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未来日記リダイヤル(OVA)

未来日記リダイヤル(OVA) データ移行

バッドエンドっぽく終わったように見せたTV版最終話をハッピーエンドに変えるOVA。

前半は3周目世界での日常。
本編ではほとんど触れていなかったけど、6th:春日野椿が秘かにお気に入り。
「私の王子様」な秋瀬或じゃなく、高坂王子を連れてっちゃうお鈴ちゃんにはワロタ。

8th:上下かまどは出てこなかったけれど、お付き合いを始めた11th:ジョン・バックスがだいぶアホになっていたのが彼女のアフターストーリー。
こういう間接技が憎いですね!

さて、3周目で幸せな日常を送っていたはずの由乃だったが、1周目のムルムル(由乃の使い魔)に埋め込まれていた1周目の由乃の記憶を思い出すことで、2周目の終わった世界に取り残されていた雪輝を救い出す。
由乃っちのカッコイイところはほとんど見られなかったけど、あの子はカッコイイことするとだいたい不幸になる残念な子なので、これでいいのでしょう!
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アニメ [★★★★☆]
未来日記

ボールルームへようこそ 12~15話

第12話 出会い

高校生になった富士田くん。
雫ちゃんともう一度戦うためにはパートナーを見つけないと……と思いながら仙石さんの試合を見に行ったら、クラスのギャルっぽい女子にばったり遭遇!? な回。

この新ヒロインのデコちゃんが富士田くんのパートナーになるんですか。
しかしまぁ高1の自己紹介で「好きなことは社交ダンスです」は、ぶっちゃけどうかなぁって気もする。
でも初っ端バカにしてきておきながら実は……なパターンのヒロインとか、なんかもう明らかにメンドそうなデコちゃんです!
富士田くん、きっとすぐに素直なイイコだった真子ちゃんが懐かしくなるよ!

第13話 お見合い

グランプリに出場するためにはカップルを組まないと……な富士田くん回。
練習相手になってくれた千夏ちゃんがやたらとイケメンな回でもある。

たぶん経験者だろうと踏んでいた千夏ちゃんだったけど、意外とすんなり練習相手になってくれた。
マジで意外。しかもちょっと食い気味だったし
が、どうやらずっと男役で踊ってきていた模様。
そのせいか、お試しで多々良くんをリードしちゃう千夏ちゃんはものすごくイケメンでした。

ツンデレかと思っていた千夏ちゃん、実はクーデレ疑惑!

第14話 結成

千夏ちゃんにのっぴきならない事情あり、富士田くんとカップルを結成してノービス→D級にチャレンジする話。

しかしまぁなんで明ちゃんはあんなに好戦的なんですかね!
千夏ちゃんと組んでいたとき、なにかあったんでしょうか?
おかげで意外にもすんなり多々良・千夏ペアが完成しましたけど……。

しかし、まったく意外でもなんでもなく、このカップルのバランスはよくないっぽい。
気が強くて相手を自分に従わせようとする千夏ちゃんと、別に気が弱いわけではないものの相手に合わせることが上手い多々良くん。
となれば、評価対象になるような演技ができるわけもなく。
千夏ちゃんとしてはとっても気持ちよく踊れたものの、その結果は……。

第15話 じゃじゃ馬ならし

千夏ちゃんをリードできるリーダーになろうと決意する富士田くん回。
世界中を飛び回っているプロな仙石さんから、兵藤ママさんへと師事変えするあたり、本気っぽい。
そのことに千夏ちゃんがどう思っているかは言及されなかったけど、まぁ勝てるならなんでもいいけど? な感じなのかな。

なんとなく思っていたけれど、社交ダンスってずいぶん男性偏重な競技なんですね。
その在りかたに違和感を覚える主人公の気持ちは、割と理解できる気がする。
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アニメ [★★★☆☆]
ボールルームへようこそ

