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ハピメア 舞亜ルート

ハピメア、終盤戦の4周目は、期待の「ヘンな妹がいる!」な実妹・内藤舞亜ルートを攻略。
正確に言うと、主人公が舞亜ちゃんに攻略されるルートでした。

他の女の子のシナリオでは、主人公を精神汚染する舞亜を封印することで、ハッピーエンドへの道筋をつける。
なので、その悪夢の元凶な舞亜ルートは、他シナリオで言うバッドエンドに相当する。

そして、舞亜ちゃんの行動原理や、その正体なども語られないので、すんなりあっさりと終了してしまう。
このあたりは有栖ルートに投げたのだろうか。

まぁ私も舞亜ルートがハッピーエンドになるとか本気で思っていたわけではない。
けれど、実妹といちゃいちゃしたかったお兄ちゃんとしては、そのあたりの謎も打ち明けてほしかった。
今までの対立が、実は思い違いだったことがわかって、仲直りした上でエッチしたかったかなーって。
ほら、そうすればもっとハッピーエンドっぽくなるじゃないですか!

でもそうならなかったってことは、舞亜ちゃんの立ち位置が主人公の思い違いじゃないってことなんでしょうねぇ。
ってゆーか、有栖がメインヒロインとかおかしくない? 妹でしょ? 妹ゲーでしょコレ?
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ゲーム [★☆☆☆☆]
ハピメア

ハピメア 咲ルート

ハピメア、折り返しの3周目は、妹系幼馴染・蓮乃咲を攻略。

このゲーム、主人公が「用意された据え膳を食べてしまいたい本能を、理性で必死に抑え込む。その様子をヘタレだと罵られつづける」という、なんだかイライラする立ち位置で回りつづける。
その「主人公ヘタレ扱い」の元凶の一人が、この妹だ。

なら、この妹にイライラしているのか? と聞かれたら、私だって妹大好きなお兄ちゃんですから、決してそんなことはないわけで。
じゃあ、この主人公にイライラしているのか? と聞かれたら、まぁそんな気もするけれど、決して主人公だけが悪いわけじゃない気もするわけで。

そんなやり場のない感情を弄んでいるうちに、だんだん女の子たちに罵られるのがキモチヨクなってきてしまうのでした。なにこれ?
閑話休題。

---

咲ちゃんのCVは、言わずもがなの青山ゆかり。
決してキライな声じゃないよ? でも、演技の幅が……。

そんな咲ルートは、妹にならなきゃいけなかった彼女と、妹が必要だった彼のお話。

咲は、舞亜がいなくなったのは自分のせいで、だから主人公が病んだのも自分のせいだと思い込んでいた。
でも、主人公が好きだから、舞亜のところに行かせたくはなかった。
咲はそれが正しいことだと信じていたし、その「ワガママ」を押し通すために、自分が最後まで責任を取ろうとしていたのだ。

けれど、舞亜を諦めきれない主人公を見続けているうちに、自分の判断が正しいことか信じられなくなってきてしまう。
(現実がそんなに辛いなら、優しい夢で過ごしていたほうが幸せだったんじゃないか?)
しかし、幸せな夢を見るより、今まで歩んできた現実を大切にすることを誓い、二人は舞亜と決別するのだった。

---

と、たぶんこんなストーリーでした。
妙に長かった気がする……疲れた。
このゲームを最後までクリアする自信がなくなってきましたよー……。
咲ルートが、プレ・舞亜ルートになっていたり、今までは謎の存在でしかなかった有栖の伏線を張ったり、そういう回り道があったせいで、アホみたいに長かったのかな。

今まであんなに「妹だから」と言って拒否していた据え膳を、ルート入った途端あっさり食べてしまう主人公には、ちょっとガッカリしました。
ここまで引っ張ってきたんだから、もっとドラマチックな展開があって結ばれるのかなぁと思っていたのに!

