Entry Navigation  [月別アーカイブ]

ちはやふる2 5~7話

第五首 なほあまりあるむかしなりけり

都大会その3、決勝・対北央戦。
引きでの千早が異常にカッコイイ回。
袴姿にたすきが実装される回でもある。
なにか足りないと思っていたら、たすきだったんだね! なるほど、すばらしい

北央の主将・甘糟は、なるべく労力をかけずに勝ちを拾いたい、と考えていた。
けれど、オーダーを任されたひょろ君は、ガチな対戦を組んでいく。

「……省エネってなんですか。大将が大将と当たって、副将が副将と当たって、それで勝たなくてどうすんですか。東京で一番強いのは北央学園! 何より、俺がそれを見たいんだ!」


ひょろ君の正々堂々さは、とても格好良い!
西田のお姉ちゃんが惚れる気持ちもわかるぞ!
千早もひょろ君と同じ気持ちで、異常な緊張感が試合を支配していく。

西田はいろいろなプレッシャーから、早々と負けてしまっていた。
けれど、奏ちゃんがまさかの健闘。筑波なんぞ入れんでマジでよかった!
しかし本当におっぱい大っきかったなぁ。1期より大きくなってないか? 成長か?

そして、千早ははるか遠いところを見ていた。
若宮詩暢になりたい。あの正確さがほしい。
でも、そこを目指していたら、目の前の甘糟にも勝てない。なら――?

あたし、近いものより遠いものになりたかったの。


---

さて、今回のサブタイトルの歌は、これ。

百しきやふるき軒端のしのぶにも  なほあまりある昔なりけり
  一〇〇 順徳院

荒れ果てた古い宮中に生えた忍草を見ると、忍んでも忍びきれないほど昔は良かったものだ。

この歌が話のどこにかかっているのか、いまいちピンときていない。
ひょっとしたら、甘糟にとっての「須藤のいたころのかるた部」のことなのだろうか。
それとも「若宮詩暢に勝てると思っていたころの自分」のことか?



第六首 たつたのかはのにしきなりけり

都大会ラスト、決勝戦の続き。
西田は負けてしまったものの、駒野と奏の善戦のおかげで、4人の運命戦にもつれ込む。

残り札を2:2に分けてしまうことで、「あ」が読まれた瞬間に4人とも取ってしまえば、二人はお手つきだけど二人は取れる!という作戦か。
こんなの滅多にあることじゃないだろう。しかし、なったらなったでものすごく熱い展開だ。
ひょろ君がプレッシャーに負けてしまっていたけど、あれも致し方ないことなような気がするよ。

結局、瑞沢は負けてしまっていた。
けれど、お互いが全力で戦い、運命戦までもつれ込むほど良い試合ができた。
本当に楽しいことだったろうなぁ。
だからこそ、もっと強くなりたい!という気持ちも湧いてくる。
その場で戦っていた五人だけでなく、応援していた筑波とスミレちゃんにも。

---

今回のサブタイトルの歌は、これ。

あらし吹く三室の山のもみぢばは  たつたの川の錦なりけり
  六九 能因法師

山風の吹く三室山のもみじ葉は、龍田川に落ち、流れを錦のように美しく染めている。

「勝ちたい」という真っ直ぐな想いは美しいもの。そう読むこともできる。
けど、なんとなく「ちはや」が読まれたときに瑞沢が四人とも取ったあのシーンを象徴しているようにも思えてしまう。
私にも、ちはやの札が真っ赤に染まって見えているからだろうか?



第七首 しるもしらぬもあふさかのせき

閑話。全国大会までの日常回。
都大会が終わって落ちこむ千早にとってのかるたとは、というようなことが語られたり。

綾瀬さん家のお母さんは、千早に袴を買ってくれた。
そこでお母さんは言う、「この子はかるたを続けているうちは大丈夫だと思うから」。
千早にとって、かるたは「夢」であり「目標」であり「絆」である。
人が生きていく上で一番大切なそれらをきちんと大切にし続けているうちは、前を向いていられる。

その姿勢は、たとえばお姉ちゃんの千歳にも伝わっていく。
自分の夢に後ろ向きになりかけていた彼女にも、前を向かせられるんだね。
吹奏楽部のくだりは……えっと、普通に面白かった。えっ、三番も!?

そういえば、部室では奏ちゃんが「ちはやぶる」の意味を解説してくれていた。
「荒ぶる」の対義語が「ちはやぶる」という説は、確かにわかりやすかった。なるほど

---

さて、次回からは全国大会のお話。
今回は大会前夜までだった。
スミレちゃんのすっぴんが、ほんとにのっぺりしていたのにはわろてしまったよ。
なんていうか……うん、あれはあれで可愛いんじゃないのかな(小声)

今回のサブタイトルの歌は、1期10話のサブタイトルにもなっていた、これ。

これやこのゆくも帰るもわかれては  知るも知らぬも逢坂の関
  一〇 蝉丸

これがあの、地方へ行く人も都へ帰る人も別れ、知り合いともそうじゃない人とも会えるという逢坂の関なのだなぁ。

これは、新と電話している千早を見てしまった太一のシーンだろう。
この場合の逢坂が、近江神宮となる。

かるた会で、スミレちゃんはいいことを言っていた。
太一の恋のルールは「かるたに真剣になること」。
けれど、太一の想いが伝わるのはまだまだ先……というか、果たしてそんな日は訪れるのだろうか。いやはや
関連記事
category
[視聴中] アニメ
ちはやふる

ラブライブ! School idol project 6~8話

6話 センターは誰だ?