ボールルームへようこそ 9~11話

第9話 花と額縁

天平杯、その3。決勝戦、その1。
真子ちゃんを花にするために、多々良はどういう額縁になるか? という話。

おそらく、本来の意味での「花と額縁」は、リーダーがしっかりした演技をすることで土台となり、その土台に乗ったパートナーの演技をより遠くまで届けて多くの観客を魅了する――ということなんだろうと思う。
けれど、主人公は持ち前の「存在感のなさ」や「鋭い観察眼」などを生かし、舞台上から自分を消し、花だけを見せたのだ。

「なりたい自分」を見つけた真子の輝きと、それを目の当たりにした賀寿の驚きと。
いや、とにかく真子ちゃんがかわいかったなぁ……。
構成と、作画と、勢いと。今回は本当にすばらしいアニメーションでした。
ねぇ、もう真子ちゃんがメインヒロインでいいと思いませんか!?

ところで、相当鍛えてなくちゃ出ない背中のしなりって具体的にどんなもんなんですかね?
ちょっと背中触らせてもらっていいですか??
あ、あと腹筋も……いや、別にいやらしいとかそういうんじゃないから全然大丈夫ですよ?(真顔)

第10話 ボルテージ

天平杯、その4。決勝戦、その2。
賀寿の踊る理由と、雫の踊る理由。

赤城兄妹の幼少期エピソード、いいですねえ。
自分の人生を方向づけるような原始的な体験を共有できる。言うなれば、二人だけの秘密みたいなもの。
だから妹っていいんですよね! わかるでしょ!?

そんな「妹のため」という原始的な感情を思い出して動揺する賀寿と、今度こそ兄の望む妹になれた真子。
あぁ、やっぱり真子ちゃんはメインヒロインにはなれないんだなぁ。
でも、だからこそ美しい。
そんなサブヒロインってとても貴重ですよ!

今回は貴重な雫ちゃんのモノローグも。
雫も、真子ちゃんみたく、清春以外のパートナーのことなんて考えたことがなかった。
だから、自分を置いていこうとする天才の「ライバル」でいつづけるため、自分のスキルアップのため、賀寿と組むことにしたのだ。
そういう意味では、やっぱり絶対に多々良・真子になんて負けられないですよ!
なんせ、当の清春くんが見てるわけですからね!

第11話 評価

天平杯、ラスト。決勝戦、その3。
虎の子のクイックステップでの勝負と、評定。

「お前は何位のダンスを踊ったんだ?」


人の心を動かすのが芸術作品で、多々良のダンスには、たしかに熱く燃えるものがあった。
観客にそれは伝わっていたし、真子ちゃんも応えてくれていた。

「僕、試合中ずっと思ってました。自分はなんて下手くそなんだろうって……。でも、少しでも拍手がもらえたことが嬉しくて、ほんのちょっとだけ、勝てるんじゃないかって思っちゃってました……」


けれど、審査員が見、採点するのはリーダーの技量。
多々良と賀寿の技量差を考えれば、当然の最下位だった。

しかし、透明な額縁を与えられ、あたかも絵画という枠組みから解き放たれたかのように咲き誇った真子には、最優秀女優賞が与えられる。

「おめでとう。君がフロアの女王だ」


---

登場人物それぞれの感情がとても豊か。
表彰式では私まで感情が溢れそうになっちゃったからね!

