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ちはやふる 7~9話

第七首 ひとこそみえねあきはきにけり

学年二位のガリ勉、駒野勉を勧誘する話。まごうことなき太一回。

千早には、たしかに才能があった。
太一の頭の回転をもってしても埋められない、生まれつきの才能。

――千早と俺じゃ、実力が釣り合わない。俺は名人目指してるわけじゃないから勝てなくてもいいんだけど……。
――だけど、あいつだったら……もしも、千早の練習相手が、新だったら……。
――千早はもっと強くなれるのか……?


千早は強引なスカウトで勉を引きずってくる。
彼は、15分で札を全て憶えるという話を聞き、ならすべて裏返して取って見せろと言う。
感覚派の千早は、時間が経つと記憶があやふやになってきて、頭脳派の太一に敵わなくなってくる。

――勝てるかもしれない……千早に……。
――『勝てなくてもいいんだけど……』? そんなわけあるか!
――千早! 目の前にいるのは、俺だろ!!


そうして、裏返しかるたで、太一は千早に勝利する。
けれど、勉は「どうせ一位になんかなれやしない」「僕はお前とは違う!」と言って拒絶する。
勝てるものでしか勝負しない。太一にとってのそれは、幼い頃の自分だった。

「かるたの才能なんて、俺だって持ってねえ。キツイけどやってんだ。負けるけどやってんだ」
「だって、勝てたとき、どんだけ嬉しいか!」
「俺は、仲間にするならかるたの天才より、畳の上で努力しつづけられる奴がいい」


太一の言葉は、自分に向けたものなんじゃないのかな。
勝つことの喜びを思い出して、千早と同じ土俵に立てるよう、努力していこうっていう。
この原動力は、やっぱり愛なんだろうか。
……たーくん、カノジョさんはどうしたの?

ちなみに、勉の思考回路はよくわからなかった。
そもそも一位になれなかったら、勉強に固執するのも難しいはず。
そして、からかわれるのが嫌なんだったら図書室にでも行けばいいのに。うぅむ。

---

さて、今回のサブタイトルの歌は、これ。

八重むぐらしげれる宿の寂しきに  ひとこそ見えね秋は来にけり
  四七 恵慶法師

雑草が生い茂る家はとても寂しく、誰も来る人はいない。けれど、秋だけはやって来ている。

これは勉の心情と掛けているのだろうか。
太一は無理に誘ったりはしない。けれど思いだけはしっかりと届いている。
……ちょっとうがちすぎだろうか?



第八首 たえてひさしくなりぬれど

千早が、3話の小学生大会で会った肉まんくんこと西田優征を勧誘する話。

思っていたけれど、千早の勧誘って本当に強引だよね。
「経験者はかるた部に入らなきゃダメ!」とか、よくよく考えたら勉を誘った理由も「学年二位で頭いいから」だもんね。
まぁ西田の場合はかるたが好きっていうのが透けて見えてたけどさ。

そんな彼にも、新の影がまぶたから離れずに、かるたから離れてしまっていた。

「かるたは才能なんだよ! 俺たちみたいのがいくら努力したって、綿谷新には勝てないんだ!」

そう言う西田と千早は、かるたで勝負する。
好きだけで続けてきた千早が、きちんと成長していることを証明するために。

千早がするような名前でのイジリは私は嫌いだけど、西田のキャラはなかなかいいよ。
うごけるデブって三倍くらいカッコよく見えるよね。
……でも、メインの三人ばっかり美形に描かれているような気がしてならない。

---

今回のサブタイトルの歌は、これ。

滝の音は絶えて久しくなりぬれど  名こそ流れてなほ聞こえれ
  五五 大納言公任

この滝(京都嵯峨の大覚寺の滝)は枯れて久しいけれど、滝の名前だけは水音のように流れ聞こえてくるものだ。

この滝は新のことだろうか。
かるたの神様の存在は、いなくなってから丸3年が経った今も、多くの人に影響を及ぼしているのだから。



第九首 しのぶれど

晴れて正式な部活動となったかるた部が、全国大会目指して合宿をする話。
と、千早と新の関係に嫉妬する太一の話。

かるた馬鹿の名がふさわしい千早は、初心者の奏と勉もビシバシしごいていく。
かつて自分が新にされたように、そしてそれを経て勝利の喜びを知ったように。
それをやり過ぎだと、太一は止める。