あとは、最後に「みんなで咲を助けに行く」とか言いながら、主人公しか働かないっていうね。
有栖は舞亜のとこ行ってたからいいとしても、弥生と景子はなにしてたの?
でも、舞亜と決着をつけるシーンのCGはよかったですね!
妹を銃で撃っちゃうのはどうなの? って思わないでもなかったですけど!
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ゲーム [★☆☆☆☆]
ハピメア

手垢塗れの天使 まとめ

「私の……何がいけないんですか?」
「ビジュアルは十分にアイドルとして通用するし、頭もいいし、手先だって器用だし、トークだってちゃんとできるしっ……」
「これで売れないなんておかしいじゃないですかっ!」

「……アイドルとして華々しく活躍するためにここにいるんです。それができなかったら意味がない」


シナリオ

ということで、2016年6月発売枠は、あかべぇそふとすりぃより「手垢塗れの天使」。
アイドルの卵な女の子が、枕営業で芸能界をのし上がろうとするプレ・シンデレラストーリーを描く、抜きゲーです。

「枕営業」が題材の作品そのものは、そんなに珍しくない。
けれど、過去に私が触れたことのある枕営業な作品は、「華々しく活躍しているアイドルが、実は裏でこんなエッチなことしてたんです!」というものが多かった。
この作品のサブヒロイン・アンリちゃんみたいな、「セックスをすることが目的」なコンセプトかな。

けれど、メインヒロイン・嶺衣奈ちゃんは、芸能界で成功することだけが目的であり、その手段を問わなかっただけ。
「強くしぶといアイドルの裏の顔を知るADV」なだけあって、すべては自分の判断であり、意志なのだ。

ここが、嶺衣奈の覚悟の見せ所なのは間違いない。
騙されたわけでなく、今、まさに試されている最中なのだと理解することができた。


なので、強くしぶといヒロインは、最後まで目的と手段をはき違えたりしない。
すなわち、「快楽堕ち」したりしないのだ。

そのおかげで最後のHシーンがヤバかった。
「アイドルとして成功する」はずだった目的が、いつの間にか「アイドルでいること」にすり替わっていたからね。
あの倒錯感は、快楽堕ちなんかよりよっぽど強烈な転落っぷりだった。

ちなみに、エンディングは一つのみ。

望まない妊娠をしてしまった結果、芸能界を引退し、アイドルとしての幸福は諦めざるを得なかった。
けれど、妊娠していることを隠して結婚することで、女性としての幸福を掴もうとした。
が、元プロデューサーからアイドルたちの枕営業が暴露されたことで、その幸福すら掴むことはできなかった。
自分がもうなにも手に入れられないことを悟ったヒロインは、そのやり場のない感情を、元プロデューサーへの復讐へと向けるしかなかった――

と、こういう結末を迎える。完全にバッドエンドですね。
誤った手段は、誤った結果しか生まない――という教訓みたいなものなんでしょうか。

テキスト・Hシーン

シナリオライターは、和泉万夜。
BlackCYCの黄金期を支えた一人だけあって、さすがと言うしかない。
ちなみに、私が一番お世話になっているライターさんでもあるようです。

視点は三人称から。
この内容なら、ヒロインの一人称テキストでもよかったかなーと思わないでもないけれど、まぁこれはこれでよいのでしょう!

Hシーンになるとヒロインの「裏の声」が聴けるのだけれど、それが男の一言一言に全レスでツッコミを入れていくのが、ちょっと面白かった。
枕営業されるのに慣れてるハズのオヤジに「こいつガッつきすぎ! 童貞なんじゃないの!?」とかね、もう草生える。

「奉仕しなきゃいけない立場の女の子」の本音を聞きながら、男に気に入られるような演技をする――というHシーンのスタンスも、倒錯感あって興奮度高め。
そういうお店に行ったときとかね、嶺衣奈ちゃんのことを思い出すと、テンション上がるんじゃないでしょーか!(あれ、下がっちゃう?)

