも、全然嬉しくない……。私はどうしたら幸せになれるんだろう……。


このお話は、1話で美々ちゃんが学級委員長を押し付けられそうになり、りんのサポート役という名目で副委員長になったところに端を発する。
りんが休んだとき、自分はとても彼女のようにはなれない――美々はそれを身をもって痛感してしまったのだ。
彼女にとって、世界が認識する自分の存在意義は「優等生」なだけで、それは「宇佐美々」である必要性が感じられないものだった。
人気者でムードメーカーなりんと、物知りでオシャレな「自分」を持っている黒と……なんでもない自分。

なんか、気が重いな……。りんちゃんは好きだけど、そばにいると自分がみじめで……。


そんな彼女の心の闇に、レイジは自分の幼少期と同じものを感じて、だからレイジは子供の頃の自分が一番必要としていた言葉を与える。
「必ず」だなんて、無責任なようにも思えるかもしれない。
けれど、子供たちが希望を必要としていることを、レイジは知っていたのだ。

「……いつか。いつか必ず、君のことを理解して、愛してくれる人が現れる。だから、それまで頑張るんだよ」


美々はレイジに好きな人がいることを知っているから、レイジに下心を持ったりはしない。
けれど、レイジに会って舞い上がってしまう美々は、なんだかずいぶん幸せそうに見えました。

幸せになりたいという本能は、結局はそういうことなんだろうと思う。
そして誰もが幸せになる権利がある。
それはたぶん、レイジにだって。

いつか必ず理解してくれる人が現れる――
僕にはもう現れた。
彼女は、僕にかけがえのない愛情をくれたというのに――なぜ、それ以上を望んでしまうんだろう……。




まとめ

たった4話だから、ただのアフターストーリーかと思っていたら、全然そんなことなかった。
3人それぞれのエピソードが凝縮されている80分。
見応えがハンパない! なのに萌えアニメ! すごい!!

ギャルゲーで言うところの「シナリオ良し」「ヒロインかわいい」「Hシーンすごい」の三拍子揃っている感じ。
これは久々の★5・神作として認定しちゃいます。

3人のエピソードは、ほんと甲乙つけがたい。
が、りんちゃんパートが頭一つ抜けているかも。
ずっと隠していた弱い自分をさらけ出して、それを受け入れてもらえる。
これだけでも良シナリオなのに、それが授乳シーンになっちゃうんだからね、人間の可能性に感動しました。

弱い自分を隠そうとしたり、好きな人になにかしたくて無理をしていたのが、1期のりんちゃん。
たぶん、だから1期終盤はどこか歪な雰囲気が漂っていたのだろう。
けれど、ようやく彼女は等身大の自分でいられる居場所を見つけることができる。
そんなりんちゃんの本当にしたいことが、先生とのナマチューだったっていう!
この爽やかさは、もはやカタルシス!
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こどものじかん

こどものじかん 2学期 0~2話

1科目 よねんせい

4年生に進級し、学級委員長に立候補したりんちゃん。
あと、「九重にエロい服着せやがって……」vs「このロリコン教師が……」の開幕。なにこれ

アバンからパンモロで入るのはさすがこじかクオリティ。
ロリビッチなりんちゃんも、不意討ちのパンツ丸出しには取り乱さざるを得ないのでした!

でも、小悪魔りんちゃんもやっぱり健在。
先生と目線を合わせるときにネクタイを引っ張っちゃうのがいいですねえ!
りんちゃんに耳たぶ噛まれたい……。噛まれたくない?

「青木のヤツ、マゾから進化してとうとう誘い受け発動ー!?」


すれ違いがあったとしても、ちゃんと謝って、すぐに仲直りできる。
そんな先生とりんちゃんの信頼関係が、やっぱりとっても爽やかなのです!

