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未来日記 25、26話+まとめ

--- 25話 リセット ---

三周目世界での、雪輝とみねね対由乃とムルムルのバトル。
雪輝を殺そうとする由乃の使う未来日記の内容が切なすぎる。きつい。

「ユッキー! なんで邪魔をするの!?」
――愛しているからだ!
「私、わかっちゃった……。そうよね、当たり前よね。どうして気付かなかったのかしら」
「私もだよ」「私も愛してるよ、ユッキー!」


雪輝は由乃の日記を奪うことで交渉の材料にしようとしていた。
けれど、やはり一対一なら由乃のほうが強い。
そして、やはり愛する人を殺すことはできなかった。

「ユッキー、私たち、別れましょ」「やっぱり、はっきりさせなくちゃ」
「私はあなたをここに閉じ込めて、新しい三周目世界のユッキーに逢いに行くわ」
――何言ってんだよ。それで僕を捨てるのか。
――それでまた、狂ったように人を殺して、それでまた、命まで懸ける気かよ!
「お願い……言わせないで……」
「私は依存できる人間なら誰でも良かった。あなただって守ってくれる人間なら誰でも良かったはずよ?」


由乃っちはキチガイなんかじゃない。ちゃんと自分をわかっている。
今までもわかった上でずっとヤンデレをやってきたんだ。
しかしまぁそれでよく本当に気が狂わずにやってこれたものだよなぁ。
ひょっとして、これが愛の力なのか?

由乃は雪輝を夢の世界に閉じ込め、ムルムルの封印を解いてみねねを倒す。
残るは三周目世界の由乃だけ。

--- 26話 初期化 ---

最終話。
雪輝と由乃の本当に大切なもの。

因果律の狂っていく三周目世界。
両親と分かり合うことができた三周目の自分。居場所を手に入れた自分。
けれど、その幸せを否定してでも、守りたい本当の自分の気持ちは。

夢で逢った好きな女の子。いつも一緒にいてくれた女の子。
その、失った夢よりも大事な、その子は。

「私はユッキーが好き。ユッキーが大好き。ユッキーを愛してる。例え死んでも!」
――由乃。救いに来たんだ、君を。

――このまま僕を刺すんだ。もうわかったろ。由乃の居場所はここじゃない。
――だからさ。僕が死んで、僕が君の居場所を作る。
「私はここに残る。言ったでしょ? 刺せないよ……」
「ね、キスして。ユッキー……」


由乃っちが可愛すぎて生きるのが辛い。
なんでこの子はこんなに躊躇なく守りたいものを守れるんだろう。
キスシーンは本当に泣きそうだった。きつい。

因果律の変動でサバイバルゲーム自体が行われなくなった。
変わる未来、続く未来。ある種ハッピーエンドか。
エンディング後に神になった雪輝の日記に「由乃が会いに来た」と出ていたけれど、これはどういうことなのだろう。OVAでも作ったりするのだろうか?

--- まとめ ---

シナリオ面白い。人の死に方がリアル。女の子が可愛い。
なかなかの秀作だった。★4評価です。

基本ヘタレな雪輝に由乃っちが惚れる理由がよくわからなかったが、それもちゃんと伏線になっていた。素晴らしい。
2クール26話という尺をきちんと使い切ってきたね。

強いて欠点を挙げるなら、神デウスの存在感と、みねねのゴスロリが最初しか見られなかった点。
神様とムルムルの行動原理の説明がやや薄かった。
みねねのゴスロリはとても良いものだったんだけどなぁ。なんでもう一度やってくれなかったんだ。

1期のOPEDはとても良い。
オープニングに関しては、もしランキングを作るなら相当な上位に食い込む完成度だ。

そして何より、ヒロイン我妻由乃が可愛すぎる。どうしよう。
ヤンデレの魅力。それは一途な想いを持つところだ。
人はバランスを取りながら生きる。いくら大切なものでも、そのためだけに全てを犠牲にする覚悟は持てない。どこかでブレーキをかけ、二番目や三番目に大切なものとの折り合いを付ける。

由乃にはそのブレーキがない。自分に大切なものはたったひとつだけ。それ以外は何もいらない。
その思い切りの良さがもたらす行動を、人は「狂っている」と言う。

私はそうは思わない。
本当に大切なもののため、全てを無くすことも厭わずに追い続ける。
それは正しい生き方だ。人とは本来そうあるべきだ。
そうやって手に入れたものこそが本物の宝物であり、何にも代えがたい美しい輝きを放つのだ。
我妻由乃は、私にとって、誰よりも正しい生き方を貫いた美しいヒロインなのだ。

ま、実際にあんな子に慕われたら厄介どころの騒ぎではないのだろうけれど、そのあたりはこのブログのタイトルでもみて納得していただきたい。
ということで、由乃っちは私の二次元ヒロインランキングに堂々ランクインだね!
これを期にヤンデレヒロインがもっとメジャーになるといいなぁ。
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未来日記