しかし、エロゲーの世界にはゴムとかピルとか存在しないんですかね?
このエンディングを迎えるなら、ヒロインにもうちょっと「中出し」に対する危機感とか持ってほしかったかなーって。
ほら、そういうのってテンション上がるじゃないですか!

キャラクター・グラフィック

さすが有名ブランドだけあって、クオリティは上々。

ヒロインのルックスは、嶺衣奈よりアンリのほうがぜんぜん好みだったけど、嶺衣奈ちゃんはその性格によく似合ったキャラデザだった。
なんだろうね、如月繋がりで千早でも意識してたんでしょーかね?
でも、もうちょっと立ち絵がかわいくてもよかったよーな……。

音楽

BGMはふつう。
OPはないけれど、EDのボーカル曲は、あのエンディングと相まって、ちょっとボーゼンとしちゃいました。

システム

過不足なし。

総評

「枕営業」モノの、異色の抜きゲー。
いろんな趣味趣向の人に楽しめる、不思議な作品に仕上がっていた気がする。
私はアイドルにはまったく興味なかったけど、「内心嫌々な女の子に、笑顔で奉仕されちゃう」ところがハマってたみたいですね!

ただ、個人的にはハッピーエンドも見たかった。
この作品を「華々しく成功しているアイドルの、陰の努力譚」的な位置づけにしてほしかったかな、みたいなね?
ロープライスじゃ、ボリューム的にキビシかったのかな。

私の評価は★3つ、良作としておきます。
久々に批評空間で「かなり使えた」おかず得点をつけちゃいますよ!
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ゲーム [★★★☆☆]
手垢塗れの天使

ハピメア 景子ルート

ハピメア、2周目の夢は、平坂景子嬢。
公式のキャラ紹介、「血統書付きロックンローラー猫」は、まさにその通り。

CVは、青葉りんご。
ダウナー系ツンデレボイスな青葉りんごは初めてだったかも。
この演技の幅は素晴らしいよね!

景子ルートは、人慣れしない猫のような彼女の望みにスポットが当たる。

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理事長の姪であり、政治家を父に持つ彼女は、本物の「イイトコのお嬢様」。
そんな家庭と、人付き合いの要領の悪さのせいで、彼女は周囲から敬遠されがちだった。
彼女自身は、周囲から望まれた通りに生きてきたはずなのに、世界は決して彼女の望んだようになることはない。
それに対する反発から自暴自棄のような行動が目立つ彼女からは、さらに人が遠ざかる。
それならそれもよしと、彼女は自ら孤独を望むようになっていった。

しかし、仲間と呼べる友人たちや、恋人になりたい異性ができたことで、彼女の願いは変わっていく。
いったん人と触れ合う温かさを知ってしまえば、もう孤独だった夢には戻れない。
そうして彼女は、不自由で、けれどもそれが温かい現実を望むのだった。

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こうやってあらすじを書いてみると、なんだかとってもありきたりなお話だった。
平坂父のくだりとか、茶番でしかなかったしね。
ただ、景子ちゃんの、女の子としての魅力を引き出すシナリオとしては悪くなかった。
景子ちゃんってば、知り合って即エッチOKな雰囲気出してくるくせに、基本ジト目だからね。
付き合ってなくてもエッチさせてくれるし! もーいじらしいったら!

さて、どうやらこのゲーム、原画師が二人いるっぽい。
「景子・咲」と「弥生・有栖・舞亜」で分担ですね。
私、景子と咲の絵のほうが断然好みです。

そして、景子ちゃんはこのゲームで一番かわいい。
貧乳(設定)だし、ツインテだし、しかもそれが左右非対称だし!
なんですかね、ハサミ男にでも襲われて、右のテールは切られちゃったんですかね?
この不安定さが、彼女の儚さの表れなんだと私は言いたい。

まぁこのおっぱいで貧乳とか、おへそでお茶が沸いてしまいますけどね!
だってたぶんDカップくらいはあるよ?
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ゲーム [★☆☆☆☆]
ハピメア