2科目 たのしいうんどうかい

「がんばりたいの、先生のために」


学級委員長として運動会に向けて頑張るりんちゃん。
クラスをきちんとまとめ上げ、先生をサポートして、友達のミスもフォローして、当日仕事で来られなかったことを悔やむレイジを慰めて。
(パンツの代わりにバンソウコウだけでブルマ履いちゃうロリビッチさは健在ながらも)まるで模範的な学級委員長を務めるりんちゃんなのだけれど……。

言ってしまえば、これは1期OVA「あなたがわたしにくれたもの」の続き。
りんにとって、先生は初めて信じることができた大人で、先生も自分を信じてくれている。
その信頼を裏切りたくはない、だから頑張ろうと思えるのだ。

「おかしいよ、りんちゃん! 学級委員になってから、まるでアイツの家来みたい! そんなのりんちゃんじゃないよ!」
「クロちゃんの思う私って、なに……?」
「え? そ、それは……強くて、カッコよくて、大人の顔色をうかがったりしない――」
「――私は醜くて弱い女の子よ。でも先生は弱い私や醜い私を見ても、逃げないで全部受け止めてくれた、わかろうとしてくれた。だから私も先生を信じる。先生のそばにいる」


そうして、運動会は無事成功に終わる。
仕事で参加できず、父親失格だと自分を責めるレイジにも、3年生の頃の失敗を思い出して「頑張らなくても平気、レイジはそのままでいいんだから」と慰める器量だって見せた。

つかれた……。
がんばらないで……そのままで……。
私、なんかメチャクチャだ……。


---

さて、美々ちゃんが傷ついた、持てる者と持てない者の差。

愛される者は輝いて、よりいっそう愛され……。私はいくら頑張ったって……。


私はこれを「愛される資格」と呼んでいるけれど、自分にその資格がないと思ってしまうと、もうそれ以上努力することができなくなってしまう。
この問題は私も上手な解決法を見つけられていないので、美々ちゃんがうまく解決できることを祈っています!

特別編 くろちゃんとしろちゃん

待望の黒ちゃんエピソード!
1期9話でクールビューティな白井先生にホレてしまった黒ちゃんが、4年生になって白井先生と仲良くなろうとするお話。
時系列的には、1話と2話の間。

よく言えば子供の無邪気さ、悪く言えば距離感ナシで近寄ってくる黒を、白井先生も最初は鬱陶しく思っていた。
けれど、そうやって適当に黒の相手をしているうちに、ふいに傷つけてしまう。
そして、自分も同じ傷を持っていたことを思い出して、自分の過ちに気がつくのだ。

「子供」と一括りにして「鏡黒」を見ていなかったこと。
自分も子供の頃に親に同じことをされ、とても傷付いていたこと。
それでも、黒は「白井紗江」を見ていて、自分のために怒ってくれたこと。

もしもあのとき、あの子が隣りにいたら――
私はどんな人間になっていたのかしら……。


こういう過去のエピソードに絡めた現在の後悔って、私はとても好き。
後ろ向きに見えるかもしれないけど、それでもこれが一番地に足の着いた一歩を踏み出せるチカラだと思うから。

ちなみに、黒ちゃん視点だとりんちゃんがまるで鈍感系主人公みたいになっちゃうんですね!
これは由々しき問題な気がします!?
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こどものじかん

こどものじかん OVA+まとめ

やすみじかん ~あなたがわたしにくれたもの~

TV放送前のコミックの特典OVA。
時系列はTV版の後かな?

青木先生の誕生日プレゼントを考えて、手作りするためにお泊りする3人。
美々ちゃん視点がちょっと新しい。待望のお風呂回でもある。

地上波ではできないネタが詰め込んであるとのことで、確かにいろいろはっちゃけていました。
お風呂シーンとかね、普通に全裸だったからね!
さすがにチクビは描かれてなかったですけども。

そんなラブコメというよりエロコメ寄りのご褒美回でした。
私は黒ちゃんの妄想だって応援してます!



まとめ

ロリビッチな小学3年生とのR15なラブコメ。
ただのエロコメかと思いきや、想像以上に深くコドモのココロに踏み込んでいくあたり、見応えあります。

中盤ぐらいまでの異常な爽やかさは特筆モノ。
これはエピソードを1話にまとめてオチをつけているシナリオの功績。
そして、先生とりんちゃん、あるいは黒ちゃんや美々ちゃんとの間に、信頼や絆というようなキラキラしたものが透けて見えるあたりに秘密があるのかな。

終盤、ちょっとドロドロしてきちゃうあたりの評価には諸説ありそう。
原作よりもずいぶんレイジを悪者にしてしまったとか?
でも、不安定な少女の恋心、そして子供から大人になろうとしていく女の子の心の成長譚として見るなら、十分な出来だと思います!