部活動紹介を経て、μ'sのセンターたるリーダーを決めようとする話。

にこりんの必死さは痛々しくてわろてしまったよ。
この子はやっぱりこういう不憫な扱いなのだなぁ。かあいそす……

結局、リーダーはなしで、みんながソロパートを持って順繰りにセンターに立つ、という結論に落ち着く。
けれど、そう提案したのは穂乃果で、やはりみんなを引っぱる情熱を持っているのは、彼女なのだった。

「なんにも囚われないで、一番やりたいこと、一番面白そうなことにひるまず真っ直ぐに向かって行く。それは、穂乃果にしかないものかもしれません」


今回は「これからのSomeday」のPV付き。
リボンを光らせるアイディアは、なかなか悪くないね!
……あんなカメラでこれだけの映像が撮れるかよ!とか突っ込んじゃいけない

今さらの話だけど、エンディング「きっと青春が聞こえる」での、汗だくでほほえむ穂乃果はとてもかわいい。
前髪がおでこやほっぺたにくっついちゃってるあたりがたまらん

7話 エリーチカ

スクールアイドルの甲子園「ラブライブ」出場条件として、試験での赤点回避を条件に出されるμ's。
アホの子は、穂乃果・凛・にこだった。
にこはここでも不憫キャラを存分に発揮か。なるほど

今回のサブタイトルのエリーチカは、生徒会長・絢瀬絵理のあだ名らしい。
3話の「START:DASH!!」の動画をネットに上げていたのは、絵理ちゃんだった。

μ'sの活動に否定的な絵理の行動原理は、にこと同じく「僻み」かと思っていたら、違ったらしい。
彼女はバレエの素養があり、そのせいでスクールアイドルが素人同然に見えてしまう。
あんなダンスでは、人を惹きつけることなんてできやしない。
その心情を聞いた海未は、絵理にダンスを習うことを決意したようだった。

人を惹きつけるものは、技術だけじゃない。
想いなんていう、言葉にはし辛いものが心に響くことだってある。
絵理の妹・亜里沙がそれを体現しているのだけど、絵理がそれに気づくのは……次回くらいか?

8話 やりたいことは

学院の存続が決まるオープンキャンパス目指して、絵理の指導を仰ぐμ's。
絵理と希の生徒会コンビが加入し、9人のフルメンバーになる回でもある。

「えりちが頑張るのはいつもだれかのためばっかりで、だからいつも何かを我慢してるようで、全然自分のことを考えてなくて――! えりちの、本当にやりたいことは?」
「……なによ。なんとかしなくちゃいけないんだから、しょうがないじゃない!! 私だって、好きなことだけやって、それだけでなんとかなるんだったらそうしたいわよ! 自分が不器用なのはわかってる。でも――今さらアイドルを始めようなんて、私が言えると思う?」


絵理は、μ'sにではなく、スクールアイドルに憧れていた。
その流行も、人気も、学校を救う有用な手立てであることも知っていた。ハマってる妹もいたし。
彼女自身も、ダンスを武器にその舞台に立ちたいと思っていた。
しかし、それが公私混同な願望だということもわかっていた。
だからこそ、彼女は自分の気持ちに素直になれなかったのだろう。
絵理ちゃんは、とても律儀で誠実な女の子なんだ。

オープンキャンパスでライブをしたのは、ラブライブ!1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」。
ライブシーンは、舞台・衣装・振り付け・ポジションとも、シングルのPVとほぼ同じ構成。
アニメではさすがに1番までしか歌ってくれなかったけど、それでもクオリティは抜群だ。

教室で黄昏れていた絵理をみんなが誘いに来るシーンは、PVからの流用でもある。
穂乃果の真っ直ぐな情熱は、ここでも周りの人を巻きこんでいくのだった。

ところで、「μ's」の名付け親は希だったんだね。
私はてっきり絵理かと思っていたよ!
2話の記事をここで訂正させていただきます。
関連記事
category
アニメ [★★★☆☆]
ラブライブ!