ハピメア 弥生ルート

夏休み&夏のボーナス激戦区・2016年7月発売枠の一つには、パープル・ソフトウェアから「アマツツミ」を選ぶことになりました。
ということで、いい機会だと言いながら積みゲーから掘り起こした一本、「ハピメア」です。
パープルのゲームは「未来ノスタルジア」より、4年半ぶり2本目。

なぜ「ハピメア」を持っていたかと言うと、「とてもクセのある妹がいるらしい」という話を聞いていたから。
好感度MAXスタートが正義なギャルゲーの妹たちですが、「好感度マイナススタートな妹っていないの? 逆に?」という話から紹介された一本が、これ。
ちなみに、同じ「変な妹がいる」枠のゲームには「レミニセンス」なんてのもあるらしいですよ!(未プレイ)

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ということで、ハピメア。
主人公は、現実と同じような意識をもって行動できる「明晰夢」を見る性質(あるいは病気)を持っているらしい。
そんな主人公の、あるいはヒロインたちの理想や苦悩が投影された「夢」のなかで、それぞれの抱える問題を解決していこうとするお話みたい。

まず攻略したのは、ハーフな巨乳先輩、弥生・B・ルートウィッジ嬢。
表裏を使い分ける秀才系先輩って、こんにゃくの浅倉先輩みたい。

CVは、パープルだと毎回出てるっぽい声優さん、風音。
まぁ順当に無難なところ。ちょっと飽き気味かも。

弥生ルートは、ハーフだという彼女の出生と、その境遇にスポットが当たる。

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私生児として生まれ、母親に捨てられた弥生は、叔母夫婦の家で育てられた。
さらに白人でもなく、黄色人種とも違う彼女は、どこにもアイデンティティを見つけられないまま、自分を偽って生きていく術を身に着けた。

しかし主人公は、彼女の境遇を知り、受け入れる。
だから彼女は、「自分の居場所」になってくれた主人公と離れなければならない「現実」を否定し、二度と離れることのない「夢」の世界を望むのだった――

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ってお話だったと思うんだけど、えっと、なにこれ?
もうツッコミ所が多すぎて、どうしたらいいのかわからない。

海外に引っ越ししなくちゃいけないから、もう一緒にいられない。だったらこんな現実なんてやめてやる!
って、子供じゃないんだから、どうにかできるでしょう?
小学生だって、雪の日に世田谷から栃木まで電車で会いに行っちゃうんだよ?

いやまぁ、だから軽々にどうにもできないような「家庭環境」設定なんだろうけど、だったらハッピーエンドのときだってそこをイジっちゃダメですよね?
結局、育ての親に話したら、フツーに理解してもらえました――って、じゃあ夢だ現だ言う前に最初からそうしろよ! って思いました。

あと、景子ちゃんが夢に呑まれそうになったときとの、このダブスタ具合ね。
あん時は言いたい放題言いやがったくせに、この女はマジでめんどくさいったら!

……そうだよね、たまたまハズれルートだっただけだよね?
次は貧乳ツンデレな景子ちゃんを攻略します!
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ゲーム [★☆☆☆☆]
ハピメア

この青空に約束を― まとめ

シナリオ・テキスト

取り壊しの決まっている寮で暮らす、主人公と6人のヒロインたちのお話。
避けられない別れを、どう受け止め、残された時間をどう過ごすのか。

この雰囲気は、やっぱり「そして明日の世界より――」を思い出す。
あのゲームも「数か月後に地球が滅ぶ」という運命があって、それをどう受け入れるのか、というお話だった。
地球滅亡でも別離でも、結局は同じことだ。
「ずっと一緒」なんてあり得ないし、誰だっていつかは死ぬ。
普段の私たちにとっては希釈されすぎていて自覚することが困難な運命を、こういった設定によって明らかにしているのだ。
これは生きている限り誰しもに共通のテーマで、だからこそ共感を抱く人が多いのだろう。