なりたい自分になれた真子。
そんな妹をパートナーとして生かしきれていなかった未熟さに気づく賀寿。
自分のために本気で戦い、そして負けた悔しさを噛みしめる雫。
そして、初めての舞台でダンスの楽しさを再確認した多々良。

とてもいい最終回でした!
……あれ、違う?
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アニメ [★★★☆☆]
ボールルームへようこそ

ボールルームへようこそ 5~8話

第5話 パートナー

怪我の休養に入った兵藤くんの隙を突き、雫ちゃんのパートナー志望のライバル現る!? の回。
主人公にパートナーができる! の回でもある。
当然、メインは真子ちゃんかわいすぎワロタ回。

なんでも一人で抱え込もうとするタイプな兵藤くんに、雫ちゃんは信頼されていないように感じてしまう。
その苛立ちと当てつけから、雫ちゃんは赤城賀寿と組むことを決める。
ということで、賀寿から捨てられた真子ちゃんが主人公と組むことになるのだった。

どうやら私の髪型の好みはボブカットのようで、ふわっとパーマが当たったりしてると尚良くて、さらに明るい髪色だと最高。
つまり、シャロとか、パフ子とか、真子ちゃんとか!

だから、初めてのペア練でコケそうになったときに真子ちゃんをかばう多々良くんは相当イケメンだった。
というか、なんだろう……真子ちゃん、妙にエロくない?
それとも、女の子にボディタッチできる大義名分が存在するこのダンスがエロいのか??
確かめるためには次を見るしかない!!

第6話 ライン・オブ・ダンス

パートナーを元に戻すために賀寿へと宣戦布告する多々良回。
真子ちゃんとの特訓回ということで、ひたすらイチャイチャしている。最高

そういえば主人公は父親と祖母との三人暮らしのようだった。
賀寿から捨てられた真子ちゃんと、母親から父親や自分を重ねている。
そんな主人公の思いには説得力があった。
そして、他人にために気を使うだけでなく、自分自身が楽しむために努力することを覚えた主人公は、また一つ成長する。

言ってしまえば、賀寿も自分のために雫ちゃんに執着しているんだよなぁ。
中身は完全に下心だけど……それでも、その下心が彼を全国5位にまで導く原動力なのだから、もはやすがすがしい。
軍隊とエロこそが人間の最も強い力なんだよなぁ!

第7話 天平杯

多々良vs賀寿な大会回、その1。

序盤はまぁドタバタしつつも、特に波乱もないまま順調に予選を進んでいく富士田くんと真子ちゃん。
パッドでおっぱいマシマシにしちゃった真子ちゃんはただのギャグシーンかと思ったら、そのまま一次予選に入っていってしまった。まじか

舞台では賀寿とも対等に渡り合っている主人公を見るのは、なかなかアツい展開。
その結果の、賀寿と真子の口喧嘩は……半分くらいしかなに言ってるかわかんなかった……。

しかし、あまりに順調で少し調子に乗っていたところを賀寿に見透かされる。
楽しく踊りたいだけなら好きにやればいいけど、それで勝てるほどダンスは甘くないということだなぁ。

第8話 現実

天平杯、その2。
順調だった7話とは打って変わり、主人公の弱点が明らかになる。
なるほど、スタミナね……。

たしかに、7話のダンスシーンは多々良のばっかりだった。
多々良が前に出て、真子ちゃんがそれをサポートしていたのだ。
けれど、多々良と賀寿の力量差には、埋められないものがある。
それでも勝とうとするのなら、パートナー――真子に、雫を超えさせるしかない。

多々良がそのアドバイスを受け入れることを決めたときの真子ちゃんのモノローグが、これはずいぶん染み入るものだった。
賀寿が真子を邪険にしていたのは、ただ雫と組みたいだけではなかった。
パートナーとしての真子に不満があったのだ。
真子は、その原因を自分の力量不足だと思っていた。
けれど本当は違った。ずっと賀寿に問われ続けていたこと。
そのことに、真子はようやく気がついたのだった。

自分はどうなりたいのか?