それはたしかに初心者に無理をさせてはいけないという思いもあるのだろうが、千早の向こうに透ける新を見たくなかったのかもしれない。
合宿の夜、あえて間接キスをしてしまうあたり、そしてエンディング直前の暗い太一に、その思いがよく見えるよ。
このことで、太一が自分の恋心をはっきりと自覚したのかもしれないね。

今回のサブタイトルの歌も、まさにこれ。

忍れど色に出でにけりわが恋は  ものやおもふと人の問ふまで
  四〇 平兼盛

この恋はだれにも気付かれないように隠していたけれど、とうとう外に表われてしまった。
物思いをしているのかと人に不審に思われるほどに。
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ちはやふる

ちはやふる 4~6話

第四首 しつこころなくはなのちるらむ

彼女ができて色気づいた真島太一に、綾瀬千早が大会で優勝することを条件にかるた部を作ろうと言い、大会を戦う話。
A級とかB級とかいうのは、全日本かるた協会とやらが主催する公式戦で好成績を収めると得られる級位で、B級は二段三段、A級は四段以上に相当するらしい。

太一は中学でも同好会でかるたをやっていた。
けれど、自分の才能にも気付いていた。太一は秀才だからね。

「俺は、青春全部かけたって、新より強くはなれない……」


そういう太一の目の前で、千早は戦い抜く。
彼女にとっては陸上ですら、かるたのトレーニングでしかなかった。

「青春全部かけたって強くなれない? まつげ君、かけてから言いなさい」


千早の決勝戦は、マジで燃えてしまったよ。
「ちはや」は絶対に取ってくれるものだと信じてはいたけれど、あの応酬の展開はウケたね!
彼女はたしかに青春を全部かけていたよ。太一にもわかったし、私にもわかった。
私にもそんなに熱くなれるものがあればよかったんだけどね。うらやましいよ

---

「やろう! かるたやろう、太一! 一緒に強くなろう、太一!」
「仲間がいたらきっと、強くなれるから!」


今回のサブタイトルの歌は、これ。

ひさかたの光のどけきはるの日に  しづこころなく花の散るらむ
  三三 紀友則

のどかな春の日だというのに、どうしてあわただしく桜は散ってしまうのだろう。
ようやくA級になって、太一とかるた部を作ろうと思ったのに、目標で、仲間だったはずの新は、どうしてかるたを辞めてしまっていたのだろうか。



第五首 よはのつきかな

新に袖にされた千早が、太一と一緒に福井まで会いに行く話。

新がかるたを辞めたのは、かるたのせいで祖父を殺してしまったと思ったからだろう。
このエピソードは、正直いまいちピンとこない。
そして、ラストの自転車で特急を追いかける新も、やっぱりピンとこない。
普通、あんなにちょうどよく併走できたりしないよ!

しかし、語るべきはそちらではないだろうな。
自らの情熱にまっすぐな千早と、そんな彼女に惹かれる太一が、なかなかに鮮やかだった。
そして、鼻水を垂らす千早はとても可愛いのだった。

---

今回のサブタイトルの歌は、これ。

めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に  雲がくれにし夜半の月かな
  五七 紫式部

友達と久しぶりに会ったけれど、顔もわからぬほどあっという間にその人は帰ってしまった。
それはまるで(10日ごろの)夜も半ばで沈む月のようだった。

会えた時間も短く、話せたのも二三言に過ぎなかった。
けれど、千早の思いはたしかに新に伝わっていた。
一度でも同じ夢を見た仲間なのだから、絆はそんなに簡単に切れたりするものではなかったのだね。



第六首 けふここのへににほひぬるかな

千早と太一の作ったかるた部に、大江奏という新入部員が加入する話。

奏は呉服屋の娘で、和服が好きだから弓道部に入るような、古典派の文学少女。
袴のまま走らされるような弓道部に失望した奏は、だからかるた部をのぞきに来るのだけれど、アノ感じに驚き、引いてしまう。
しかしそんな彼女に、千早は和歌の歌としての素晴らしさを教えてもらう。

「あたしの先生が言ってたんだ。かるたと仲良くなって、友達になれって」
「かなちゃんはもう百首と友達だよ。強くなるよ」


そう言って誘う千早に、奏は条件を出す。
ひとつは、千早に呉服屋のパンフレットのモデルになってもらうこと。
もうひとつは、大会に出るときには袴を着用すること。
うむ、どちらも素晴らしいアイディアだ。でかしたぞ奏!