とは言え、そのシリアスな「運命」が前面に押されることはあまりない。
言ったってこれは「ギャルゲー」であり、女の子と仲良くすることが主目的なゲームなのだ。
例えば「女の子と仲良くするばっかで、超能力持ってることをすっかり忘れちゃった超能力モノ」とか、「バトルしてばっかで、女の子の魅力がぜんぜん伝わってこない異世界バトルモノ」とか、そういうギャルゲーシナリオはしばしば見受けられる。
けれどこのゲームは、「女の子の魅力を最大限に生かし」つつ「テーマに沿ったシナリオ」をどのルートでも届けてくれる。
そういう意味でも、ギャルゲーとしての完成度は高いのではないのかな、と思う。

あとは「約束の日」ね。
泣ける作品って、涙に理由がつけられることってあるよね。
「○○が☓☓だったから悲しくて泣けた」とか「△△なのに**したのが感動して泣けた」とかね。
なのにこのゲームでは、理由もなく魂が揺さぶられた。あんまりしたことのない経験だった。
まぁもらい泣きって言っちゃえば、それまでなんだけども。

そんな丸戸史明シナリオは、時々クセがある。
やたらと思い込みが激しく、押しの強い主人公ね。ときどき鬱陶しい。
でも、ちゃんとツッコミできる点は有能。(ああっ!?)

ルート別評価
  凛奈 ≧ 沙衣里 > 茜 > ほか

凛奈ルートは、ツンツンな共通ルートからの凛奈のデレデレっぷりが、とっても魅力的。
Hシーン関連も面白かった。30分でしなきゃ!とかね。
あとは、ED後のエピローグが一番好きだったかも。
全体的に完成度が高いルートだったと思います。

さえちゃんルートは、もう個人的にさえちゃんのキャラが好き。
このタイプのヒロインってあんまり見ないよね。
シナリオ自体も冒険活劇っぽくて、男の子としてはテンション上がりました。
まぁその面白さは「十二人の怒れる男」のおかげな気もする。なので次点評価です。

私事ですが、私はケッコン(したい)艦TOP5に「雷」「夕雲」「霞」が入っている系提督です。
なので、茜ルートも好きです!

キャラクター

「ギャルゲー」なだけあって、ヒロインのかわいさがルートの評価に直結している気がする。
共通ルートの宮穂とか、個別ルートエピローグの静とか、めっちゃかわいかったけどね!

でも、全体的に魅力的なヒロインたちだったように思います。
海己だけは、好みが分かれそう。

グラフィック

10年前のゲームなので、それなりに時代は感じる。
とは言え、ヒロインたちの一枚絵のクオリティは上々。

それよりも私が評価したいのは、背景の枚数の多さ。
1シーンでしか使わないような背景も結構あったと思いし、細かい差分もかなり多かった。
電燈のスイッチのON・OFFとかね。
こういうところがゲームの世界観にリアリティを吹き込み、批評空間POV「雰囲気の良いゲーム」でA評価がつく理由なんじゃないかな。

Hシーン

正ヒロイン6人とも3Hの法則を貫く。
こういう姿勢は、プレイする側としてもとてもありがたい話です。

シーン自体も、まぁ悪くない。
使おうと思えばけっこう使えるような気がする。
それより、シーンの前後の雰囲気を大切にしてくれていたのが、ポイント高い。
宮穂ルートなんかで顕著だったように思います!