とにかくEDの「ハナマル☆センセイション」が名曲。
そして、とにかくりんちゃんがカワイイ。

この作品のルートはりんちゃんしかないんでしょうか?
黒ちゃんのエピソードなんかもあっても全然いいと思うんですが!?
ほら、あの子相当なチョロインっぽいし、たぶん1話で全然収まると思うんですよね!(暴言)

私の評価は★4・傑作評価。
親とは絶対に見られない、萌えーな深夜アニメの王道。
地上波でここまでギリギリを攻めるのかよ!? という感動が得たい人は「生徒会役員共」の前に見るといいと思います!
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こどものじかん

こどものじかん 10~12話

10時間目 ひとにやさしく

「先生が私を相手にしてくれるのは、子供だから。先生が私を相手にしてくれないのも、子供だから……」


好きな人を自分だけのものにしたくなってしまったりんちゃん。
ストレートに気持ちを伝えてみたり、イジワルしてみたり、困らせてみたり……。
けれど、先生は自分を子供扱いするばかりで、気持ちに応えてはくれない。
それどころか、怒られるようなことをしたのに、怒ってもくれなかった。

膝小僧を擦りむいたりんちゃんの「なめて」は、今までの小悪魔ロリビッチな誘惑とは違う。
跪いた先生に、足を舐めさせる。
それは、今までの関係を変えようとする行為。この一線を越えられたなら、先生を自分のものにできる――
そんな分水嶺に挑まなければならない、追い詰められた彼女の心が透けて見える切実な愛情表現。

「なぜ目をそらすの? 私を子供だと思ってるなら、こっちを見ても平気なはずよ!
 私の言葉に戸惑うのはなぜ? 下着を見てドキドキするのはなぜ!?
 ――本当はりんのこと、女だと思ってるからでしょ……?」


なにがこの少女をここまで愛情に飢えさせているのか?
ただ親を亡くしただけではない、もっと歪んだ背景が透けて見える彼女の心の奥底。

俺は九重が……怖い……。


11時間目 みんななかよく

宝院先生のアドバイスをきっかけにふっきれたりんと、過去に足を取られたままのレイジ。
ついでに美々ちゃんのS女転向回でもある。

「こんなことしてると先生に嫌われる、先生が離れていく――わかってる、でも試しちゃうの。まだ私のこと好きかなって。それでまた嫌われたかもって。だからまた試しちゃう……」


放課後の体育倉庫に二人で閉じ込められる――なんて、ラブコメではよくあるシチュではある。
けど、先生と児童っていうこのパターンは面倒なことになりそうだなーと思っていたら、本当に面倒なことになってしまった。

静かに壊れていくレイジに、りんはなにも言うことができない。
それが自分のしようとしていたことだったからか。
それとも、彼がされてきたことだったからか。

12時間目 こどものじかん

一学期、最終話。
「りんを守る」ことを命題に暴走するレイジと、そのきっかけが自分にあることに苦悩するりん。

だれかを自分だけのものにしたい――
りんがレイジの暴走に反発しきれなかったのは、りんの弱みでもあり、レイジの弱みでもあったから。
それはレイジが自分にしていることであり、自分が先生にしようとしていたことであり、レイジが親からされてきたことでもあったのだ。

結局、りんはレイジのトラウマを突く形で、レイジの目を覚まさせる。
けれど、りんはレイジを憎むことはできなかった。

りんはずっと大人にならなければならないと思っていた。
それは早くに親を亡くしたせいかもしれないし、先生と対等な関係になりたいからかもしれないし、親代わりのレイジの負担になりたくなかったからかもしれないし、あるいはレイジを守ってあげたいからかもしれない。
だから大人びたカッコをして、大人ぶったことを言って、大人みたいなことをしたがった。
けれど、そんなことをしなくても先生は「九重りん」の話を聞いてくれるし、レイジの助けにだってなれる。
そう気づいた彼女は、子供であることを受け入れて大人になっていく。

「今は間接キスでもいいや。焦らないって決めたんだ!」

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こどものじかん