キッキングホース★ラプソディ まとめ

シナリオ

「恋愛と友情の両立」をテーマにした、シンプルかつ濃厚ないちゃラブゲーム。
ミドルプライスで、ボリュームは多くない。
けれど、好感度0から120までの過程が全て描かれているシナリオは、萌えゲーとしての完成度は高め。

「恋愛における三角関係」というテーマが好きな人は、このシナリオにもハマれると思う。
つまり「WHITE ALBUM2」が好きならこのゲームもプレイしよう! ということ。

ご都合主義な展開に走りがちなギャルゲー業界だけれど、キャラの心理描写とオチの付け方については、かなりリアリティを重視してきたように思う。
「これならハーレムエンドも作れただろう」と感想を抱くひとも多いだろうけれど、あえてそうしてこなかったあたり、こだわりが垣間見える。

さて、「恋愛お邪魔団」は、聖のコンプレックスの裏返し、という役割があった。
けれど、「キッキングホース・ラプソディ」という恋愛お助け団の、シナリオ上の役割は?
ここが明確になっていないのが、このシナリオの弱点になっている。
謎の集団で、何をしているのかよくわからない。
これなら、コンビニやファミレスのバイトでもよかったように思うよ。

冒頭の「人の恋路が羨ましくないのは何故?」という語り口は、出穂さんのもの。
そして、のばらと草太の「羨ましい恋愛」を見つけ、出穂は去って行く。
出穂ルートを作るのなら、「キッキングホース・ラプソディ」という集団にも、きちんと存在価値が与えられたのだろうけれど……。

個別シナリオ別評価
  志乃 > のばら > 聖

志乃ルートは、シンプルかつエロい。
ハーレムエンドではあるけれど、このオチはかなり斬新で読後感抜群。
エッチ中の志乃ちゃんが可愛すぎたのも大きい。

のばらルートは、いちゅいちゅ感がすばらしかった。
けれど、途中ややグダった感は否めない。

聖ルートは、聖のコンプレックスに焦点が当てられていて、「友情と恋愛」というテーマとは少しブレている。
「恋愛とは何か」ということを掘り下げるシナリオとしては、悪くなかったと思う。
けれど、いかんせんオチが弱いんだよなぁ。

オススメ攻略順
  志乃 → 聖 → のばら

とくにこだわりがない限り、公式推奨のこの順でいいと思います。

テキスト

「ウィッチズガーデン」を書いた、保住圭という人がメインのシナリオライター。
思えばウィッチズガーデンも、Hシーンのテキストが良いゲームだったけれど、振り返ればキッキンもなかなか秀逸だった。
ひょっとしたら、Hシーンがエロい!というのがこの人のウリなのかもしれない。覚えておこう

しかし、テキストそのものはあまり読みやすくはない。
「あのときああしたから、今もこうなってしまっている……」みたいな指示語の多い文章も、小説ならいいけど、読み返し辛いギャルゲー向きではないと思う。
通しでプレイしてるならまだしも、一回時間を置いてしまうと「え、アレってなんのことだっけ?」とかなってしまう。
単に私の程度が低いだけなのかもしれないけど。

CG

原画師・ミヤスリサのゲームは初めて。
「猫撫ディストーション」「Hyper→Highspeed→Genius」なんかを描いた人らしい。

正直、初見では「え、ひょっとして……下手?」と思ってしまった。
けれどこれは個性だった。
慣れてくればどんどん可愛く見えてくる、不思議な絵を描く人だったらしい。
みやま零みたいな感じかもしれない。

私が評価したいのは、HCGでのトロ顔。
「気持ちいい!」だけでなく「幸せ……」な表情には、かなりソソられるものがあった。

立ち絵の種類が豊富なのも嬉しい。
たぶん、基本2種類に、それぞれポーズ差分が2種類ずつくらいかな?
こういうところにお金をかけてくるのは、とてもよいと思います。

一枚絵は、45CG+10SDCG。
フルプライスのゲームと比べたら少なめだけど、ミドルプライスなら十分じゃないでしょうか。

キャラクター
  志乃 > のばら ≧ 聖

Mな女の子が好きな私は、志乃ちゃん一押し。
あの子のドM具合はなかなかだよ!
のばらルートでの「あたしで練習、してみない?」とかね!

ロリ巨乳なのばらも悪くない。
パイズリシーンはとても良いものだったし。
ただ、付き合い始めてからの、志乃みたいな豹変っぷりがなかったのは、ちょっと悔しい。
あと、のばらルート以外での、主人公に対する執着が薄いのも。
展開上仕方ないとは言え、のばらのヤキモキしてるところも見てみたかったなぁ。

聖の健気なところもよかったよ!
けど、「ウィッチズガーデン」の雪村涼乃が上位互換……ってそうか、シナリオライターが同じ人なのか!
なるほど、そういうことかぁ……。

Hシーン

このゲームの強みのひとつ。尺も長いし、かなり実用的。
ミドルプライスとはいえ腐ってもエロゲー、ここは手を抜いてこないのは高評価。

私としては、聖ちゃんにちゃんと「おまんこ」言ってほしかったというのはあるけど。
なんだろう、女の子にピー音ありな単語を言わせると幻滅する層、というのがいるのだろうか?