音楽・システム

特にコメントはありません。

総評

ショコラ・パルフェから続く、まるねこ三部作の三作目。
「ギャルゲーマーなら嗜んでおくべき『歴史』に触れようキャンペーン」第一弾としてプレイした本作です。

たしかに名作と言われる理由も理解できたし、この雰囲気が好きな人が多い理由もわかった。
ちょっとクセはあるけれど、まぁ人にオススメできるゲームかな。
サクサク進めるし、やってよかったと思いました。
私の評価は★3つ、良作評価です。
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ゲーム [★★★☆☆]
この青空に約束を

甲鉄城のカバネリ 10~12話+まとめ

第十話 攻め上ぐ弱者

生駒、死す。
虜囚となった甲鉄城の人たちは、タイミングを計って反乱を起こす。
が、それは失敗に終わり、薬物で洗脳された無名ちゃんが生駒を殺した(っぽい)。
あれ、カバネリってそんなに簡単に死んじゃうんだっけ?

美馬は、父である将軍に裏切られて殺されかけたことで「強い者だけが生き残ることこそが正しい」と悟ったみたい。
まぁ言ってることはわからないでもないけど、あんまり共感できないかも。

ところで、あの石ってなんなの? 昔拾った河原の石ころじゃなかったの?

第十一話 燃える命

生駒、生きてた。
金剛郭にたどり着いた美馬は復讐を遂げ、無名は黒煙にされてしまう。
が、無名に助けられたことに気が付いた生駒は、自分の命と引き換えに、無名を救うことを決意するのだった。

次で最終話ということで、次回へのヒキがすごい。
というか、エンディング曲がカッコイイ。
ちなみに展開は茶番です! でもカッコイイ!!

最終回 甲鉄城

無名を助けに金剛郭に乗り込む生駒と、美馬の決闘。
やっぱり茶番な展開。カッコよさも11話の方がマシマシかも。

こういうのって何書いていいのかわかんなくて困るなぁ。
美馬にお花をお供えするカットはとてもよかった。
あんなに人の死を忌避していた生駒が「お前は死ね」とか言っちゃうのにはわろたけどね!



俺たちの戦いはこれからだ! エンドな、アクションもの。
これが原作のある作品のよくないところなんだよなぁ。

6話くらいまでの疾走感はスゴイ。
そこからの展開はくだらないけど、映像作品としてのクオリティは特筆に値する。

ただ、石の意味とか、生駒の妹と無名ちゃんの関係とか、伏線っぽく描いてたクセにぜんぜん伏線じゃない。
こういうのってどうなんだろうね?

評価は★2、ふつうのアニメでした。
途中までは面白かった。ほんとだよ?
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アニメ [★★☆☆☆]
甲鉄城のカバネリ

この青空に約束を― 「約束の日」+茜ルート

約束の日。
いつか必ず訪れる、別れの日。

修了式の後の、卒寮式を描く。
ヒロインルートそれぞれの、共通のエンディングでもある。
内容は、ヒロインたちのそれぞれの「別れの受け入れ方」と、卒寮証書授与という「別れの儀式」という、15分ほどのショートストーリー。

凛奈が初めて寮に来たとき、主人公は「絶対にお前を泣かせてやる」とか啖呵を切っていたよね。
当時の凛奈ちゃんみたく、私も「なに言ってんのコイツ、バッカじゃねえの?」と思っていた。
それでいてモニター越しでこれなんだから、もし私がつぐみ寮生なら号泣してたかも。いやぁあぶなかった。
なるほど、この作品が「泣きゲー」枠な所以は、ここにあったんですねえ。
素晴らしいエンディングでした。



サブヒロインな三田村茜ルートは、その後に開放される。
「誰とも結ばれなかった世界」での、次の夏の話。

やたらキンキンうるさい茜ちゃんのCVは、涼宮琉那こと夏野こおり。
なるほど、言われて気がつく。
この人の演じる女の子を攻略したときには、毎回この感想を言っている気がします。

---

茜ちゃんのお話は、凛奈ルートでの「合わなかった合わせ石の行方」の伏線を回収する。
とは言え、ほんのり匂わせてくるだけで、主人公が気がつく前にエンディング。

普通なら、兄のリアクションだとか、同窓会だとか、そういうシーンも入ってるもの。
もちろんそっちのほうが完成度は高いんだろうけど、このさっぱり感、そろそろ暑くなってきつつあるこの季節には、とっても心地よいですね!