「私を花にしてください」


---

兄の期待を裏切り続けていた自分の過ちに気づいて一瞬泣きかけたけど、それをぐっと堪え、新しい自分になるための一歩を踏み出す真子ちゃん。
正直、感動しました。

ところで、雫ちゃんの胸の内を聞いて、勝つことを決意していた富士田くんだけれど……。
たぶん、自分が勝つことで兵藤・花岡ペアを復活させるつもりなんだろうけど、それはすなわち真子ちゃんのほうが雫ちゃんより上手い、という結果を雫ちゃんに見せることにはならないかな。
それを見て、雫ちゃんが兵藤くんと組みたいと思いつづけられるかな。
勝っても負けても面倒な展開にしかならない予感!?
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アニメ [★★★☆☆]
ボールルームへようこそ

ボールルームへようこそ 1~4話

「社交ダンス」というよくわからないモノを題材にしたアニメが、久々にくっそおもしろかった!
という話を聞いたので、それならばと記事にしつつ観てみます。

17年夏+秋クールの全24話。



第1話 小笠原ダンススタジオにようこそ

やりたいことが見つからず進路に悩む中学生「富士田多々良」が、社交ダンスに出会う話。

ひょんなキッカケから体験レッスンを受けてみて、でもバカ高い受講料なんて払えるわけもなく、断るつもりだった。
なのに、気づいたときにはなぜか弟子入りを志願していた――

スポ根モノでは王道の入り口な第一話です。
一晩12時間以上、基礎練をやり続けるエピソードにリアリティがあるのかは定かではない。
けれど、なにをやっているのかすらわからないものに、なぜだか惹かれる。
人を動かすのはいつだって熱いハートなんだ! というお話はとってもリアルです。

胸を張って好きだと言えるものがあれば、僕は変われる気がする――


第2話 兵藤清春

定番の「ライバル登場」回、兼「主人公、才能の芽生え」回。

だいたいスポ根モノのライバルってちょっとヤなヤツで、主人公は「絶対コイツに負けるもんか!」とか燃えちゃうパターンが多い気がする。
けど、このライバルは全然ヤなヤツじゃない。
むしろイイヤツっぽくて、それが主人公に格差を見せつけてくる。
ちょっと不思議な立ち位置ですね?

さて、これがTVアニメの限界なのかもしれないけど、「スゴいダンス」のシーンに使える動画に制限があるせいか、主人公の感動しているモノに共感しきれないところがもどかしい。
兵藤クンと雫ちゃんの大会シーンね。
……いや、そもそも実物を生で見てもスゴさがわからない気もしてきた。
なんだろう、教養のなさがここでも響いてるの? そういうこと??

第3話 ワルツを踊れ

兵藤クンと雫ちゃんのアマチュア全日本選手権。
のはずだったのが、なぜか富士田クンが雫ちゃんと踊っちゃう回。

なんかもう見ていられない拙い主人公のダンスに才能の片鱗が見える辺り、手に汗を握る展開。
社交ダンスどころか普通に踊ったことすらない私ですが、雫ちゃんの笑顔に答えがある気がする。
そして、その答えが、クールだったはずの兵藤くんの生の感情を絞り出すのだ。

次の話が待ち遠しい。そんなアツい回でした。

第4話 ダンサーズ・ハイ

なんとかワルツを踊りきった主人公に触発された兵藤くんが、タンゴを踊る回。
と、その後日談。

兵藤くんの「返せ」は、3話を見た段階では「雫ちゃんを」だと思い込んでいたのだけれど、4話を見ている最中に、もしかしたら「自分のステージを」だったのかも? と思い直しはじめた。
そのくらい二人のタンゴには鬼気迫るものがあった。
兵藤くんが富士田くんを完全にライバルと認めた瞬間です。

しかし、富士田くんの家に来た兵藤くんとの別れ際の「雫を頼む」を聞いて、やっぱり3話ラストは「雫を返せ」だったんじゃないのかなぁと再考。
開始4話にして、すでにクライマックスな展開ですね!?
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アニメ [★★★☆☆]
ボールルームへようこそ

劇場版 PSYCHO-PASS+まとめ

劇場版は2期のさらに2年半後。
東南アジアからの武装密入国者を手引した容疑者として、狡噛慎也が浮上する。
朱ちゃんは、狡噛さんを追って単身紛争地帯である東南アジアへと渡り、そこでシビュラと独裁政権とのゴタゴタに巻き込まれる――というお話。