ところで、このアニメの登場人物は泣いてばっかりだなぁ。

---

かなちゃんはいろんな歌の意味を教えてくれたけれど、私はこれで。
一人で店番をするかなちゃんが、ぽつりと漏らした一首。

もろともにあはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし
  六六 前大僧正行尊

修行のために山入した山伏が、季節の終わったはずの桜を見つけたときにあふれた感情。
山桜よ、私はお前を見てとても懐かしく思う。だからお前も私を心から懐かしんでくれ。
こんな山奥では、私にはお前しか心の通じ合えるものがいないのだから。

奏の孤独が滲み出ているようだね。
学校でもはぶられて、友達のいない奏。自分は流行らない呉服屋でひとりぼっちだ。
けれど私はあなたの素晴らしさを知っている。だから、あなたにも私を認めてほしい。

そんな奏を認めたのは、千早だった。

---

今回のサブタイトルの歌は、これ。

いにしへの奈良の都の八重桜  けふ九重ににほひぬるかな
  六一 伊勢大輔

古の奈良の都で咲いた八重桜が、今日はここの辺(九重=平安の宮中)で美しく香っている。
昔の人の歌が奏の心には生きていて、それが千早へと伝えられていく。
そんな心の交わりを、ここでは掛けているのだろうね。
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ちはやふる

ちはやふる 1~3話

名作アニメ枠で紹介されていた「ちはやふる」を、とうとう観ることに。
来期に二期がやるという噂だね。
教養がなく、百人一首を一つとてマトモに覚えていない私は、「全釈 小倉百人一首」(福音館書店、1958年)を引っ張り出してきてみたので、そのあたりも少し気にしながら観てみようと思います。

まずはこのタイトルでもあり、主人公の名前でもあるコレから。

ちはやぶる神代もきかずたつ田川  からくれなゐに水くくるとは
  一七 在原業平朝臣

いろいろ不思議なことが起こったという神話の時代ですら聞いたことがない。
龍田川の水がこんなにも真っ赤に染まっているなんて。

紅葉の名所である龍田川に、もみじがたくさん散り流れている様子を詠んだ歌のようです。
「ちはやぶる」は「神」の枕詞で、神様の勢い、すなわち神威をあらわすようです。



第一首 さくやこのはな

主人公の綾瀬千早の小学校時代。
福井からの転校生の綿谷新の、かるたへの情熱に当てられ、日本一を目指すお姉ちゃんよりもスゴい、世界一を目指す夢を見つける話。

新の情熱はたしかにスゴかった。だってふすまに刺さってたもん。なにあれこわい
しかしあれを見て引かない千早もスゴい。私なら戦意喪失してしまいそうだ。

あんなに札をまき散らしていいのかと思って調べてみたのだけれど、競技かるたには「札押し」というルールがあるらしい。
すなわち、他の札を使って目当ての札をエリア外に出すことが認められているそうな。
平たく言って、付近の札を勢いで全部出しちゃってもOK!みたいなことのようだ。粗暴だ

千早が必死に取ろうとしていたのは、これ。

瀬をはやみ岩にせかるる滝川の  われても末にあはむとぞ思ふ
  七七 崇徳院

瀬が早い滝川の水は、岩にせきとめられて二つに割れてしまうけれど、また一つになるものだ。
それと同じく、今は離ればなれになっている恋人にも、いつかは会おうと思う。
こんな、熱い恋の歌らしいね。ふぅむ。なにかの伏線だろうか?