あぁ、あとのばらちゃんの土手派なところは見てみたかったです。
プールで最後までしてくれないのは残念だったなぁ。

声優

民安ともえ以外は、あまり有名ではない声優ばかり使ってきている。
けれど、クオリティは低くない。
一押しな人もいなかったけど。

音楽

オープニングを民安ともえが歌っている。
それ以外は……あまり書くこともないかな。
オープニングムービー自体は平凡だったし。
BGMも含めて、良評価というところ。

システム

シンプル。けれど不足なし。
バックログに戻ったときに、セリフを止めるのはやめてほしいかも。それだけ

総評

ALcotハニカムのミドルプライスゲーム・ハニカム文庫第二弾。
宮蔵プロデュースのハニカム文庫は、「あえて無視するキミとの未来」より、フルプライスのハニカム新書へと移行してしまった模様。
3ルートというこのシンプルな構成のほうが、私としては好ましい。

ただ、出穂さんは、シナリオの完成度という面では攻略したかったところかもしれない。
ちょっと甘酸っぱいこの終わり方が、このシリーズの醍醐味ではあるのだけれど。
タイトル画面が変わるシーン、やはり「あぁ……」となってしまいます。

枠は「恋に恋する萌えゲーム」かなぁ。
三角関係、みたいな人間模様が好きな人にはオススメ。
恋仲になったときだけ見られる女の子の素顔が強烈なゲームでもある。

私の評価は、少し迷って★2つ。
けど、人によっては4つくらい付きそうなゲームだとも思う。
サックリ終わらせられるので、気になったらぜひ手にとっていただきたい。
関連記事
category
ゲーム [★★☆☆☆]
キッキングホース☆ラプソディ

キッキングホース★ラプソディ のばらルート

ラスト3ルート目は、メインヒロインなロリ巨乳・織奈のばらちゃんを攻略。

CVは、聞いただけでわかる民安ともえ。
「リトルバスターズ」の棗鈴・「グリザイア」シリーズの入巣蒔菜を始め、「ジブリール」シリーズのマイマイ・「らぶらぼ」の真島サキ・「よめはぴ」の黒河まりあなんかでお世話になっている。
色んな声が出せる声優さんではあるけれど、このザラついたロリ声が一番馴染み深い。

のばらの声からは、リトバスの鈴ちゃんを連想する人も多そうだ。
のばら自身も、鈴をしっかりさせたような女の子。

のばらルートは、聖ちゃんのキッキン密通疑惑を聖と恋仲にならずに晴らし、そのせいで聖が主人公に惚れるところから始まる。
志乃も聖も主人公がダイスキな、一歩間違えばハーレムエンドになりそうな感じの。

彼と彼女の恋愛は、周りのみんなにとっても一大事でありまして。


---

のばらは、そもそも恋愛に興味のない女の子だった。
彼女の家は貧乏で、自分のことのみならず、妹弟の世話もしなくちゃいけない。
今が精一杯で、余計なことはしていられない。

主人公は、そんなのばらのひたむきさに惹かれていく。
そうして、抱えている問題を共有するのではなく、そのままの彼女を受け入れる存在として、二人は恋仲になるのだった。

「好きな人同士がくっつくのって、本当は、嬉しいことのはずなのに」
「どうして、そう簡単には収まってくれないのかな、気持ちって……」


けれど、主人公のことが好きなのはのばらだけではなくって。
どうしても、志乃や聖とは、今までみたいな付き合い方ができなくなってしまう。

このエンディングは、「二人の恋愛はみんなのもの」というカタチで迎える。

前みたいな関係には戻れない。
――なら、前のほうがよかったのだろうか?
志乃も聖も「そうじゃない」ことに気づいていく。

二人とも、のばらと主人公のことが好きだった。
そして、恋して輝いている二人のことは、もっともっと好きになった。
だったら、それでいいじゃないか。素直に祝福しよう。
そう思うことができるようになったのだった。

---

シナリオ的には、聖ルートと同じく、☆2凡作レベル。
ハーレム展開が好きな人なら、もっと評価は高くなるのだろうけど、私は生憎……。

ただ、エロゲーの場合、この「ヒロインみんな主人公が大好き!」な展開、すぐハーレムエンドに逃げようとする傾向にある気がする。
確かに、そっちのほうがエロゲーらしいし、シナリオを書くのもラクなんだろうけど。
その「ラク」なほうに流れずに、きちんと向きあう姿勢には好感が持てるね!

このエンドは、「理屈じゃない」ものに重きが置かれている。
場の雰囲気というか、空気感のようなものだね。
だから、それが生まれる前提に共感できないとハマれないかもしれない。感想も書きづらいし!

付き合い始めたあとののばらちゃんは、志乃や聖ほど豹変しなかった。
元から垣間見えていた誠実さを、さらに強調してくる感じ。

Hシーンは、他ヒロインより1回多い、4H8CG。
初体験で3枚使ったせいで、水着シーンがパイズリ1回のみだった。くそ
髪の毛を下ろしたのばらちゃんはとてもかわゆす。
しっかりした子がしっかりエッチをしてくれるのには、なんとも言えないエロスが漂っていると思いませんか?
関連記事
category
ゲーム [★★☆☆☆]
キッキングホース☆ラプソディ

キッキングホース★ラプソディ 聖ルート

キッキン2ルート目は、恋愛お助け団なキッキングホース・ラプソディのライバル「恋愛お邪魔団」のドン、芹摘聖ちゃんを攻略。
CV:藤森ゆき奈は、「古色迷宮輪舞曲」のサキの声優さん。
志乃に引き続き、無難な声質だ。