シビュラと渡りあっちゃう朱ちゃんはやっぱりカッコイイですけど、個人的にはナマイキ後輩な美佳ちゃんとのアレコレが見たかったかなーって。
2期では美佳ちゃんにも色々とショッキングな出来事がありましたけど、変わらず監視官を続けているということで、色相は大丈夫みたいですね。

1期のエピローグとして見るならこれで十分。
ただ、事件が起こって、みんなで捜査して、誰かのヒラメキから一気に真相へと繋がり、アクションシーンを経て事件解決――という王道なパターンからはちょっと外れてしまっていた。
そういう意味では、唐之杜さんとコンタクトを取ってから議長と対面するまでのあたりをもっと盛大にやってくれたらよかったかなーって。
日本で美佳ちゃんが「まったく先輩はなにサボってるんだか。私の仕事が増えすぎてヤバいんですけど?」とか言っちゃってるシーンがあったりとか!

---

さて、劇場版ってTV版よりクオリティが上がっていて感動することが多いけれど、サイコパスに限ってはそれがない。
TV版のクオリティがどれほどのものだったか、今さら再確認させられました。
虚淵玄シナリオの特徴である遠慮のないグロさは、この作品でも大活躍。

ストーリーとしては、シビュラシステムというSF要素もあるものの、それ以外は割と現実志向。
ただ、シビュラシステムの是非を問うようなメタ要素が割と早い段階から出てきてしまうのは、ちょっともったいないかなーって思わなくもない。
シビュラの完全性が揺らぐのが1期11話だからね、ちょっと早すぎる気も。

朱ちゃんの成長劇として見るなら、もはや完璧すぎる。
CV:花澤香菜がここまで違和感なくなるとかね、ヤバスギ。
だんだん笑わなくなってきちゃうのは心配なんですけど……。

近未来SF系刑事アニメ、サイコパス。
私の評価は★4つ。忘れたころにまた見たくなる作品でした。

んーと、このシリーズってもう終わったの? 続編とかってないのかな? 
是非とも美佳ちゃんにスポットを当ててほしいなーって!
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アニメ [★★★★☆]
PSYCHO-PASS

PSYCHO-PASS 2 10、11話

10話 魂の基準

「――全能者のパラドクス。カムイの目的は、シビュラシステムを裁くこと。あなたちはそれを受け入れるべきよ。それがカムイを裁くことにも繋がる」


カムイがその存在すら認識できないのは、多体移植を経たサイコパスの集合体であるから。
個人ではなく集団としてのサイコパスを測定することができたなら、カムイを裁くことができるはず。
しかし、その方法を用いれば、免罪体質者の集合体としてのシビュラシステムをも裁くことができるようになってしまう。

神は自らを裁けるか?

シビュラの言うパラドクスの解決法は、ただ問題を先送りにしているだけ。
しかし、それは自らが完全でないと認めているのと同義。
朱ちゃんは、痛みを伴おうとも公平な裁きを下せとシビュラに迫るのだった。

「あなた個人の見解はどうでもいいと言っているの、東金美沙子! シビュラシステム、あなたたちがこの世界に存在を許されている理由は、平等で完璧な裁きが行えるからよ。その完全性に綻びが生まれた今、あなたたちの存在価値そのものが揺らいでいると言っていい。あなたたちがこの社会で必要であり続けるため、なにを選択するべきか――全員でじっくり考えることね」


11話 WHAT COLOR?