---

千早が京王高尾線で、かるたへの情熱を失っている太一の話を聞いて思い出したのは、これ。

たれをかも知るひとにせむ高砂の  松もむかしの友ならなくに
  三四 藤原興風

だれを友達にしようか。
あの高砂の松もずいぶんと年老いているけれど、あれは人間じゃないし、昔馴染みでもないのだ。

この歌は、友をなくした老人の寂しさを歌ったものの様子。
きっと千早と新と太一は、一緒にかるたに情熱を燃やしていたのだろう。
そんな仲間だったはずの太一も、そして新も、もういなくなってしまっていた。
千早の喪失感は、この老人のそれと似ているのかもしれないよね。

---

サブタイトルにもなっていて、アバンでも詠んでくれるのは、これ。

難波津に咲くやこの花冬籠り  今を春辺と咲くやこの花
  王仁

冬には籠もっていたけれど、春になったからこの花咲いたよ!っていう歌。
作者と献上した相手にいろいろ確執はあったようだけれど、それは割愛。

これは競技かるたを始める前に、儀礼的に詠む序歌というものらしい。
べつにこの歌でなくてもいいけど、これを使うのが定番なのだとか。



第二首 からくれなゐに

イジメられていた綿谷新が、いじめっ子の真島太一とかるた大会で勝負する話。
サブタイトルは、「ちはやぶる~」の下の句だね。
「からくれない」は「韓紅」で、大陸から輸入された鮮やかな真紅の着物のような色のことを指す模様。

太一が新をイジメるのは千早のことを好きだからで、つまりヤキモチを妬いているんだね。
好きな子もイジメてしまう、小学生らしさが遺憾なく発揮されていた。

太一にメガネを盗られて、取り札が見えない新に代わって、千早が太一と勝負する。
ほら、私が1話で言ったとおりの展開になった!
よくわかんないからその辺の札を全部ぶちまけて、取ったことにするっていう。
マジでその戦法を使ってきたときには吹いてしまったよ!

純真な千早を裏切る罪悪感に耐え切れなくなった太一は、新にメガネを返す。

「これ、廊下でひろって……いや、盗ったんだ、俺が……」
「千早には言わないで……千早には、嫌われたくない……」
「真島、おめぇ……」「ひきょうなやつやの」
「でも、ちょっとわかるわ」

こうして、三人はきちんと仲間になったのだった。

しかし、千早のお姉ちゃんじゃないけど、かるたってやっぱりちょっと地味でダサいイメージがあるよね。
囲碁将棋のほうがまだスマートな感じが……。
千早はそのあたり、どう考えているんだろう?
家族には誰も大会で優勝したのを取り合ってもらえなかったようだし。かなしい



第三首 ふれるしらゆき

かるた仲間になった三人が地元のかるた会に入り、大会を目指す話。
三人は特訓を重ねて、心は一つになったかのようだった。

ちはやの才能は、耳がいいことなんだろうな、きっと。
最初の一字を聞いて動く瞬発力は、全国優勝をした新にも勝るもの。

そんな千早がたった一枚取れたのは、これ。

吹くからに秋の草木のしをるれば  むべ山風をあらしといふらむ
  二二 文室康秀

吹くと秋の草木がしおれる、すなわち「荒らす」から、山風を「あらし」と言うんだなぁ。という、言葉遊びな歌。

---

けれど、太一は遠い私立の中学に通うことになり、新は祖父が倒れたから福井に帰らなくちゃならなくなり。

「ひとりになるなら、かるたなんか楽しくない!」


千早は、自分だけが取り残されたまま、二人がどこかに行ってしまうように感じたのだろう。
それは卒業したら一緒にかるたができなくなる、ということだけじゃない。
三人でするかるたが楽しかったのは自分だけなのだろうか? そんなに簡単に捨ててしまえるものなのだろうか?
千早にとってはある種裏切られたようなもので、この楽しかった冬さえも否定されたように感じたからだろう。