ひじりんの第一印象は、お邪魔団を指揮するトップらしく、生真面目で融通の利かなさそうな女の子。
恋に浮かれるカップルが許せず、冷や水を浴びせるべく日々活動している。

志乃とのばらの友人となった聖は、二人のすれ違いを「主人公が二人を籠絡したせいだ」と敵視するようになる。
その誤解(?)を解くため、主人公が芹摘聖という女の子のことを知ろうとするところから、聖ルートは始まる。

---

比べないでほしい なんて 言えるわけなくて
それが すべてを決めてしまった気がしてる
結局決めたのは自分だって 気づいたのはずいぶん後だった


聖は「ミス平均値」な女の子だった。
身長、体型、成績、ルックス、何をとっても普通。
そのせいで、「普通」以上を求められる家に生まれた彼女は、自分に自信が持てなくなっていた。

どれだけ努力しても普通にしかなれない自分が嫌いだった。
自分は特別にはなれないと思っていた。
だから、誰の特別にもなれない人たちの集まるお邪魔団は居心地がよかった。
そこで「ドン」と祭り上げられるのは、自分が特別だと認められているようだった。

聖が恋人たちを敵視するのは、実は嫉妬の裏返し。
自分も誰かの「特別」になりたい。
でも、そんなのなれっこない。

けれど主人公には、そんな聖が「誰よりも可愛い女の子」に見えた。
彼氏彼女の関係に憧れている自分を認め、主人公の想いを受け入れられたとき、聖は「特別な女の子」になることができたのだった。

「わたし、がんばります。がんばれます。がんばって……」
「草太さんにずっと、特別だって思ってもらえるようにします……」


---

シナリオ的には、☆2凡作レベル。
「自分は特別な存在になんてなれっこない」という強烈なコンプレックスから、とても一途で健気な彼女さんになってくれる、この構成は悪くない。

惜しいところは、コンプレックスの根源だと描かれていた聖の家族については何も掘り下げなかった点。
恋人の特別になるのも大事だけど、家族の特別になるのも大事だと私は思うんだ。

代わりに、恋愛お邪魔団を恋愛お助け団に変える!というお話でハッピーエンドを描いていた。
この展開の完成度は、正直びみょーだと思う。
聖には「乗せられやすい」「自分の意見が言えない」という欠点もあった。
主人公と恋仲になることで変わっていく聖ちゃんもちょっと見てみたかったよ。

そして、健気属性なエロゲヒロインは珍しいけれど、「ウィッチズガーデン」の雪村涼乃のほうが上だったなぁ。
あの子のほうがもっともっと健気で可愛かったよ!
聖ちゃんが勝っていたのは、恋人になった瞬間におちんちんをしゃぶってくれるエロさ。え、そこかよ
というか、ひじりんのおっぱいって明らかに平均以上あるよね。パイズリできそうだったし!?

Hシーンは、志乃ルートと同じく、3回6CG。
こちらも実用的なものだとは思うけど、期待していた3Hでの制服シーン、本番の尺が短かったのにはガッカリした!
逆に、ホテルでの私服シーンは妙に尺が長いので、抜き所には注意!!
「ふぅ……あれぇ??」となると、なんだかとても侘しいです。
関連記事
category
ゲーム [★★☆☆☆]
キッキングホース☆ラプソディ

キッキングホース★ラプソディ 志乃ルート

「人の恋路を邪魔するやつは、馬に蹴られて死んじまえ」。
その「馬」係が「キッキングホース・ラプソディ」。

ミドルプライスなALcotハニカムぷれぜんつ・ハニカム文庫。
第1弾が☆4評価「リアル妹がいる大泉くんのばあい」、第3弾が☆2評価「春季限定ポコ・ア・ポコ!」。
その第2弾であるこの作品が抜けていたのを思いだし、崩してみることにする。
ハニカム文庫シリーズは3ルートしかないから、サクっと終わらせられそうだしね!

公式の推奨攻略順は「 志乃 → 聖 → のばら 」。
私もその通りに進めてみようと思います。

---

ということで、元気系丸投げ娘・辻志乃ちゃんから攻略。
CV:日向苺は、「リアル妹がいる大泉くんのばあい」の親友の妹・妹尾美紀の声優さん。
声質は好きでも嫌いでもない、無難な感じ。

志乃ルートは「恋愛と友情の両立」がテーマ。

もともと、志乃とのばら「親友」としての関係があった。
そこに、キッキンというアルバイト繋がりで主人公が入りこんできた。
そのせいで、友情のバランスが一度崩れそうになる。

根が甘えたがりな志乃は、のばらにはできない面で、主人公に少しずつ甘えられるようになっていく。
のばらにとって、それは志乃を「取られた」ように感じてしまう。
そうして、二人は少しずつすれ違ってしまい、弱った志乃は主人公にべったり甘える道――主人公と付き合う道を選ぶ。

志乃とのばらの齟齬は、のばらから歩み寄ることで解決する。
のだけれど、のばらがあまりにも素直に仲間はずれの寂しさを告白してきたせいで、志乃も主人公も付き合い始めたことを言い出せず、ずるずると時間ばかりが経っていってしまうのだった。