朱ちゃんの提案を受け入れ、集団的サイコパスを認めるシビュラシステム。
そして、犯罪係数を悪化させる脳を切り捨てて自浄作用を働かせることとした。
その中には東金美沙子も含まれていた。

朱ちゃんは祖母のことを聞いても、東金さんを裁こうとはしなかった。
彼女をクリアに保っているのは、法を守ろうという強い意志。
それは義務感からくるものではなく、人々がそう選択し、成立させてきたこの社会をかけがえのないものだと思っているから。

「集合的サイコパス――遠くない将来、集団が基準となる社会が訪れる。個人としてクリアでも集団としてクリアでない可能性。その疑心暗鬼が混乱を招き、かつてない魔女狩り社会が訪れ、その結果裁きが大量虐殺へと変貌を遂げるかもしれない。その扉を開いたのは――君だ」
「私はそこまで悲観しない。訪れるのは正しい法と秩序、自由と平和かもしれない」
「君らしい楽観だ」
「楽観だろうと選ばなければ実現しない。社会が人の未来を選ぶんじゃないわ。人が社会の未来を選ぶの。私は、そう信じてる」


---

さて、東金さんは最後はなんだかちょっと小物みたいになっちゃいましたね……。
というか、ただのマザコンじゃないですか! もっと朱ちゃんに執着してほしかったなーって!

そして、朱ちゃんに毎回あっさり丸め込まれちゃうシビュラはちょっとかわいいし、そんなチョロいシビュラを朱ちゃんも憎からず思っていそうなところがウケる。

最後まで美佳ちゃんにスポットが当たることがなかったのが、ちょっと残念。
あの子のちょっとクズなところがもっと見たかったのに!
あのタイプって、ちょっと押せばすぐルート入れたりすると思うんですよね!
そういうのどうですか、常守監視官?
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アニメ [★★★★☆]
PSYCHO-PASS

PSYCHO-PASS 2 7~9話

7話 見つからない子供たち

カムイの原点と現在、それに絡み合う東金の思惑。

カムイは御巣鷹山をモチーフにした飛行機事故の唯一の生き残りであったらしい。
その他の死亡者の成長復元ホロを、今までも使っていた。
薬学に造詣が深く、ホログラムをプロ以上に使いこなし、凄腕のハッカーでもある。

「あなたがたは鹿矛囲桐斗一人にいいように翻弄されていると思っていませんか。だがそれは違う。彼はそもそも、一人ではない」


そのカムイの治療記録は、通常よりずっと高いセキュリティによって保護されていた。
技術や薬剤特許を取得するためだとしたら、考えられないことではない話である。
そして、その種の特許の日本トップが、東金財団なのだった。

さて、私も思っていたことを、朱ちゃんはシビュラに問いただしてくれていた。
酒々井監視官のドミネーター使用権限を剥奪しさえすれば、こんな事件が起こることもなかったのに。

「サイコパスがクリアなまま行動している監視官を、我々が止める理由はない」
「あってはいけない――の間違いでしょ。それは自己の否定に繋がる」

「不自然だわ、シビュラシステム。あなたたちは免罪体質者というイレギュラーを自らに取り込むことによってシステムを維持してきた。でも、カムイに限っては観察対象にさえせずに社会から消し去ろうとしている。つまり、あなたたちは既に結論を出している。カムイの正体――それは自分に取り込めない種類のイレギュラーであると」


シビュラと対等以上に渡り合う朱ちゃんは、とってもカッコいい。
私はかわいくてかっこいい女の子がとても好きなんだけど、でも朱ちゃん、2期になってから一度も笑ってくれない。
とっても心配です。

8話 巫女の懐胎 <AA>

「飛行機事故の犠牲者、彼らの遺体は切り刻まれ一人の少年へと移植された。彼は言っていた。7人の脳を含む184人の肉体と人格的存在――それが自分という人間だと」


美佳ちゃんは行動力はあるし、洞察力もなかなかのもの。
自力でカムイの正体へとたどり着き、そこから東金財団、ひいては東金朔夜へと繋がる糸を見つけ出す。
まぁ報告書の着地点がちょっとおかしかったのと、それを誰にも相談せずに局長へと上げたのが、すぐ保身に走る彼女の俗物さの現れであり、幼さでもある。