「あたしだって怒ってんだからね!? 二人してあたしのこと置いてけぼりにして!」
「でも、こんなにさびしいのは、あたしだけじゃないよね!?」


三人の思いはやっぱりひとつだった。
大会で優勝はできなかったけれど、それでもたしかに何かを掴めたのだった。

この回は内容がぎゅっと詰まった、かなりの感動回だったよ!
ちょっとうるうるきてしまったもん。すばらしかった。

---

今回のサブタイトルに使われた歌は、これ。

あさぼらけ有明の月と見るまでに  よし野の里に降れるしらゆき
  三一 坂上是則

夜明けに有明の月が出ているのかと思ったほどに、吉野の里に降った雪は本当に真っ白だった。という歌。
有明月というのは、月齢25日ごろのそれを言うらしい。
夜明け頃に登ってくる、三日月とは逆の形をした細い月のこと。

このサブタイトルで使われている「降れるしらゆき」は、三人で雪合戦をするシーン、「ずっと一緒にかるたしようね!」の台詞のことかな。
そして、雪のように、その約束は春には溶けて消えてしまうものでもあったのだった。
落ちてくる桜の花びらは、まるで雪のようだったけれど、それはやっぱり違うもので。

「かるたを……かるたを一緒にしてくれて、ありがとな。千早も、太一も……。でも、たぶんもう会えん……」
「なんで……? あたしたちにはかるたがあるから、また会えるんじゃないの?」
「続けてたらまた会える! ぜったい会えるよ!」

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ちはやふる

リトルバスターズ! 4話

4話 幸せのひだまりを作るのです

クド登場回、及び小毬ルートその1。
クド公の出番はずいぶんあっさりだったなぁ。
まだリトルバスターズのメンバーにはなっていない。
クドはどうやって加入するんだっけかね?

メインは、小毬がお兄さんの夢を見ることを知り、理樹がそのいるかもしれないお兄さんについて気にしはじめる話。
小毬ちゃんの幸せスパイラル理論で、老人ホームに行って小次郎さんに会うところまで。
ゲームと違い、メンバーみんなでボランティアに行っていたね。

なんだか展開がやたらと早い気がするよ。
リトバスの魅力の八割は「楽しい共通ルート」にあったのだから、共通の楽しさをもっと存分に伝えてから個別に入ってほしかったように思うよ。
とりあえずはこのまま小毬ルートを消化してから共通ルートに戻るのだろうか。
まぁこまりんはとっても可愛いから、私は満足なのですがね!
クドファンには評判の悪そうな回だなぁ
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リトルバスターズ!(アニメ)

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編

まどマギが映画になったという話は聞いていたけれど、うまく都合がついたので、久々に映画館に行ってみた。
上映している映画館はあまり多くないのだね。
私はたまたま通りかかった「ユナイテッド・シネマ豊洲」での鑑賞。

映画版は前後編の二部作。
予告広告を抜いて、前編は正味130分、後編は正味110分。TV版12話分くらいだね。
正直に言って、2時間もトイレに行かずに映画を見るのはなかなか難しい。
どれだけ事前に出しておいても、1時間もすると尿意を催す不思議。

---

前編 始まりの物語

前編の中身は、TV版とほとんど変わりなし。
演出強化パッチが当たっていたようでした。
変身シーンとか戦闘シーンとかが少しずつ厚くなり、逆にいくつか削られていたシーンも。

削られていて気がついたのは、TV版冒頭の戦闘シーンと、マミさんとの魔法少女体験コースでまどかとさやかが自分の願い事について悩んだりするシーン。
あぁ、まどかが自宅でキュゥべえと話す日常シーンも、かなり削られていた気がするね。

前編の進度は、ちょうど8話までかな。
さやかが「あたしって、ほんとバカ」って言って魔女になり、ほむらがまどかに初めて感情を見せるところで終わる。
後編は、TV版残り4話分の尺を丸々使えるよね。
オチを変えてくるんだろうか? 何か違う展開になるのを期待してしまうのだけれど。

---

TV版と同じ内容だと知っていたら、わざわざ観に行こうとは思わなかったかもしれない。
けど、終わってしまえば、観てよかったと思ってしまった。
それほどこのアニメは面白い。星5評価は伊達じゃない。
映画版の評価は、後編を観てからにします。