未来日記 21~24話

--- 21話 暗証番号 ---

1st天野雪輝と9th雨流みねねが協力して11thジョン・バックスを倒そうとする話。
と言えば聞こえは良いが、9thは1stが西島を見殺しにしたと思っているので、そんなに円満な協力関係じゃない。
9thにとっても11thを倒すのが至上命題なので、仕方なく協力している。

――僕は神になって、父さんと母さんを……。
「だから教えてやる! お前の夢は叶わねぇ! 叶わねぇんだ!」
「甘えんな! みんな不幸と折り合い付けて生きてんだ!」


11thは金庫の中に籠城してしまい、開ける術はなくなってしまう。
雪輝に11thを殺すことはできないと判断したみねねは、1stを殺して西島の仇を取ろうとする。

両親を亡くしたのは雪輝もみねねも同じ。
みねねはその現実を受け入れてここまで戦ってきた。
しかし雪輝は神になろうとしてまで、その現実を受け入れようとはしなかった。
その純粋さは、みねねにとっては過去の自分がなくしてしまったものだった。
「あたしはお前が好きだよ。お前の姿、無様すぎてあたしを見てるようだよ」

だからみねねには過去の自分を殺すことはできなかった。
そして自分の命と引換えに金庫の扉をこじ開け、失ったものを取り戻そうとする1stに後を託す。
「あぁ、そうか。あたしも救われたかったんだ……」

このシーンには思わずほろりときてしまった。
切ない、けれど温かい。こんな風に死ねたら幸せだろうなぁと思ってしまったね!

今話は2nd我妻由乃の作画がやや怪しかった。
日本刀を振り回して殺戮兵器と化していたのはめっちゃ格好良かったのだけれど、反りが足りなかったね。

網膜認証で金庫を開けて11thを殺せたということは、結局由乃はホンモノなのだろうか。
そして由乃っちはあんなにおっぱいがぷるんとした女の子だったっけ。ううむ。

ところで、世界が崩壊し始めたけど大丈夫なの?これ。
秋瀬或はどこへ行こうとしているのかな。

--- 22話 切断 ---

秋瀬或と我妻由乃という存在について。

秋瀬は神デウスの造った観測者だったらしい。
秋瀬の行動は全て神の意志であり、そこに自我はなく、観測者としての役目はもはや終わった。
神に消されようとする秋瀬は、しかし最後に自分の意思を持つ。
8thの力を借りて「未来日記所有者を観測する」日記所有者となった秋瀬は、雪輝を助けようとする。

残った日記所有者は、1st天野雪輝と2nd我妻由乃と8th上下かまどのみ。
雪輝と由乃は秋瀬たちが拘束している8thを殺し、そして雪輝が由乃を殺し、雪輝が神となって今まで死んだ人たちを生き返らせようとしていた。

――もし秋瀬や日向たちが裏切ったら?
その問いに、雪輝は答えられない。由乃は迷わず殺りに行く。
しかし秋瀬の日記に由乃は負ける。

「神になったって人は生き返らないんや!」
――嘘だ……。
  「騙されちゃだめだよ! そいつら全員ユッキーを裏切る気だから!」
――日向……。僕を騙したな!
「あなたは臆病者よ! 正しいのは私たちで、嘘を吐いているのは我妻由乃!」
「日向の声はあなたに届いてた! だけどそれを認めるのが怖いんだわ!」
「やりたい放題やっといて泣くんじゃねぇ! テメェに泣く権利なんかねぇんだよ」


このくだりはとても良かった。
やっぱり由乃っちはこうじゃなくちゃね!

由乃は雪輝を使って神になろうとしている。秋瀬はそう言う。
未来日記がふたつあるということは、由乃は双子だった、のか? いまいち良くわからない。
少なくともこのゲームが始まったときに生きていないと日記所有者にはなれないよね。
だから庭の白骨死体は本来の我妻由乃で、今の由乃は双子かな?とか思ったんだけど、それじゃ未来日記がふたつある理由がつかない。

書いていて思いついた。
未来日記はひとつしかなく、秋瀬が本物の未来日記を壊したと同時に日記の持ち主の由乃は死んだ。
そして今秋瀬と雪輝の目の前にいる由乃は、偽物の由乃だ。これでどうだ?
……それじゃあ何のために偽物の由乃は雪輝を神にしようとするんだ? もうよくわからん。

--- 23話 契約不履行 ---

世界の終わりと我妻由乃について。

なんとまぁ、ループものだったんだね。それには思い至らなかった。
一周目で雪輝と生き残った由乃は、雪輝と心中するふりをして神となった。
しかし死んだ人は生き返らせられなかった。だから時間を巻き戻して二周目に突入した。
巻き戻すと我妻由乃はふたりになる。だからオリジナルを殺した。
その死体が庭に埋められていた白骨で、ふたつめの未来日記はオリジナルの由乃のものだった。
……持ち主が死んでも日記は使えるのか? 同じ我妻由乃だから構わないのか?