「言ってしまったら、関係が壊れちゃうと思って」


---

これは、言わば「三角関係」で、「ハーレムエンド」なお話。

エロゲー的に三角関係というと、志乃ものばらも主人公が好き!だからハーレムエンド! となるのが普通。
だけど、のばらが好きなのは主人公ではなく志乃なわけで、このハーレムは主人公ではなく志乃のハーレムになる。
これはなかなか新しいエンディングだ。

聖ちゃんは「ぐだぐだですね」とか言っていたけど、かなり現実的なハッピーエンドだと思う。
このエンディングは、「恋人」としての主人公も「親友」としてののばらも「自分じゃなきゃ甘えさせてあげられない領域」を持っているおかげで成立する。
志乃が「甘えたがりな妹属性を隠し持つ女の子」という、ワガママが許されるキャラ付けがなされているせいもあるけど。

何はともあれ、この設定が巧妙なおかげで、かなりスッキリした終わり方になっていると思う。
シナリオ的には、☆3良作評価もギリいけるかな? という感じ。

---

しかし、シナリオよりも志乃ちゃんのキャラクターが素晴らしすぎるルートだった。

志乃ちゃんの第一印象は「あんまタイプじゃないかも……」。
男言葉とかめっちゃ使ってくる、女の匂いをあまり感じさせない体育会系。貧乳だし。
いや貧乳なのはプラスポイントなんだけどね。

この志乃ちゃんの、ルートに入ったときの豹変ぶりったら!!
「え、この子めっちゃかわいくね!?」と、モニターの前で3回くらい自問自答するレベル。
いやほんとマジでかわいいよ、いやマジで。語彙が貧弱になっちゃうくらい。

普段は強気な上から目線ポーズを取ってくるけど、二人の時は受け身な仔猫ちゃん。
エッチになるとドMになり、普段のキャラが崩壊しちゃうところも堪らないね!
これは間違いなくギャップ萌えだよ!
「あたし、草太くんに調教されちゃってるから……」とか言い出すのもヤバい。

肝心のエッチシーンのエロさも十分。
志乃ちゃんが感度良好なエロっ子なのもあり、尺が長いのもあり、CGが良いのもあり。
絵自体は別にそんなに上手くはないのだけれど、感じてる女の子の表情はツボに入ったなぁ。

シーンは3回6CG。どれも実用レベル。
主人公とのエッチにドはまりしていく志乃ちゃんは、全力でエロゲーヒロインしていたのでした。
ふぅ……。
関連記事
category
ゲーム [★★☆☆☆]
キッキングホース☆ラプソディ

琴浦さん 4~6話

4話 変わる世界

逃げた琴浦さんと、追う真鍋くんたち。

薄々気づいていたけど、琴浦さん家って大金持ちだったんだね。
両親と暮らしていた家も立派だったし、一人暮らしの家も広いし、でもここまでとはね!

ちょっと気恥ずかしくて直視できなかったけど、ESP研の4人はとてもいい友達なんだ。
ただ心配したり、優しくしたりするだけが友達じゃない。
上手く言えないけど、真鍋くんを見ていると、そんな気がするよ。

そして、これからは森谷さんもその中に入る。
自分を責めるのも、他人を責めるのも簡単。
大事なのは、それからどうするか。

逃げた琴浦さんには、それがわからなかった。
間違ったことをしても、取り返しはつく。
森谷さんの真っ直ぐな誠実さは、それを教えてくれた。

きっと私は子供だったのだろう。人の心を読んで、勝手になんでもわかった気になっていた。
人は変われる。そんな当たり前のことに私は気づかずに、他人ばかりか自分自身すらも見限ってきたんだ。
臆病で、傲慢で、わがままな私。でも、きっと少しずつ変わっていけるはず。私も、私が生きるこの世界も。


5話 学園天国?

新入生歓迎会と、体育祭の二本立て。
森谷さんもESP研に入り、ようやく日常系アニメっぽくなってきたか。

森谷さんの道場ネタのゴリ押しはなかなか面白かった。
カタコトになっちゃうあたりね!
ときどき1話を彷彿とさせるようなブラック琴浦さんが出てくるのも楽しい。

日常系というか、空気系なお話だと、感想を書くことがなくなるのは困るな。
あ、なぜかエンディングが変わっていた。シリアスパートが終わったからか?

6話 夏休み!

夏休み、ESP研で琴浦さんの実家に遊びに行く話。
水着回、空気系パート。エンディングがちっぱいを気にする琴浦さんの歌になっていた。わろた

ギャグ的ファンタジー要素全開な回でもあった。
わざわざ遊園地を建てちゃったり、シェフを呼んだり、花火職人を呼んだり。
お金持ち設定はここで生かされてくるんだね!

最近の琴浦さんは、初期の瞳孔開きっぱなしな頃の面影がほとんどない。
現状、あの頃の彼女を彷彿とさせるのは、真鍋くんのエロスに突っ込むときだけ。
もうちょっとあの感じが欲しいかもしれないよ?
そうすれば、肝試しで怖がるあの感じがもっと可愛くなるはずなのに!