映画館は、大きな画面と上等なスピーカーシステムで鑑賞できるのがメリットだけど、周りの人が気になるのがデメリットだ。
近くの席のおっちゃんが、マミさんがマミられた辺りから号泣しはじめて、何事かと思ったよ。
さやかが魔法少女になったあたりで泣き止んでくれたからよかったけど。

今は鑑賞キャンペーンをやっているらしく、どの映画館で見ても絵ハガキをもらえる模様。
私はまどかのハガキをもらえました。
期間によって違うキャラになるようなので、気になったら公式をチェック。
私が後編を観るのは11月3日以降かな。
ほむほむとマミさんが未発表。どっちがもらえても嬉しい
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アニメ [★★★★★]
魔法少女まどか☆マギカ

リトルバスターズ! 3話

3話 可愛いものは好きだよ、私は

来ヶ谷のアネゴ回。プラス、はるちんの四字熟語辞典回。
授業前、アネゴに突然のお茶会に誘われるのと、真人とのバトルを経てリトルバスターズのメンバーになる。
真人の怒りが有頂天に達する回でもある。

作画が全体的にロリってるせいか、アネゴもなかなかかわゆくなっていた。
個人的にははるちんのほうが好きなんだけどね。
しかし実際問題、黒ヒゲ危機一髪でのバトルシーンをアニメーションにするのは相当大変だったろうと思うよ。
アネゴの刀捌きはなかなかに見応えがありました。

野球の練習シーンは、みんな体操服になっていたね。
ゲームではそのまま制服だったような気がしたけど。
女の子はスパッツをはいていた。
ブルマー派とスパッツ派はどちらが多いのだろうか。
私はどちらかと言えばブルマーかなぁ。スパッツは私服のときにでも履いてくれればいいんだ。

さて、次回予告は、いきなりのこまりんルートっぽいんだけど、果たして?
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リトルバスターズ!(アニメ)

古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~ サキ編

美星の後を追おうとする美月を止め、三月ウサギの誕生を阻止すると、サキ編に入る。
三月ウサギがいないということは、運命を歪ませる事象がまた一つ解消されたことになるわけだね。
主人公は宅配便で送られてきたサキの問いかけ、「この事象は何回目だ?」にきちんと答える。
お前は俺のたった一人の妹、名波咲なのだと。

サキは咲の姿形が変貌したものである。
咲が耳のほつれた男爵を持っていたり、懐中時計を欲しがったりするところから、主人公はそれに気付く。
だから、咲がサキへと変わる条件を見つけようとする。
しかし、その過程で咲が原因不明の高熱を出してしまう。
これは間違いなく運命の歪みのせいであり、咲がサキへと近づいている証でもある。
運命を正しい方向に導いているはずなのに、自分を兄だと慕う女の子が病の床で苦しんでいる。
その姿を見て、主人公は決意するのだった。

「咲……俺は……お前を助けないっ…………」


主人公には妹としての咲の記憶はないけれど、咲にとって主人公はたった一人の兄だった。
主人公がサキを求めていることを知った咲は、サキに兄を取られてしまうように感じた。
だから、サキにしていないことを求めようとする。

「行人……私を助けなくていい」
「その代わり、一つ願いを聞いてくれ」
「抱きしめてほしい。思い返してみても、一度も行人とそんなことをしたことが無かった」


そうして、咲は死に、サキが生まれる。

というのは思い込みの産物であり、咲もまた七日目までは死の淵をさまよっているのだった。
運命の輪の狂いは、咲が「死にたくない、兄との幸せな時間をもう一度やり直したい」と思ったところから始まっていた。

---

ここからの展開は正直、ちょっと私の理解の外だったかもしれない。
もう一度輪をなぞりながら事象に細工を加えていくことで、歪みを正常に戻していこうとする。
その過程で、第三の視点、すなわち神の視点であるところの「プレイヤー」である私たちも、それらに協力していくという形を取る。

結果的に、サキと咲は溶けあい、事象を遡って記憶を引き継いでいた主人公たちは、歪みとして消えていく。
残されたのは、名波行人と名波咲という、仲の良い兄妹の未来。
こんなお話なんだろうと思う。
そうだね、いつの間にか妹ゲーになっていたよね。予想外だったよ。