1Hしかないサブヒロインとは言え、「キャラ萌えゲー」の体裁は崩していない。
というか、ロリっ子が母性に満ち溢れてるって、もう私のドストライクなんですけどね!
どこぞの駆逐艦かと思いましたよ?
ボロボロな浴衣の一枚絵には、トキメキを感じちゃいましたって!

ところで、他ヒロインルートで守れていた「約束」が、今回に限って守れなかったのはなんでなんですかね?
恋するパワーは百億万馬力だった! そういうことなんですか?

次回、総評。
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ゲーム [★★★☆☆]
この青空に約束を

この青空に約束を― 海己ルート

6ルート目、おどおど系幼馴染・羽山海己を攻略し、ヒロインルートはおしまい。
海己ルートは、今までちょいちょい匂わせてきていた「星野家と羽山家」の事情と、近すぎるようで遠すぎる二人の距離にスポットが当たる。

このシナリオは、本当に「海己のキャラクターが好きかどうか」で評価が分かれるような気がする。
今まで「おどおど系ヒロイン」のこと好きでも嫌いでもなかったけど、嫌いな人の気持ちが少しわかったような気がする。
自分が眠れないからって延々壁叩いてくるシーンとか、ちょっとヤバかった。
私の代わりにちゃんと主人公がツッコんでくれたからよかったけど。
この主人公、熱血すぎるトコロちょっと引いちゃうけど、でもちゃんとツッコミできる点は有能です。
ルートへの持って行き方とかね!

そんな二人の「ロミオとジュリエット」風の恋は、つぐみ寮取り壊しに反対する活動を始めるところで締められる。
終わらせ方、ずいぶんスッキリ。
署名活動の反応とか、その後の学園長側の対応とか、そういうお話があってもよかったのかなーって気もする。

けれど、テーマは「みんなでいるふたり」なわけで。
町の人々には「旧校舎」、主人公たちには「つぐみ寮」という、それぞれの、けれど「みんな」の思い出をみんなで守っていくことで、「ふたり」も「みんな」になっていく。
よく考えられた筋書きだと思います。

しかし、海己ちゃんってばあんな人事不省になっちゃうほど、孤独って耐えがたいものかなぁ? などと、トモダチの少ない私なんかは思ってしまうのですが。
ま、その辺は人それぞれですよね!(思考停止)
なんでもいいけど飴なめたい!(引きこもり並感)
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ゲーム [★★★☆☆]
この青空に約束を

この青空に約束を― 奈緒子ルート

こんにゃく、そろそろ終盤戦な5ルート目には、猫かぶりな独裁者・浅倉奈緒子を攻略。

CVは、篠崎双葉。
日常シーンの演技は慣れれば悪くないけど、Hシーンが壊滅的。全然えっちじゃない……。
良さげな一枚絵とか結構あったのに!

---

奈緒子ルートは、本音と建前、表と裏を完全に使い分ける演技派な生徒会長が、「狼少女」になってしまったお話。

というか、奈緒子が2年前に主人公と先輩を引き合わせたのって、「先輩の気を引くための当て馬」だったんだよね。
私はてっきり「先輩を諦めるために、主人公をダシに使った」のかと思ってたよ。
いったいどうして奈緒子はここまで歪んでしまったのだろう?

それにしても、先輩はかなりのとばっちりだった。
奈緒子の行動は、さすがにちょっと共感できないですよ。
でも、まっすぐにぶつかれない不器用さこそが、彼女の魅力なのかもしれない。
その証拠に、エンディング前の「新5カ条」はとってもよかったもの。
むしろエンディング後のエピローグがいらないくらいだった。

「……言ったって、信じないくせに」
「奈緒子の言ったことは、信じられなくても…奈緒子のしたことなら、信じられる」

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ゲーム [★★★☆☆]
この青空に約束を