次回あたり、母娘の確執の話になったりするのかもしれない。
琴浦さんは夢にお母さんを見ていたし、Cパートではそのお母さんも出てきていたし。
関連記事
category
アニメ [☆☆☆☆☆]
琴浦さん

琴浦さん 1~3話

放送前の"期待値"よりも、放送開始後の"評価値"が上回っているという噂の「琴浦さん」。
タイトルからはまったり日常系、という雰囲気しか伝わってこないけど、実際は全然違うというギャップがものすごいらしい。
騙されたと思って観てみろ!と言われたので、騙されてみようと思います。



1話 琴浦さんと真鍋くん

転校してきた琴浦さんが、真鍋くんと友達になる話。

1話の勢いがハンパないという話だったけれど、確かに惹き込まれそうな展開だった。
見境無しに心が読めちゃうから人を傷つけて、自分が傷ついてきた。
その結果、誰とも関わりたくないと思うのは、よくわかる。

なら、なんでちょいちょい余計なことを言ってしまうんだろう?
そもそも、どうして学校に行こうと思ったんだろう?
引きこもって本当の一人ぼっちになるのが怖かったのかな。
でも、例えばネットなら、モニターの向こうにいる人の心まではわからないハズなのに。
それとも、心が読めるのが「普通」だから、それができない人付き合いが怖いんだろうか?

さて、真鍋くんだけど、全体シリアスになりがちな雰囲気をブチ壊していくのには素直に吹いたよ。
転校初日のキモカワなキャラとか、昼休みの変顔とかね!

しかし、このポジションは心のキレイな人しかつけないよね。
根っこがクズ人間な私みたいのは、どう足掻いてもたどり着けない高み。
このヒーローに感情移入できる自信が、全然ありません。困った

2話 初めての……

御船さんのESP研究会に誘われた琴浦さんが、真鍋くんを独占している妬みを買ってイジメに遭う話。
部活の仲間ができてまったり展開かな~と思っていたら、御船さんもシリアスな過去を抱えていたり、森谷さんのイジメが割とガチだったりして、勢いは衰えていなかった。

御船さんは、琴浦さんの超能力を科学的に立証することで、お母さんの能力も本物だった!と言い張りたいのだろうか。
それとこれとは話が別な気がするんだけどな。
お母さんみたいな超能力者を出さないようにする!ならわかるけど。

1話でもそうだったけど、イジメの描写が割とリアルな気がする。
あれに耐えられる琴浦さんは、やっぱり強い心の持ち主なのかもしれないなぁ。
真鍋くんが森谷さんに放つセリフ、「琴浦が吐くほどお前の心が汚いってことだろ!?」のインパクトはスゴかった。
森谷さんにとっては、これを論破できても、そう思われてしまった時点で終わりだよね。
さぁ森谷さん、ここから巻き返せるのか? 見せてくれるのか? どうなんだ!?

3話 嬉しくて、楽しくて

えっと、最終話? お話が終わった。え?

ESP研でカラオケに行ったり、鈍感な真鍋くんにお弁当を作ってあげようとしたり、泡沫の幸せにひたる琴浦さん。
けれど、森谷さんの不興を買い、真鍋くんが夜道を襲われてしまう。

自分が幸せだった分、誰かが不幸になっている。
自分さえいなければ、真鍋くんも森谷さんもこんなことにはならなかった。
琴浦さんはそう思って、消えてしまうのだった。

今回のこの三角関係は、琴浦さんのテレパシーは特に関係ないよね。
彼女が自分を責めるのは、自分に自信のないことの表れのようだ。
母親に言われた「あんたなんか産まなきゃよかった!」は、彼女のトラウマになっている。
大切な人が傷つくのは、自分が傷つくよりも痛い。
だから、今度こそ孤独を受け入れることにしたのだろう。

で、最終話なんでしょうか? お話が終わりましたけど。
これで次回予告もなければ、演出としては完璧なんだけどなー!
関連記事
category
アニメ [☆☆☆☆☆]
琴浦さん

PSYCHO-PASS 17、18話

17話 鉄の腸

シビュラシステムのネタバレ回。
16話で書いた私の想像は、あながち間違っていなかった。うれしい

免罪体質という特殊な構造を持つ脳みそを集めて並列化したものが、シビュラシステム。
その中には、狡噛が潜在犯となった標本事件の犯人、藤間幸三郎もいた。
そして、その脳みそたちが公安局局長・禾生壌宗というカタチを得ていたらしい。

藤間は逮捕された槙島をシビュラシステムに組み込みたがっていた。
槙島の才能はシビュラを進化させるに違いないものだったし、藤間が槙島を個人的に気に入っていたせいもあったろう。
けれど、槙島は藤間の誘いを袖にする。

「なぜだ! 君なら理解できたはずだ。この全能の愉悦を! 世界を統べる快感を!」
「さながら神の如く、かね。それはそれで良い気分になれるのかもしれないが、生憎審判やレフェリーは趣味じゃないんだ。僕はね、この人生というゲームを心底愛しているんだよ。だからどこまでもプレイヤーとして参加し続けたい」