ただ、結局私たちが観測できるところの主人公の主観からだと、主人公は結局最後まで妹がいる記憶を掘り起こすことはできなかったようだった。
妹との記憶もないのに「お前はたった一人の妹なんだ! 助けたいに決まっているだろう!」とか言われても、いまいち感情移入できなかったのは確か。

運命の輪が正しい姿に戻ったところで、美月も再び美星を助ける旅に出たようだ。
この二人がどうなったのかは語られなかった。
まだフロー完成率が100%になっていないから、完成したあたりでエピローグが出てくるのかもしれないけど。
まとめ感想記事は、フローが完成したところで書きたいと思います。
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ゲーム [★★★☆☆]
古色迷宮輪舞曲

古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~ 美月・美星編

サキが妹の咲であることを知った主人公は、どうしてよいかわからず、三月ウサギの提案に乗ることにする。
それは「運命を揺さぶり続け、サキを誘い出すことでパラドックスを誘発させる」というもの。
三月ウサギは具体的内容を喋らない代わり、帽子屋の主人公は美月と美星の事情を知るという取引をする。

美星が自殺しようとしている理由。
それは、美月により幼少期に虐待された記憶を何度も何度もやり直させられていたからだった。
月は星の言葉なんて聞いてくれない。
ただ独り善がりに、自分の良かれと思ったことをやるばかりで、その度に星は傷つき続けていた。
だから、星は一番痕が残るような方法で月を傷つけようとした。
それが多額の保険金を残す自殺だった。

今までの事象では、星は身を投げ、月はその後を追う。
月が消え、パラドックスが起こらないようになったところで三月ウサギが生まれていた。
しかし、主人公は運命を変える。
月は星の言葉を聞き、星が死ぬ運命を受け入れる。
そうして、三月ウサギは消えた。
運命を狂わせる元凶は、消えた。

---

なんだか割とあっさりだったね。
助けようとすると「私の言葉を聞いてくれない」と言って死んでしまう。
助けないと「言葉を聞いてくれた」と言って死んでしまう。
この矛盾を抱えていた美月は、いずれにせよ美星を助けられない運命だったのかもしれない。
というか、過去に戻って事象をやり直すなんていうのが間違いだったんだ、きっと。
美星がレイプされるのも一度だけなら心を持ち直すこともできたかもしれない。
けど、100回ともなると、ねぇ?

なら、こうやって主人公が頑張っていることは、果たして本当に正しいのだろうか?

---

ちなみに、月の自殺を止めないと、三月ウサギが生まれ、運命を揺さぶる手伝いをさせられる。
その内容とは、ひたすら輪の中の人物を殺し、運命量を奪い続けるというもの。
一葉と和奏をそれぞれ100回ずつ殺したところで、サキのいる事象へと飛び、三月ウサギは再びパラドックスを起こす。
しかし、運命を壊すには能わず、世界そのものが壊れてしまうのだった。

「すべてをやり直す」。
辛かったことも、楽しかったことも、何もかもを忘れて最初から。

はい、おかげでフロー完成率が24%まで戻ってしまいました。なにこれ。ほんとに忘れやがったよ。
セーブデータのバックアップを取っていたからよかったようなものの……。
ほんと勘弁してほしかったです。

内容自体はとっても面白かったんだけどね。
和奏ちゃんかわゆすなぁ。
ばぁん
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ゲーム [★★★☆☆]
古色迷宮輪舞曲

ヨルムンガンド PERFECT ORDER 総集編+13、14話

1クールの充電期間を経て、ここからは2クール目。
溜まると観るのが面倒になってしまいそうなので、小まめに消化していこうかと思い立った。
これが続けばよいのだけどね……。

第一期総集編

12.5話とも言えるこの回は、ショコラーデが語る1期のおさらい。
Fate/Zeroでもこんなのあったね。
とくに目新しい内容はナシ。

13話 天を仰ぐ蛇

バルメを師の仇と恨むカレンは、マイアミこと天田南博士に拾われ、秘書として仕えていた。
そのマイアミは、ココと組んで何かをしようとしている模様。

一方で、オペレーション・アンダーシャフトとやらが、ココへと忍び寄る。
どうやら、ココを男で釣って、持っているコネなんかをCIAのものにしちゃおう!的な計画らしい。
本当かよ? 私の聞き間違いじゃないのでしょうか。