そんな彼女への、シビュラの返答はこうだ。
君のような勘のいいガキは嫌いだよ、と。

シビュラなら、もちろん「完璧」への障害となる免罪体質「AA」の存在を隠蔽することもできた。
しかし、あえてそれをしなかったのは、餌を撒いておくことで「完璧」を脅かす危険分子の行動を把握するため。
美佳ちゃんはこうして実力行使で阻止できたけれど、できなかった東金美沙子は運営側へと吸収したわけだ。
シュシュがほどけちゃって髪を乱しながら泣き叫ぶ美佳ちゃん、なかなかにそそるものがありましたね!?

9話 全能者のパラドクス

シビュラは完璧で在り続けることのみが存在価値である。
免罪体質者の存在はイレギュラーではあるけれども、自身に取り込むことができるという意味で、完璧を阻害するものではない。
(だからこそシビュラの裁定のすべては犯罪係数に基づくものであり、それ以外の方法を用意する必要はないし、また用意することもできなかったのだ)

しかし、カムイは薬学的な方法で誰もを免罪体質者と等しくすることができる。
これは「自身に取り込む」という解決策も取れない以上、裁かないことには自身の完璧性を保てない。
が、裁く方法があるのだとしたら、過去の免罪体質者を裁くこともできたはずだし、これもまた完璧性を損なうものなのだ。

さて、自己保身の上手な美佳ちゃんは、あっさりシビュラに丸め込まれ、シビュラひいては東金さんの駒になってしまった。
その東金さんは、朱ちゃんを染めることでカムイを殺させようとしている様子。
なるほど、これがパラドクスの解決法なんですか? 本当に?
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PSYCHO-PASS

PSYCHO-PASS 2 4~6話

4話 ヨブの救済

メンタルケア施設事件。
自らの犯罪係数を低く保ちつつ犯罪を犯すことで、他者の犯罪係数を上げるテロ。
カムイにとっては、そうして監視官を殺すことができるかどうかの実験だったらしい。
結果、義務感ではない殺意を抱いた青柳監視官が犠牲になった。

なんというか、ものすごく胸糞悪いお話だった。
血糊マシマシだったのも、事件の凄惨さを底上げしている感じ。

シビュラはどこまで加担しているのか。
「透明人間」の存在の証拠を消すための全員殺害なのか、それとも?

しかし、これで美佳ちゃんが覚醒しそうなフラグが立ちました。
弥生さんも一緒にいたことだし!

5話 禁じられない遊び

軍事ドローン実験場事件、その1。
カムイが潜伏していることを突き止めた朱ちゃんは三係と共に現場へと向かうが、それも罠であった。

カムイの最終的な目標は、やっぱりシビュラの破壊なのだろう。
そのために、まずは公安でもやっておこう、みたいな?
政治家を手駒にしていたのは……なんででしょうか?

さて、最後に美佳ちゃんが潜入していたのは、東金さんの私室ですかね。
なんだかストーカーのテンプレみたいな感じのお部屋でしたけども!?
ホロな壁を推理で見破ってしまう東金さんのデキル具合とかけっこうお気に入りなんですが……やはり過去最高値の犯罪係数を叩き出した潜在犯は伊達じゃないってことなんでしょーか。

6話 石を擲つ人々

軍事ドローン実験場事件、その2。
多重のホログラムを用いて、人々にドローンを操らせていたカムイ。
そのプログラムをクラックし、現実を見せることで、事態はかろうじて収束する。
執行官3名の犠牲と、集団サイコパス汚染という爪痕を残して。