さて、由乃は何を目指して二周目に来たのだろう。
二周目なのがばれた途端に雪輝を殺そうとしたから、今回も神になるつもりだったようだけど。

--- 24話 検索中 ---

由乃の求めるものと、雪輝の求めるもの。

由乃は三周目で再び雪輝と会うためだけに神になろうとしていた。
彼女も本当はこんなことをしたくはないのだろう。
しかし自分を殺してくれると約束してくれたはずの雪輝は、その約束を守ろうとせずに心中を提案する。
「だったら、私がユッキーを殺してもいいじゃない」
――由乃、お前狂ってるぞ!
「狂ってるのは、私とユッキーが結ばれないこの世界の方だよ!!」


由乃に殺されそうになり雪輝は気付く。
由乃が持っているのは、人はそれを狂気と呼ぶけれど、本当は純粋さまでをも塗り替えるほどの強い愛なのだと。

そして、殺されかけた雪輝を雨流みねねが救う超展開。
みねねは神デウスから知識と力の半分を譲り渡されていたらしい。ふぅむ。

そして舞台は二年前、三周目に突入。
由乃はこの世界の由乃と前の世界の雪輝を殺し、再びこの世界の雪輝と一緒になろうとする。

こんなに面倒な展開になってしまったのは、雪輝が結局ヘタレなせいだ。
あんなに可愛い女の子が殺して?ってお願いされたら、普通は殺すだろう。誰だってそうする。私だってそうする。そうしなかった雪輝は殺されても仕方がない。殺せないなら殺されるしかない。普通はそういうものだ。
雪輝は殺したくないし殺されたくない。そんな都合の良い話があるものか。
けれど、そういう無い物ねだりをしないと、物語の主人公にはなれないのだろうか?
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未来日記

Another 11、12話+まとめ

--- 11話 Makeup <惨劇> ---

  「死者がいなくなれば、こんな悲しいことも止まるはずよね」

「死者を死に帰せ!」「死者は見崎鳴だ!」
疑心暗鬼で連鎖する災厄。

勅使河原は風見が死者じゃないかと疑い、口論の末にベランダから突き落としてしまう。
しかし風見は忘れられていなかった。風見が死者じゃなかったのか、あるいは死んでいなかったのか。
それと同時に食堂で火災が発生、中で管理人が死んでいて、食堂の前ではクラスメイトが刺されていた。

杉浦は小学校の同級生だったミサキを鳴だと思い込み、鳴を死者だと断定。
テープを館内放送で流し、鳴を殺すように煽る。

死者がわかっているのは鳴だけ。
彼女はこの惨劇を止めるべく、自分が死者を殺すことを決断する。

やたらめったら人が死にまくる回だった。最低でも4人か。
管理人夫妻がトチ狂ってるのはどうしたことだろう。
26年前のミサキの両親だとかいうオチだろうか。

今回は小椋が輝いていたね!
腹パンされてるとこは5回くらいリピートしてしまったよ。
もう少し可愛く喘いでほしかったけど、それを言うのは贅沢かな。
なんだか死に方も斬新だった。可愛かった。

テレビ版は全体的に画面が暗すぎた。BD版はもっと鮮やかなことになりそうだな。期待

--- 12話 Stand by oneself <死者> ---

  「これで、終わったんだよね」

止まらない災厄と、自分の手で死者を死に帰そうとする鳴。

死者は叔母であり副担任である怜子さんだったのか。
今まで影が薄すぎたせいか、全くの想定外だった。11話で死んだかと思ったし。
というか、叔母が副担任なのを忘れていた。

1年半前に怜子さんは現象により死んでいて、その葬式に参加するために恒一は夜見山に帰ってきていた。
そして、その時に赤沢に空き缶をぶつけられる。
赤沢はそこからずっと恒一のことが気になっていたらしいな。
しかし、恒一は死者である怜子さんに関する記憶を改竄されていたので、覚えていなかった。
ちょっと切ない話だ。

--- まとめ ---

サイコホラーとしてのシナリオはぼちぼち。
P.A.Worksの作画力でリアルに人を殺していく画面はとても素晴らしい。
こういうのって一体何を参考資料にして描いているんだろうね? 少し気になる。

起こるイベントは面白いし、登場人物も魅力的なのだけれど、ややメッセージ性に欠けている気がした。
恒一は鳴に代わって自らの手で叔母を手に掛けて災厄を止めたけれど、そのことが恒一を、そして鳴をどう変えたのだろう。
その記憶は消えてしまうから、何も変わらないということなのだろうか。

私のお気に入りは、兄を失って気付く小椋由美の兄妹愛のエピソードかな。
赤沢泉美の恋心も悪くはなかったけど、もう少し印象的に伏線を張って欲しかった。
後は恒一の母親と叔母に対する想いなんかもそうか。

もう少し尺が長ければ、そのあたりもきちんとカバーできていたのだろう。
少し惜しい作品だった。★3評価です。
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