そのCIAもどうやら一枚岩ではないらしく。
1期ラストの殺し屋を雇ったのは、CIAのなかでココに恨みを持つオフィサーだったらしい。
これがまた頭がイカれてそうな女だった。
このアニメには本当にマトモな女が出てこないなぁ。

14話 Dance with Undershaft phase.1

絡み合うアールとココとヘックスの過去のお話。

アールはCIAのブックマンのスパイなんだね。
今はブックマンの右腕として、オペレーション・アンダーシャフトを成功させるためにココに近づいている。
え、ココを籠絡するのってアールなの?
ココに恨みを持つヘックスは、ココが大切にしているヨナを、ココの代わりに殺すことに決めたようだ。

過去回想の戦闘シーンはとてもよかった。
見てたらFPSがやりたくなってしまったよ!
それ以外はちょっと退屈だったかもしれないな。
最近ヨナの存在感も薄いしね。
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アニメ [★★☆☆☆]
ヨルムンガンド

古色迷宮輪舞曲 ~HISTOIRE DE DESTIN~ 和奏編

一葉の運命量を手に入れた主人公は、次は和奏に箱を開けさせようとする。
しかし、4日目の夕方、和奏は車に轢かれてしまう。
そこが和奏の運命量が不安定になるポイントであり、一葉の運命量を使うポイントである。

主人公は一葉の体と心に擦りこんだ既視感で、一葉を和奏の身代わりにさせる。
そして真実を和奏に告げる。
お前は箱を開けるのに必要だ。だから一葉を身代わりにさせた、と。

「今の名波は……私の知ってる名波じゃない」
「名波……あなた、おかしいわ。ちょっと気が変よ」


ぼっち設定な和奏にとっては、昔馴染みな主人公は、それでも大切な存在だったんだろう。
それが自分の知らないところに行こうとしている。
知らない存在になってしまおうとしている。

「…………名波が、名波の戦いをするなら」
「私は……名波を取り戻す戦いをする。決めたから」
「この箱を開いて、私の知ってる名波を取り戻すから」


そう決意して箱を開けた和奏は、しかしその中身を見て取り乱す。
サキにとってのトランプのように、和奏もまたそれを見ることで記憶を取り戻したのだった。

サキが咲だったときの写真。
二人は表と裏のような存在だった。
咲がいる限りサキは見つけられない。けれど咲を殺してしまえばサキの存在自体を消してしまう。
そんなメビウスの輪だかウロボロスの蛇だかのような二律背反に主人公がはまってしまえば、永遠に出てこられなくなってしまう。

「もう……やめよう、名波」
「名波が本当に名波じゃなくなっちゃうから……やめよう?」


だから、和奏は頑なに写真を見せることを拒んだ。
けれど、主人公はそんな和奏を殺し、写真を見る。
その先にサキがいる事象は存在しない。
戻った事象で、記憶を引き継いでいた和奏は言うのだった。

「名波っ……ここで待ってるからっ……」
「きっと元通りの……昔馴染みの幼馴染みで……」
「私の友達の名波行人が、ここに来てくれるのを待ってるから」


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ヤンデレに転向しかかる和奏ちゃんはなかなかかわいかった。
自分の殺された感覚を思い出してしまうのはキツそうだよね。

しかし、主人公もだいぶ病んでいたな。
階段から突き落として殺す必要はなかったんじゃないのか?
腹パンかなにかで沈めてしまえばそれで済んだような……。
まぁ血まみれの和奏のCGはとてもよかったんだけどさ。
今のところ血まみれが実装されているのは和奏だけなんだなぁ。

和奏は主人公のことが好きだったんだろうか?
そして、主人公はサキのことが好きなんだろうか?
このゲームはそういう恋愛要素がかなり薄い気がするのだよなぁ。
18禁のエロゲーにしなくてもよかったような気がするよ。
Hシーンもあんまり萌えないしね。
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