槙島の言うこともわからないでもない。藤間の言うこともわかるんだけど。
神になりたいと思うのは、人としての限界を知ったからじゃないのかな。
槙島は、まだ人間の可能性を信じているのだろう。

さて一方、シビュラに殺された縢は、行方不明ということになっていた。
潜在犯たる執行官を管理できなかった管理官は、その責任を問われることになる。
これで狡噛たちも縢を捜す途中で、シビュラの秘密に触れることになるのだろうか。

18話 水に書いた約束

槙島に逃げられたシビュラと、立ち位置を決める狡噛。

「逃げられると追いたくなる」を地で行っているのか、シビュラシステムであるところの禾生局長は、槙島確保に躍起になっていた。
だから槙島を殺しそうな狡噛を捜査から外させたのだけれど、狡噛はその意図を的確に汲む。
これが刑事の勘、ってやつなのか? とても鋭いよ!

そして、今回も朱ちゃんがまたまた輝いていた。
あの機転と度胸は、序盤ではとても見られないものだったよ。
彼女は、自分が正しいと思うことを本当に信じられるようになったのだろう。大人になったんだ。

しかし、その道は狡噛とは違うところへと向かうもの。
朱は槙島を法の内側に引っぱってこようとしていて、それが刑事の仕事だと言っていた。
けれど、狡噛は法の外にいる槙島を裁くため、自分も法の外へ行く。
ラストの狡噛の手紙で、エンディングをサビ前で切るあの演出はすばらしかったよ!

「……バカ」

関連記事
category
アニメ [★★★★☆]
PSYCHO-PASS

PSYCHO-PASS 14~16話

14話 甘い毒

サイマティックスキャンを偽装できるヘルメットを用いた犯罪が起こる。
1件は薬局強盗殺人、1件は通り魔、1件は現金輸送車襲撃。
実行犯はみんな別々だけれど、糸を引いているのはやはり槙島聖護のようだ。

「これは啓蒙のための道具だったんだ。人が人らしく生きるために。家畜のような惰眠から目を醒ましてやるために」


この社会はシビュラシステムの正確性に依存しきっている。
シビュラのおかげで、目の前の人間はすべて「善良な一般市民」であり、犯罪など起こり得ないと保証されている。
だから、目の前で人が殺されても、誰も通報などしない。

この歪みは、公安にも影響する。
対象者の色相がクリアなら、ドミネーターを使うこともできないのだから。
今回の事件は、たまたま対象を人のいないところに追い込んだから解決できたからよかったけど。

槙島がやろうとしているのは、名付けるなら「革命」だろうね。
――世界を革命する力を!

15話 硫黄降る街

ヘルメット事件その2、サイコハザードの起きる街。

大量のヘルメットが出回ったことで、サイマティックスキャンの信頼性は崩壊する。
いつどこで襲われるかわからない恐怖が憎しみを呼び、「正当防衛」の名の元で、一般市民まで暴徒と化す。

公安局はこの「想定外の事態」に総力を挙げて対応しようとする。
その過程で、朱と狡噛は、この暴動が槙島の陽動である可能性に気づく。
公安を散らせることで、本丸を手薄にさせる作戦なのではないか、と。
実際その通りだったようで、槙島たちはシビュラシステムがある可能性の高い、ノナ・タワーへと向かっていた。

前回もそうだったけど、暴動の描写はかなりリアルだった。
この遠慮のないグロさは、なかなか見られるものじゃない。
ひょっとして「人が撃たれたら血は流れるもの」という、萎縮した表現活動へのアンチテーゼなのかもしれないな。

16話 裁きの門

ヘルメット事件その3、ノナ・タワー攻防戦。
朱と狡噛は槙島を追って最上階へ、縢はチェを追って地下へ。

この最上階での狡噛と槙島が、1話アバンのあのシーンだったんだね!
なるほどここで繋がるのか!と、ゾクゾクしてしまったよ!

この戦いでは、なんと朱ちゃんがメチャクチャ格好よかった。
脚を撃たれたときの「先に行ってください!」もそうだけど、狡噛を倒した槙島に後ろから殴りかかるアレね!
ここぞというときに決めてくれる。さすが主人公だよ!

さて、地下では、チェ・グソンがシビュラシステムへとたどり着いていた。
追った縢は、彼の甘言に耳を貸すことなく、チェに追いつく。
が、そこで見た、シビュラシステムの正体。
それは明らかになることなく、公安局長に二人とも殺されてしまった。まじかよ
局長もなぜか手負いのサイボーグみたいになっていたし、ドミネーターを無理矢理使えるようにしていたし、どういうこっちゃ?

シビュラシステムの正体は、見てはいけないもの。
「既存の技術を超えた演算能力」「スタンドアローン」「厳重な秘匿性」。
……局長の脳みそを使ったシステムとかなんだろうか? たくさんのクローンで並列化した感じの。
自分の想像力の貧困さが露呈するなぁ……。
関連記事
category
アニメ [★★★★☆]
PSYCHO-PASS