「まるでシビュラによる秩序の弱点を、一つ一つ確認してるみたいだ」


カムイを阻止しようとする朱ちゃんは、一時はドミネーター以外での非正規な手段に頼ることも考える。
これと同じ思考を行った青柳監視官は、一気にリーサルレベルまで犯罪係数が跳ね上がってしまったわけだが、しかし朱ちゃんの色相はクリアなまま。
そして、朱ちゃんの代わりにドミネーターではなく機関銃を使おうとした東金さんの決意に、狡噛さんを見た朱ちゃんは、その考えを改めるのだった。

「この状況で、なんて美しい……。だからこそ、黒く染めてやりたい」


東金さんのつぶやきを聞いた私、言わずにはいられなかった。
わかる!!!!!!
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PSYCHO-PASS

PSYCHO-PASS 2 1~3話

1話 正義の天秤 <299/300>

1期の一年半後。
爆弾テロを起こした犯人を追う朱ちゃんたち。

犯人はあっさり明らかになり、ちょっと危ない場面もないではなかったけど、まぁあっさり追い詰めることに成功する。
その犯罪係数は、死刑ラインを少し超えてしまっていた。
犯人を殺すことを良しとしなかった朱ちゃんは、犯人を説得することで、犯罪係数をほんの少し下げて彼の命を救おうとする。

「俺たちはシビュラの作った社会に支配されてるんだ! そんなのおかしいだろ!? 可能性も未来も勝手に決められて、一部の勝ち組だけが得してよ! じゃあ、他の奴はいらない人間だってのかよ!?」
「いいえ、そんなことない。必要よ。あなたも、あなたの作った爆弾も。社会が必ず正しいわけじゃない。だからこそ私たちは正しく生きなければならない。間違いを正したいというあなたの心も、あなたの能力も、この社会には必要なものよ。社会は一人ひとりが集まって作られるもの。あなたが正しくあることが、社会を正しくすることでもある。あなたの正義は尊いものだから」
「おまえは部品なんかじゃない。社会が強制しても、抗う心がある限り、一人の人間だ」


こんなとっても感動的なセリフを言っちゃう朱ちゃんは、とっても真っ直ぐに輝いて見えたのだけれど……けれど、その心は本当はどっちにあったんだろう?
彼を救いたかったのだろうか?
それとも、色相を曇らせずにテロを起こす方法を聞き出すための方便だったのだろうか?

朱ちゃんがかっこよすぎて、なんだかちょっとコワイくらいだよ!

2話 忍び寄る虚実

なんだかいきなり正常値まで下がったりする犯人の犯罪係数と、消えた監視官、やたらと手の込んだホログラフ。
サイマティックスキャンに反応しない「透明人間」の存在を臭わせる。

東金さんはずいぶん朱ちゃんを信頼しているらしい。
どんな過去があって執行官になることにしたのか、気になるところ。

しかし、なんだか自信過剰でナマイキな後輩ちゃんだなーっと思っていたら、弥生さんにちょっとドキドキしていたらしい!?
でも美佳ちゃん、弥生さんってば唐之杜さんとあんなことやこんなことしちゃうタイプの人だよ? そういうの平気なの??
とか思いながら後輩ちゃんを見ていたら、不思議と可愛く見えてきました!
なんでわざわざ壁にトイレ? 行きたいの!? 行けばいいじゃん!!

3話 悪魔の証明

確かなこと。
壁に書かれたメッセージ。一度急落した犯罪係数。

不確かなこと。
「透明人間」の存在。犯罪係数を下げる「カムイ」の存在。

透明人間がいないことは証明できない。
ならば、いることを証明するしかない。

「わずかな可能性でも手を尽くすことの価値を知っている。先生はそういう人です」


そうして、朱ちゃんは「透明人間」の挑戦を受けることにするのだった。

しかし、この一年半の間にずいぶん色々あったみたいですね?
二係の青柳さんもずいぶん参っていたみたいだし?
シビュラさえ免罪体質というイレギュラーの存在を認めているのだから、犯罪係数をすべての根拠としたこのやり方には問題があるんじゃないですかねぇ……。
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